ホライゾンジャパン幼児部(横浜)の特徴と入学の流れ|受験家庭の準備
ホライゾン ジャパン インターナショナルスクール(Horizon Japan International School、以下HJIS)は、横浜駅から歩いて通える場所にあるインターナショナルスクールです。3歳から入れる幼児の課程があり、横浜でインターナショナル幼稚園を探しているご家庭の候補に入ることがあります。
この記事では、前半で公式サイト(英語)を読んで確かめたことをお伝えし、後半で、元面接官としての私の考えをお話しします。事実と私の考えは分けて書いています。内容は2026年10月時点のものです。最新は公式サイトでご確認ください。
HJISとは
公式サイトによると、HJISは2003年に始まった学校で、プリスクールから12年生(高校3年生にあたる学年)までが通います。今の校舎は2019年にできたと書かれています。所在地は横浜市の大野町で、横浜駅から歩いて行けると案内されています。運営する法人の名称は、私が読んだページでは確かめられませんでした。
国際バカロレアについての記載
公式サイトには、HJISは「IB Continuum World School」であると書かれています。国際バカロレア(IB)の課程を、幼児から高校まで続けて学べる学校、という意味です。幼児の課程では、IBの初等教育プログラム(PYP)の幼児向けの部分を使うと説明されています。認定の状況は変わることがありますので、最新は公式サイトでご確認ください。
幼児の課程(EYP)の対象年齢
幼児の課程は「Early Years Programme(EYP)」と呼ばれ、3歳から6歳が対象です。満3歳になるとプリスクールに入れると書かれています。学年の呼び方は、プリスクール、プリキンダー(PreK)、キンダーガーテンです。それぞれが何歳の学年にあたるかは、お子様の誕生月によって変わることがありますので、学校にご確認ください。
幼児の課程の過ごし方と言葉の扱い
公式サイトでは、幼い子どもは人と関わり、遊び、いろいろなことを探究する中でよく学ぶ、という考え方が示されています。イタリアのレッジョ・エミリアの考え方も取り入れていると書かれています。
半日のプログラム
プリスクールとプリキンダーには、半日のプログラムがあります。時間は8時30分から11時45分です。プリスクールは1年を通して、プリキンダーは1学期だけ利用できると書かれています。全日の時間割は、私が読んだページでは確かめられませんでした。
英語と日本語
授業で使う言葉は英語です。英語を学んでいる途中のお子様には、EAL(追加言語としての英語)という支援があります。日本語は、すべての学年で、お子様の力に合わせて教えると書かれています。週に何時間かまでは、確かめられませんでした。
そのほかの案内
- 預かり(Daycare):3歳から6歳を対象に、通常の時間のあとに過ごせる場があります
- スクールバス:横浜とその周辺を走るバスがあります。路線は学校にお尋ねください
- 制服:制服があります
小学部以降との関係
EYPはキンダーガーテンまでで、その先に小学部、中学部、高校が同じ学校の中に続いています。入学の案内には、幼児から高校まで続く学校なので、どの年齢からでも移りやすいように手続きを組んでいる、と書かれています。
キンダーガーテンから小学部に上がるときの手続きや条件は、私が読んだ範囲では確かめられませんでした。そのまま進むことを考えている方は、説明の場でお尋ねください。なお、日本の小学校の受験についての記載は、公式サイトにはありませんでした。
入学までの流れ(Admissions)
公式サイトに載っている流れは、次の5つです。
- 問い合わせ・学校見学(来校のほか、オンラインでも相談できます)
- 入学の条件と空きの確認
- 出願と書類の提出
- 必要に応じて、評価(アセスメント)と面接
- 結果の連絡と入学の手続き
募集は年間を通して行われ、空きがあれば学年の途中でも入れると書かれています。出願から結果まで、ふつうは2週間から6週間ほどとのことです。
幼児については、次のことが書かれています。
- EYPのお子様には、レベルテストはありません。面接はあります
- 保護者の面接があります。学校の考え方と、ご家庭の教育の考え方が合っているかを確かめるためです
- 見られるのは、保護者と離れて過ごせるか、人との関わり方、身のまわりのこと、言葉、手先や体の動きです
- ひとりでトイレに行けることが条件です
- プリスクールとプリキンダーは、英語の力にかかわらず入れます
費用は公式サイトと学校でご確認ください。
受験を考えるご家庭が先に決めておくこと
ここからは私の考えです。インターナショナルスクールの幼児部を考えるご家庭に、一般にお伝えしていることで、HJISがこうだ、というお話ではありません。
そのまま進むのか、日本の小学校を受けるのか
上の学年が続いている学校では、この分かれ道がいちばん大きいです。英語に力を入れている小学校を志望するなら、幼児期の経験は志望理由につながりやすいと私は考えています。そうではない小学校を受けるなら、「なぜインターナショナルスクールに通っていたのに本校なのですか」という問いに、ご夫婦で答えられる必要があります。くわしくは、プリスクールから受験幼稚園へ切り替えるときの準備でお話ししています。
集団での動きと、日本語
探究や遊びを中心にした学びでは、子どもが自分で選んで動く場面が多くなります。並ぶ、座る、待つ、指示を聞いてから動く。行動観察で見られるこうした動きを、どのくらい経験できるかを見学で確かめてください。日本の小学校の考査は日本語です。ご家庭で、日本語で聞いて日本語で答える時間を、毎日つくってください。
平日の夕方と週末の時間
半日のプログラムを選べば、午後は家庭の時間になります。全日で通う場合や、バスで通う場合は、帰宅の時刻を先に確かめてください。そのうえで、平日に何分、週末に何時間使えるかを紙に書き出します。時間のつくり方は、プリスクールに通いながら受験はできる?を参考にしてください。
見学・説明の場で聞く質問
- 全日で通う場合の、登校と下校の時刻を教えてください
- キンダーガーテンから小学部へは、どのような手続きで上がりますか
- 幼児の学年では、日本語の時間は週にどのくらいありますか
- クラス全員で座って話を聞く場面は、1日にどのくらいありますか
- 保護者の面接は、日本語でも受けられますか
ご家庭でできること3つ
- 進む道を話し合う。そのまま上の学年に進むのか、日本の小学校を受けるのかを、ご夫婦で言葉にします。
- 身のまわりのことを練習する。ひとりでトイレに行く、保護者と離れて過ごす。入学の条件であり、受験でも土台になる力です。
- 日本語の時間を毎日つくる。絵本を読み、その日のできごとを日本語で話します。
県内のほかの園は、神奈川・横浜のインターナショナルプリスクールの選び方にまとめています。
プリスクールから受験を考えるご家庭へ
「なぜプリスクールから本園なのか」を、願書と面接でどう伝えるか。並ぶ・座る・待つといった集団での動きを、家庭でどう補うか。長い保育時間の中で、準備の時間をどう作るか。幼稚園受験の元面接官・うみ塾長が、ご家庭ごとに一緒に整理します。
まとめ
HJISは、横浜駅の近くにある、プリスクールから12年生までのインターナショナルスクールです。幼児の課程は3歳から6歳が対象で、半日のプログラムがあること、幼児にはレベルテストがなく、保護者の面接があることが、公式サイトで確認できました。
日本の小学校の受験を考えるご家庭は、進む道、園で経験できる集団での動き、家庭で使える時間の3つを、入学の前に決めておくことが大切だと私は考えています。最新は公式サイトでご確認ください。
「わが家に合った園選びと準備の進め方を知りたい」という方は、うみ塾長の個別相談や、家庭対策サポートをご活用ください。
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