【ズー・フォニックス・アカデミー】プリスクールの特徴と受験家庭の準備
ズー・フォニックス・アカデミー(Zoo-phonics Academy)は、1歳から小学生までを対象にした、英語だけで教えるスクールです。毎日通って長い時間を過ごすコースと、週に1回通うクラスの両方があります。
この記事では、まず公式サイトで確認できたことをお伝えし、そのあとで、元面接官としての私の考えをお話しします。事実と私の考えは、分けて書いています。内容は2026年10月に確認したものです。最新は公式サイトでご確認ください。
ズー・フォニックス・アカデミーとは
公式サイトには、運営会社として株式会社城南進学研究社の名前が載っています。アメリカで生まれたズー・フォニックスという教え方を使い、英語の音と文字のつながりを、動物のキャラクターと体の動きで覚えていくことが特色とされています。
毎日通うコース(保育型)
- インターナショナル・スクール:2歳から6歳。英語だけの環境で長い時間を過ごし、小学校に上がるまで続けて通うコース
- イングリッシュ・プリスクール:2歳から4歳。幼稚園に入る前のお子様を英語で保育し、就園の準備を助けるコース
週に1回通うクラス(通学型)
- ママ&ベビー・クラス:1歳のお子様と保護者が一緒に参加する、週1回の親子クラス
- 幼稚園児クラス:年少から年長。幼稚園や保育園に通うお子様の、レベル別の英語クラス
- 小学生のクラス:小学1年生から6年生。レベル別のクラスのほか、卒業生や帰国したお子様向けのクラスもあります
校舎のある場所
公式サイトの各校舎のアクセスのページで、都内5校の住所を確かめました。
- 自由が丘本校(目黒区自由が丘)
- 表参道校(渋谷区神宮前)
- 南雪谷校(大田区南雪谷)
- 吉祥寺校(武蔵野市吉祥寺本町)
- 芝浦校(港区芝浦)
東京都のほかに、神奈川県に戸塚校、埼玉県に上尾校と南浦和校、千葉県に千葉校、愛知県に名古屋イースト校が、公式サイトに載っています。
気をつけたいのは、校舎によって開いているコースが違うことです。公式サイトのコース案内では、都内でインターナショナル・スクールを開いているのは、自由が丘本校・表参道校・吉祥寺校とされています。南雪谷校と芝浦校の校舎ページには、イングリッシュ・プリスクールを開いていることが書かれています。お近くの校舎にご希望のコースがあるかを、先に確かめてください。
1日の過ごし方と言葉の扱い
毎日通うコースは、外国人の先生が英語だけで進めます。公式サイトの「よくある質問」には、日本語と英語の両方を話すスタッフがいつもいて、保護者と先生のやりとりを手伝うこと、できるかぎり毎日近くの公園へ出かけること、欧米の行事のほかに遠足や授業参観、発表会があることが書かれています。
時間は校舎ごとに違います。たとえば自由が丘本校のページには、2歳から3歳のクラスは週3日から5日、午前だけの3時間と午後までの5時間がある、と載っています。同じページに、認可外保育施設であること、午後6時までの延長保育、宅配のランチがあることも書かれています。吉祥寺校のページには、日本語の読み書きやマナーも学ぶ、とあります。
無償化については、表参道校のページに対象施設の認定を受けているとの記載がありました。対象になるかどうかはご家庭の状況でも変わりますので、園と自治体にご確認ください。
小学校受験の対策を行っているかどうかは、私が公式サイトを読んだかぎりでは、記載が見当たりませんでした。
入園までの流れ
公式サイトの「よくある質問」に載っている流れは、次のとおりです。
- 近くの校舎に資料請求、または無料体験を申し込む
- 体験レッスンを受ける(保護者はクラスの様子を見学する)
- プログラムと規約の説明を受ける
- 入会の手続きをする
毎日通うコースは、4月か9月からの入学がすすめられていますが、空きがあれば学期の途中でも入れるとされています。面接や考査についての記載は、公式サイトにはありませんでした。費用は校舎とコースによって違うと書かれていますので、校舎でご確認ください。
