成蹊小学校について、詳しく教えていただけますか?
成蹊小学校の校章には、創立以来の教育理念や学園全体の精神が込められています。
また、果物が描かれた珍しいデザインであるため、
「成蹊小学校の校章はどんなデザイン?」
「なぜ桃と葉がモチーフなの?」
と気になる方も多くいらっしゃいます。
この記事では、小学校受験を控えるご家庭向けに、校章のデザインや意味、学園内での使われ方をわかりやすく解説します。
成蹊小学校の受験を検討している方や、入学予定の方はぜひ参考にしてください。
大切なのは、以下の3点です。
・校章デザインの特徴と歴史
・校章デザインの意味
・校章が使用されているもの
成蹊小学校の個別相談、家庭学習サポート、願書作成、面接対策を行う筆者が詳しく解説していきます。
成蹊小学校を受験される方は、ぜひ参考にしてくださいね!
【成蹊小学校】校章デザインの特徴と歴史
成蹊小学校の校章は、桃の実から葉が左右に伸びた形をしており、中心に「成蹊」の文字が刻まれています。
シンプルでありながらも品格を大切にしており、目に留まりやすいデザインです。校名も記載されているため、成蹊学園の生徒であると一目で分かるようになっています。
昔のデザインとの違い
成蹊小学校の校章は、設立当時から少し形が変わりましたが、モチーフである桃の実や葉の伸び方などに変化はなく、原型はそのままです。
また、創立時には校章に「成蹊」の文字はありませんでしたが、現代では「成蹊」の文字が刻印されています。
時代とともにやや変化はあるものの、成蹊学園創立時の思いが校章を通して受け継がれています。
【成蹊小学校】校章デザインの意味
校章には、学園の建学精神である「桃李不言 下自成蹊(とうりふげん かじせいけい)」の思想が込められています。
「桃李不言 下自成蹊」とは、中国の歴史家である司馬遷が「李将軍列伝」にて引用したことわざです。
桃や李は何も語ることはないが、良い香りや美しい花や果実を求めて自ずと人が集まり、自然と小道ができると訳されます。
これは「徳のある人のもとには自然と人が集まり、道ができる」という意味があります。
成蹊小学校の校章に桃をモチーフとして取り入れているのは、この理念を日々の学校生活の中で児童や先生が自然と意識できるようにするためです。
【成蹊小学校】校章が使用されているもの
校章が使用されている学用品をみていきましょう。
- 制服
- 制帽
- 靴下
- ランドセル
- 筆箱
入学後はこれらの校章入りの学用品を購入する必要があります。
日常的に校章入りの学用品を身に付けたり使用したりすることで、子どもたちは自然と「自分は成蹊の一員である」という誇りを持つようになります。
【成蹊小学校】校章に重なる建学の精神と学校の歩み
校章のかたちだけを覚えても、面接や願書では深まりません。公式サイトの沿革ページを読むと、校章が背負っている時間の長さが見えてきます。
創立者は中村春二です。公式サイトによると、1906年に学生塾を開き、1907年にその塾を「成蹊園」と名づけました。1912年に成蹊実務学校を創立し、このときから今も朝の時間に受け継がれている「凝念」が始まっています。
小学校が開校したのは1915年です。同じ年に第1回の「夏の学校」が実施されており、宿泊行事が創立当初からの営みであることが分かります。1924年に池袋から吉祥寺へ校地を移し、1927年に校歌が制定されました。
その後も、1964年に5・6年生で教科担任制が始まり、あわせて「国際特別学級」が開設されています。2002年には全学年で「英語科」と「こみち科」が実施され、2015年に小学校創立100周年を迎えました。2019年には学園がユネスコスクールに認定されています。
成蹊小学校が掲げる教育目標は「自立・連帯・創造」の3つです。校章を語るときは、デザインの意味だけでなく、この3つの言葉と、100年を超えて続いてきた歩みをあわせて理解しておくと、志望理由に厚みが出ます。
【成蹊小学校】校章に出会う学校生活の場面
校章は、入学後の毎日のなかで自然と目に入るものです。公式サイトの「制服」ページでは、歴史と伝統を感じる制服とあわせて校章入りの小物を用意していると説明されています。
服装の使い分けも公式サイトに書かれています。登下校時と式典では制服を着用し、校内では校内着に着替え、体育の時間は体育着で活動します。校章を身につけて登校し、校内では動きやすい服に着替えるという流れです。
校章のもとで過ごす1日の時程も公開されています。7時30分から登校が始まり、8時25分の朝の時間に凝念で心身をリセットします。12時15分から13時15分が給食と昼休み、13時15分から13時35分が昼清掃で、下校は16時30分です(1年生は下校時刻が異なる場合があります)。
学校生活の場も充実しています。公式サイトの施設紹介によると、小学校本館には約3万冊の蔵書があり6教室分の広さをもつ図書室と、可動式実験台を備えた理科実験室があります。体育館は1階がアリーナ、地下1階が温水プールです。ほかにトンネル山グラウンド、ポプラグラウンド、ビオトープ、全学年が集って食事をともにする給食室、1〜3年生の畑と4〜6年生の小学校園芸場があります。
学校を見学される際は、校章そのものだけでなく、こうした場所で校章を身につけた子どもたちがどう過ごしているかを見ておかれるとよいでしょう。
【成蹊小学校】校章についてよくある質問
校章の由来は面接で聞かれますか
公式サイトには、面接で校章について問われるという記載はありません。ただし、校章のもとになっている建学の精神や「自立・連帯・創造」という教育目標は、志望理由を語るうえで欠かせない土台になります。丸暗記ではなく、ご家庭の考えと結びつけて話せるように準備しておかれると安心です。
校章入りの持ち物は入学時にそろえるのですか
公式サイトの「制服」ページには、歴史と伝統を感じる制服や校章入りの小物を用意しているという説明があります。ただし品目や価格までは公表されていません。制服代や小物の費用を見積もりたい場合は、学校説明会や入学手続の場でご確認ください。
入学試験の日に校章のついた服を着ていってもよいですか
入学試験Q&Aには、選考当日の服装について「運動しやすい服装でお願いします」と書かれています。あわせて、外から見えるところに氏名や幼稚園のマークを付けないでくださいと案内されています。靴も走ったり跳んだりしても支障のない運動靴が求められています。在籍している園の記章なども含め、目立つ印は避けるのが無難です。
校章の歴史をもっと知る方法はありますか
公式サイトには沿革、校名の由来、創立100周年の各ページが用意されています。また、2026年度は5月9日(土)に第1回学校説明会、6月11日(木)にオープンスクール、10月10日(土)・11日(日)に文化祭、9月5日(土)に第2回学校説明会が予定されています。実際に足を運び、校舎や掲示のなかで校章がどう使われているかを見るのがいちばん確かです。
校章と校歌はいつからあるのですか
公式サイトの沿革によると、校歌が制定されたのは1927年(昭和2年)です。小学校の開校が1915年ですから、開校から12年後ということになります。校章とあわせて、校歌もまた長い年月をかけて歌い継がれてきたものです。学校説明会や運動会、文化祭などの公開行事では校歌に触れる場面もありますので、お子さまと一緒に耳を傾けてみてください。
【成蹊小学校】校章まとめ
成蹊小学校の校章は、建学の精神や創立者の思いを象徴するシンボルです。「静かな徳が人を惹きつけ、道ができる」という成蹊学園の信念が伝わる校章となっています。
校章に込められた思いを知っておくと、入学後の学校生活をより深く理解する手がかりとなります。成蹊小学校を受験される方は、校章をよく観察してみるとよいでしょう。
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