京都市内でも長年安定した人気を持つ京都女子大学附属小学校ですが、その一方で「倍率はそれほど高くないのに難しい」「併願校として受けたが、思った結果にならなかった」といった声が毎年一定数聞かれます。
京都女子大学附属小学校は、なぜ倍率の数字以上に難易度が高く感じるのでしょうか。本記事では、幼稚園からの内部進学事情や併願校としての位置づけも踏まえ、京都で多数の合格実績を持つプロが詳しく解説していきます。
【京都女子大学附属小学校】倍率は低い?
京都女子大学附属小学校の倍率は公式には非公表とされていますが、これまでの傾向からみておおよそ1.5倍前後と言われています。
ただし、この倍率はあくまで表面上の数字です。実際には、幼稚園からの内部進学者数や、その年の併願の動向によって、外部受験生が感じる倍率や難易度は大きく変わります。
実際に「今年は入りやすい」と言われていても「例年以上に難しかった」という結果になる事も珍しくありません。数字以上に難しいと言われる背景についてみていきましょう。
幼稚園からの内部進学が前提にある
京都女子大学附属小学校の募集人数は60名。その数には附属幼稚園からの内部進学者数も含まれます。
小学校への内部進学を見据えて入園されているご家庭も多く、年度によっては募集人数の相当数を幼稚園からの内部進学者が占める、というケースも見られます。
その結果、外部受験生が実際に競う枠は数字上の募集人数よりも少なくなります。
内部進学は日頃の園生活の様子も評価の基準となります。無条件ではないものの、外部受験とは性質の異なる選考である事は事実です。
併願校としての位置づけ
京都女子大学附属小学校は、併願校として選ばれる事が多い学校です。しかし「併願=安全校」というわけではありません。
“国立附属志望”や“洛南志望”といった、受験に向けてしっかりと準備してきている層が併願で受験するケースが多く、最難関校と比べると一見倍率が低いように見えても、受験者全体のレベルは決して低くはありません。
「十分な対策をしてきたのに通らなかった」と、倍率以上に難しく感じるのはそのためです。
学力だけで押し切れる学校ではない
京都女子大学附属小学校は、「お勉強ができる」事よりも、振る舞いや品格、人間性を最も重要視されている学校です。
そのため、幼児教室や塾に通い、ペーパー対策をしっかりと準備していても、学校の教育理念の理解が浅いと判断された場合、不合格となる事は十分にあり得るのです。
実際に、ペーパーテストでは十分な力があると評価されていたお子さまでも、指示を最後まで聞かずに動いてしまい、結果に結びつかなかったというケースもありました。
このように「できるかどうか」以上に「どのように取り組むか」が重視されているという事を意識しておく必要があるでしょう。
【京都女子大学附属小学校】合格を勝ち取るために
京都女子大学附属小学校は、先ほども申し上げた通り、勉強が出来ればよい、という学校ではありません。
求められているのは特別目立つお子さまというよりも、集団の中で安定して過ごせるお子さまです。
「点数」よりも「聞く姿勢」
ペーパーテストの結果よりも、説明を聞くことができているか、指示を守れているか、落ち着いて取り組む事が出来ているか、が、評価に大きく直結します。
例えば問題用紙が配られた際に、じっくり問題を読んで見直しができているか、というところもポイントとして見られています。
「リーダーシップ」よりも「安定感」
京都女子大学附属小学校の行動観察では、リーダーシップをとって積極的な子が必ずしも高く評価されるとは限りません。
積極性そのものは決して悪いものではありませんが、それ以上に重視されているのが、周囲の様子を見て行動できる力です。
ルールを守り、友達と穏やかに関わりながら、集団の中で過ごすことができるかどうか。そういった観察力と安定的な行動を取れる子の方が高く評価される傾向にあります。
「できる子」よりも「崩れない子」
京都女子大学附属小学校の入試で大切なのは、完璧にこなす事や失敗をしない事ではありません。
失敗をしても切り替えられる、集団の中で普段通り落ち着いていられる、といった本番で崩れない力が重要となります。
こうした力は、入学後も同校の生徒として崩れることなく安定した学校生活を送れる、という事に繋がる。という学校の考えの表れといえます。
これらの事は全て、塾に通って対策を取ったからといってすぐに身につく力ではありません。
京都女子大学附属小学校の教育理念を理解した上で、ご家庭においても、日々の挨拶や話を聞く姿勢、基本的な生活習慣の丁寧な積み重ねが合格への鍵となるでしょう。
【京都女子大学附属小学校】まとめ|倍率の数字だけでは判断できない学校
京都女子大学附属小学校の倍率は、公式には公表されていませんが、幼稚園からの内部進学制度、併願の動向、京都女子大学附属小学校独自の対策が必須、などの理由から「難易度がその年によって変わりやすい」学校です。
単に「倍率が低いから対策は軽めでいい」「併願だから何とかなる」と考えてしまうと、思わぬ結果になるでしょう。
数字にとらわれず、京都女子大学附属小学校ならではの見られ方を理解した上での準備が必要です。
「具体的にどのように対策すれば良いか分からない」「今の準備で大丈夫か不安」という方は、どうかおひとりで悩まず私にご相談下さいね。
京都女子大学附属小学校に特化したオーダーメイド願書作成や、面接レッスンなど一緒に進めて参りましょう。
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