小学校受験を考えるご家庭が先に決めておくこと
ここからは、私の考えです。この園に限らず、プリスクールや英語に力を入れる園を考えるご家庭に、一般にお伝えしていることです。この園がこうだ、というお話ではありません。校舎やクラスによって違いますので、見学で確かめてください。
志望する小学校の方向を決める
プリスクールで過ごした経験は、英語に力を入れている小学校には、志望理由がつながりやすいです。園で育ててきたことの続きをこの小学校で、と話せるからです。
一方、そうではない小学校を志望する場合は、「なぜプリスクールに通っていたのに本校なのですか」という問いに、ご夫婦が答えられる必要があります。園を選んだ理由と、その小学校を選ぶ理由を、ひとつの家庭の方針として話せるかどうか。入園の前に、ここを話し合っておいてください。くわしくは、【幼稚園受験】プリスクールから受験幼稚園へ切り替えるときの準備|志望理由と面接で聞かれることでお話ししています。
集団での動きを、園でどのくらい経験できるか
並ぶ、座る、待つ、指示を聞いてから動く。小学校受験の行動観察では、こうした動きを見られます。園の毎日の中でどのくらい経験できるかを、見学で確かめてください。足りないと感じたら、ご家庭で補います。食事のあいだは座っている、順番を待つ、言われたことを最後まで聞いてから動く。どれも、暮らしの中でできることです。
平日の夕方と週末の時間を書き出す
毎日通うコースで午後まで過ごす場合も、幼稚園のあとに週1回のクラスへ通う場合も、その日は家庭で受験の準備をする時間が短くなります。降園してから寝るまでに何分あるか、週末にどのくらい使えるかを、先に紙に書き出してください。時間のつくり方は、【幼稚園受験】インターナショナルプリスクールに通いながら受験はできる?家庭で補うことと時間のつくり方を参考にしてください。
見学・体験レッスンで聞く質問
- この校舎で開いているコースと、対象の年齢を教えてください
- 登園と降園の時刻、延長保育の時間を教えてください
- 座って先生の話を聞く時間や、並んで待つ場面は、1日にどのくらいありますか
- 日本語にふれる時間はありますか。あるなら、どのくらいですか
- 小学校受験をするご家庭は、年中・年長の時期をどのように過ごしていますか
ご家庭でできること3つ
- ご夫婦で、小学校の方向を話し合う。英語に力を入れている小学校か、そうではない小学校か。入園の前に、今の考えを言葉にしておきます。
- 見学で、園の1日を確かめる。座る・並ぶ・待つ場面と、日本語の時間がどのくらいあるかを尋ねます。
- 1週間を書き出す。平日の夕方と週末に、家庭で使える時間を紙に書きます。
あわせて読みたい:お受験幼稚園vs インターナショナルプリスクール元面接官が比較
プリスクールから受験を考えるご家庭へ
「なぜプリスクールから本園なのか」を、願書と面接でどう伝えるか。並ぶ・座る・待つといった集団での動きを、家庭でどう補うか。長い保育時間の中で、準備の時間をどう作るか。幼稚園受験の元面接官・うみ塾長が、ご家庭ごとに一緒に整理します。
まとめ
ズー・フォニックス・アカデミーは、城南進学研究社が運営する英語のスクールです。毎日通うコースと週1回のクラスがあり、都内には目黒区・渋谷区・大田区・武蔵野市・港区に校舎があることが、公式サイトで確認できました。開いているコース、時間、費用は校舎ごとに確かめてください。
小学校受験を考えるご家庭は、入園の前に、志望する小学校の方向、園で経験できる集団での動き、家庭で使える時間の3つを決めておくことが大切だと私は考えています。東京のほかの園は、東京のインターナショナルプリスクールのまとめ記事でご紹介しています。最新は公式サイトでご確認ください。
「わが家に合った園選びと準備の進め方を知りたい」という方は、うみ塾長の個別相談や、家庭対策サポートをご活用ください。
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