世田谷聖母幼稚園に「受かる子」とは、特別な才能を持つ子ではなく、園の教育観に家庭が共感し、日々の生活の中で力を育てている子だと考えられます。ここでは、園の方針から見える家庭の準備を整理します。

世田谷聖母幼稚園は、東京都世田谷区深沢にある学校法人世田谷聖母学園の私立幼稚園で、東急田園都市線の桜新町駅から徒歩12分ほどです。母体はカナダに総本部を置く無原罪聖母宣教女会で、緑豊かな環境の中、一人ひとりの願いや夢に寄り添う保育を行っています。募集は3才児が70名、4才児が若干名で、選考は親子面接と幼児テストです。倍率は公表されていません。

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園が大切にしていること

世田谷聖母幼稚園は、「清く、明るく、強く」を掲げるカトリック教育と、自己教育力を大切にするモンテッソーリ教育を柱にしています。聖母マリアのご保護のもと、子どもたちが自分を大切にし、愛されている喜びをもって成長することを願う園です。この環境から、家庭で意識したいポイントが見えてきます。

家庭でできる準備

生活習慣 あいさつ・返事、身のまわりのことを自分でしようとする
自己選択 自分で選んで、集中して取り組む
やり遂げる 片づけまで自分でやり遂げる経験
素直さ・思いやり 素直な心で友達や家族を思いやる
親子関係 穏やかに会話し、子どもの気持ちに寄り添う
ママ
ママ
うちの子に向いているか心配です。
うみ塾長
うみ塾長
心配はいりません。大切なのは、園の教育観と家庭の関わりが合っているかです。世田谷聖母幼稚園は子どもの自己教育力を大切にする園なので、家庭でも子どもの「やってみたい」を尊重し、自分でやろうとする姿勢を応援してあげてください。それが結果的に、選考での自然な姿につながります。
ママ
ママ
モンテッソーリに慣れておいたほうがいいですか?
うみ塾長
うみ塾長
特別な教具を用意する必要はありません。指先を使う遊びや、自分で選んで最後までやり遂げる経験を家庭で大切にすると、園の環境に自然になじめます。公開保育に参加して、実際の保育を見ておくのもおすすめです。

園の2つの教育を、日々の暮らしにどう重ねるか

カトリック教育では、「清く、明るく、強く」を掲げ、キリスト教的な価値に基づいた明るく素直な心の発達を目指します。モンテッソーリ教育では、「子どもは自分の成長に必要なものを環境の中から吸収・獲得していく」という自己教育力に基づいて、子ども自身の意欲や取り組みを大切にします。家庭では、お子さんが自分で選んで取り組む時間を確保し、途中で手を出しすぎずに見守ることが、園の教育観と自然につながります。指先を使う遊びや、使ったものを片づけるところまでやり遂げる経験も、その土台になります。また、この園は保護者との関わりを重視する園といわれます。親子で穏やかに会話し、お子さんの気持ちに寄り添う日々の姿勢が、面接や願書の言葉にもそのまま表れます。

選考までの流れと面接の準備

選考は、11月1日に親子面接と幼児テストの形で行われます。令和7年度募集の例では、願書の交付が10月15日から24日まで、面接受付が10月16日から27日までで、面接受付のときに調査票を提出しました。合否は選考日と同じ11月1日に発表され、入園料などは11月6日までに振り込む流れでした。日程や書類は年度によって変わるため、最新は募集要項でご確認ください。

幼児テストと面接の具体的な内容は公表されていません。調査票には、なぜこの園を選ぶのかを、園の教育観と結びつけて整理しておきたいところです。信仰の有無にかかわらず、共感するポイントをご家庭の子育て観と重ねて語れると説得力が増します。過去の願書(入園面接票)には、宗教や家庭での教育方針を書く項目がありました。信仰がないことで不利になるとは言われていませんが、他の宗教を信仰している場合は、なぜこの園を選んだのかを聞かれることがあるといわれます。お子さんには、名前や年齢、好きな遊びを自分の言葉で話せるようにしておくと安心です。

園を知る機会と費用の目安

入園希望者説明会は、例年9月に複数の日程で開かれ、事前の申し込みが必要です。教育理念や園生活の説明と質疑応答があり、公開保育ではモンテッソーリ教育を取り入れた保育の様子を見学できます。子どもが自分で選んで集中して取り組む姿を見ると、園の教育観がよく分かります。未就園児クラスの「たんぽぽ組」や「子育てひろば」もあり、日ごろから園に親しめます。バザーや運動会には、お子さんを連れて参加できます。

公開保育では、子どもたちが自分で活動を選んでいるか、集中して取り組めているか、先生がどのように声をかけ、見守っているかに注目してみてください。聖母マリアのご保護のもとで、愛されている喜びをもって育つというこの園の願いが、日々の保育の中でどう表れているかを確かめることが、志望理由を具体的にする助けになります。人気の回は定員に達することもあるため、公式サイトの日程を確認して、早めに申し込むと安心です。

費用の目安は、入園に要する費用として入園料が200,000円、施設維持費が50,000円、教育用品代が5,000円です。月々は、保育料33,000円、教材費4,000円、施設費5,000円がかかります。世田谷区では、入園料と保育料に対して保護者補助金が支給されます。金額や補助の内容は変わることがあるため、最新は募集要項と自治体の案内でご確認ください。

日々の暮らしと入園後の費用

園は週5日制で、土曜は休園です。預かり保育もあります。入園後は制服用品代として40,000円ほどのほか、本代や冷暖房費などが必要です。月々の費用は1年を3期に分けて銀行振替で納付します。お子さんの事故に備え、日本スポーツ振興センターの保険にも加入します。入園料などは、一度納入すると返金されない点にも注意してください。

まとめ

受かる子の準備は、当日だけの対策ではなく毎日の暮らしの中にあります。選考の流れは考査のページ、親子面接の準備は面接のページで詳しく解説しています。あわせてご覧ください。

「わが家に合った準備の進め方を知りたい」という方は、うみ塾長の個別相談や、家庭対策サポートをご活用ください。

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