ママ
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志望している園にプレ保育があるようです。参加したほうが受験に有利なのでしょうか。いくつも通うべきか、選び方も分かりません。
うみ塾長
うみ塾長
プレ保育や未就園児クラスについては、毎年とても多くご質問をいただきます。参加すれば必ず有利になる、というものではありませんが、上手に活用すればお子さまにもご家庭にも大きな意味があります。元面接官の私の考えをお伝えします。

幼稚園の中には、入園前のお子さまを対象にした「プレ保育」や「未就園児クラス」を開いている園があります。週に1回程度の親子参加型のものから、お子さまだけで過ごす時間がある本格的なものまで、形はさまざまです。園庭開放や親子で参加できる行事を行っている園もあります。

2歳前後のお子さまがいるご家庭では、「どの園のプレに通うか」が最初の大きな選択になることも多いでしょう。この記事では、プレ保育・未就園児クラスの種類と選び方、そして受験との関係について、面接官としての経験をもとに整理しました。2歳からの準備の全体像は2歳から始める幼稚園受験の準備もあわせてご覧ください。

お子さまの年齢に合わせた準備に迷ったら

元幼稚園受験面接官のうみ塾長が、お子さまの今の様子とご家庭の状況をうかがいながら、受験までの準備の進め方を一緒に整理します。

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プレ保育・未就園児クラスとは

一般に「プレ保育」は、入園前の年齢のお子さまが、幼稚園の先生のもとで園の生活を体験するクラスを指すことが多く、「未就園児クラス」は、親子で参加して遊びや手遊びを楽しむ場を指すことが多いようです。ただし、呼び方や内容は園によって本当にさまざまです。

対象年齢、回数、親子同伴かどうか、申し込みの方法と時期、費用などは、必ず各園の公式サイトや案内で確認してください。人気のある園では、申し込みが早い時期に締め切られることもあります。

主な種類と特徴を比べる

種類 よくある形 向いているご家庭
親子参加型の未就園児クラス 月に数回、親子で遊びや手遊び 初めて集団に触れる1〜2歳
子どもだけのプレ保育 週1〜数回、先生と子どもだけで過ごす 親と離れる経験を積みたい2歳
園庭開放・体験会 不定期、園庭や園舎で自由に遊ぶ 園の雰囲気を知りたい
公開行事 運動会・作品展などを見学 在園児の様子を見たい

上の表はあくまで一般的な例です。実際の内容は園によって異なりますので、志望園や通える範囲の園が何を行っているかを、まず公式サイトで確かめましょう。

参加すると受験に有利?元面接官の考え

これは多くの方が気になるところだと思います。私の考えをはっきりお伝えすると、プレ保育に参加したかどうかだけで合否が決まることはない、と考えています。プレ保育と選考の関係についての考え方は園によって異なりますので、気になる場合は説明会などで園の案内を確かめるのが確実です。

ただ、面接官として感じていたのは、プレ保育で園に慣れているお子さまは、考査の日も比較的落ち着いて過ごせることが多い、ということです。知っている場所、見たことのある先生がいるという安心感は、2歳のお子さまにとってとても大きいものです。また、ご両親も園の方針を肌で感じているので、面接での志望理由に具体性が出ます。有利かどうかより、「お子さまとご家庭が園を知る機会」として参加するのがよいと私は思います。

プレ保育を選ぶときの5つのポイント

  1. 通い続けられる距離と時間帯か
  2. 親子同伴か、子どもだけで過ごす時間があるか
  3. お子さまの今の様子に合った内容か
  4. 志望園の教育方針を感じられる内容か
  5. 申し込みの時期と方法、費用はどうか

特に大切なのは、通い続けられるかどうかです。遠くの園に無理をして通い、毎回お子さまが疲れてしまうのでは本末転倒です。日々の生活のリズムを崩さない範囲で選ぶことをおすすめします。

いくつ通えばよい?掛け持ちの考え方

複数の園のプレ保育を掛け持ちするご家庭もあります。志望園が定まっていない時期には、いくつかの園を比べる意味があるでしょう。ただ、私の考えでは、2歳のお子さまにとっては、場所や先生がころころ変わるより、一つの場所でじっくり慣れていく経験のほうが大切です。

目安としては、定期的に通うクラスは1〜2か所にとどめ、ほかの園は体験会や公開行事で雰囲気を知る、という組み合わせが無理がないと思います。

また、掛け持ちが増えると、親の送迎や準備の負担も大きくなります。親に余裕がなくなると、その焦りはお子さまにも伝わります。家族全員が無理なく続けられるかどうかも、大切な判断の基準にしてください。

参加したときに親が見ておきたいこと

プレ保育は、園を知るための貴重な機会です。お子さまの様子だけでなく、次のような点も見ておくと、志望園選びに役立ちます。

  • 先生が子どもにどんな言葉をかけているか
  • 泣いている子にどう寄り添っているか
  • 園舎や園庭の使い方、季節の取り入れ方
  • 在園児や保護者の雰囲気

感じたことは、その日のうちに夫婦で話してメモに残しておきましょう。願書や面接で「なぜこの園なのか」を伝えるとき、借りものではないご家庭の言葉になります。

お子さまがその日どんな遊びに夢中になったかも、書き留めておくとよい記録になります。

プレ保育で気をつけたい親のふるまい

プレ保育の場では、先生方も保護者の様子を自然と目にしています。それが選考にどう関わるかは園によって違いますが、私の考えでは、特別に意識する必要はなく、普段通りの丁寧なふるまいで十分です。

例えば、先生や他の保護者に自分からあいさつをする、時間を守る、持ち物に名前を書いておく、といった基本的なことです。こうした一つひとつは、お子さまが毎日見ている親の姿そのものでもあります。親が丁寧に人と関わる姿を見て育ったお子さまは、考査の場でも自然とあいさつができるものだと私は感じていました。

気をつけたいのは、わが子を周りと比べて叱ってしまうことや、他の保護者と園のうわさ話に夢中になってしまうことです。お子さまが泣いたり、遊びに入れなかったりしても、焦らずに見守る姿勢を大切にしてください。

プレ保育に通えない場合はどうする?

お住まいの地域やお仕事の都合で、プレ保育に通えないご家庭もあります。それでも心配はいりません。児童館や子育て支援センター、一時保育、地域の親子サークルなど、集団の中で過ごす経験を積める場はたくさんあります。

大切なのは、親以外の大人や同年代の子どもと関わる経験と、親と少し離れて過ごす経験です。また、家庭の中での生活習慣の自立(生活習慣の自立の記事)や、手先の遊び(巧緻性の記事)も、プレ保育と同じくらい大切な準備です。

プレ保育と受験スケジュールの関係

プレ保育の募集は、受験の前年度、つまりお子さまが1歳から2歳になるころに行われることが多いようです。気づいたときには定員に達していた、ということがないよう、気になる園の公式サイトは早めに確認しておきましょう。

受験までの1年の流れは1年間スケジュールの記事で、園選びの情報の集め方は1歳から考える幼稚園受験でまとめています。園ごとのプレ保育の情報は、世田谷区の幼稚園受験ガイドや東京都の幼稚園 人気ランキング(23区・23区外)から各園の記事をたどることもできます。

【LINE登録プレゼント】2歳からの幼稚園受験 準備チェックリスト60

元面接官のうみ塾長が、首都圏の幼稚園20園以上の過去の入園考査の内容を見直し、実際によく出てくる場面をもとにまとめたチェックリスト(PDF)です。「生活習慣」「手先の遊び」「ことば・お返事」「指示行動・親子遊び」「体を動かす」「親の準備」の6つのテーマ・60項目に、「練習中」「できた」で印をつけながら、今どこにいるかを確かめられます。

※特定の園の考査内容を示すものではありません。

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まとめ

プレ保育・未就園児クラスは、参加しただけで有利になるものではありませんが、お子さまが園に慣れ、ご家庭が園の方針を肌で知るための大切な機会です。通い続けられる距離と内容を選び、掛け持ちしすぎないこと、参加したときに感じたことを夫婦で言葉にしておくことをおすすめします。通えない場合も、身近な場で集団に触れる経験を重ねれば十分に準備はできます。

「志望園のプレ保育に通うべきか」「どの園のクラスを選べばよいか」など、ご家庭だけで判断しにくいときは、うみ塾長の個別相談で、お子さまの今の様子をうかがいながら一緒に整理します。受験まで伴走する家庭対策サポートもご用意しており、家庭対策サポートの合格率95%(2024年度)は、ご家庭が早めに準備の方向を決めて積み重ねてくださった結果だと私は考えています。