【森村学園幼稚園】受かる子の特徴とは?家庭でできる準備
「受かる子」に決まった型はありません。ただ、森村学園幼稚園の教育目標から、家庭で育てておきたい姿は見えてきます。
森村学園幼稚園が育てたい子ども像
森村は「知育・徳育・体育のバランスのとれた子ども」「知的好奇心の旺盛な子ども」「コミュニケーション能力の豊かな子ども」を教育目標に掲げ、校訓「正直・親切・勤勉」を大切にしています。外遊びを楽しみ、「なぜ?」と考え、自分の思いを言葉で伝えられ、お友だちと仲よくできる——そんな姿が園の価値観と重なります。
家庭でできる準備
① 生活習慣: あいさつ・返事・着替え・片づけを自分でできるように。② 知的好奇心: 外遊びや自然体験で「なぜ?」「どうして?」を一緒に楽しむ。③ 言葉の力: 絵本の読み聞かせや会話で、自分の思いを言葉にする経験を増やす。④ 社会性: お友だちと遊ぶ・順番を待つ・親切にする経験を重ねる。森村の非認知能力・言語技術教育につながります。
| 大切にしたい姿 | 正直・親切・勤勉/知的好奇心 |
| 言葉の力 | 自分の思いを言葉で伝える |
| 家庭の関わり | 外遊び・自然体験・絵本・対話 |
園の環境から見えてくる「合う子」
森村学園幼稚園は、東急田園都市線「つくし野」駅から徒歩5分、1910年創立の森村学園の幼稚園で、高等部まで続く15年一貫教育の入り口です。東京ドーム約1.8個分の自然林に囲まれ、幼稚園から徒歩3分のところにはミニグラウンドがあり、温水屋内プールもあります。こうした環境ですから、外で体を動かし、虫や木に「なぜ?」と興味を持てる子は、園の毎日になじみやすいと考えられます。
言葉の力は「遊び」の中で育ちます
森村学園は、欧米の母国語教育を参考にした「言語技術教育」で知られています。「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能に加えて、思考を論理的に組み立ててわかりやすく表現することと、相手の言いたいことを的確につかむことの2つのスキルを、発達段階に応じて身につけます。幼稚園では「英語あそび」もあり、英語への苦手意識をなくして、聞く力・表現する力を養います。
これを聞くと先取り教育の園なのかと思われるかもしれませんが、言語教育も英語も、子どもにとっては遊びの一つです。自由遊びの時間も多く取られていますから、ご家庭で必要なのは、早期の詰め込みではなく、絵本の読み聞かせや日々の会話の中で、自分の思いを言葉にする経験を増やすことです。詳しくは面接の記事をご覧ください。
選考の場で見られること
選考は入園考査と面接が中心で、具体的な課題は公表されていません。教育目標から考えると、遊びへの取り組み方、お友だちや先生との関わり、言葉での表現、そして家庭が園の方針に共感しているかが見られると考えられます。面接では、志望動機、お子さんの性格や普段の様子、家庭の子育て方針、園の教育方針(自然保育・言語技術教育・一貫教育)への理解といった方向性が想定されます。見学で感じた森村の魅力と、わが家の子育てが重なる部分を夫婦で話し合っておくと、一貫した答えができます。詳しくは考査の記事と親子面接の記事をご覧ください。
説明会・園庭開放で確かめたいこと
森村では、説明会や個別見学会のほか、園庭開放「親子であそぼう!」が行われています。未就園のお子さんが実際に園の環境で遊べる機会ですから、森の中での遊びにお子さんがどう反応するかを見てみてください。日程は年度により変わるため、公式サイトや幼稚園ブログで確認し、早めに予約しましょう。詳しくは説明会・見学会の記事をご覧ください。
園の原点にある「人をつくる」教育
森村学園は、実業家の森村市左衛門氏が、「花をつくるより人をつくろう」との思いから1910年に自宅に幼稚園と小学校を開いたことが原点です。建学の精神は「独立自営」、校訓は「正直・親切・勤勉」です。生活習慣や言葉の力を整えて「受かる」ことを目指すより、園の原点にある価値観に家庭が共感しているかどうかが、面接でも自然に伝わります。
費用と入試区分も見ておく
保育料は年額564,000円(月額約47,000円相当)が目安で、幼児教育無償化により月25,700円まで給付が受けられます。給食は希望制で、体操・プールなどの課外教室は選択制です。制服や送迎バスはありません。費用の詳細は学費の記事をご覧ください。
入試は、秋の一般入試(4月入園対象)のほか、2月や9月入園の考査もあります。志望する保育年数(3年保育・2年保育)と入園時期を確認し、募集要項の公開を早めに追いましょう。詳しくは出願方法の記事をご覧ください。
休日の過ごし方に園の魅力を重ねる
園庭開放や説明会に参加したあとは、その体験をご家庭の休日につなげてみてください。公園で木の実や虫を探し、「どうしてだろうね」と一緒に考える。帰ってからは、見つけたものについて絵本で調べたり、お子さんの言葉で話してもらったりする。そのように、体を動かす遊びと言葉でのやりとりを組み合わせると、森村の自然保育と言語技術教育の両方につながります。お子さんの話を最後まで聞いて、言葉を引き出すことを意識してください。
ご家庭で話し合っておきたいこと
- お子さんは、外で体を動かして遊ぶことが好きか
- 自分の思いを、言葉で伝えようとする場面は増えているか
- 幼稚園から高等部までの15年一貫教育を、どう受け止めるか
こうした点を夫婦で話し合っておくと、面接で園の教育方針への理解を、ご家庭の言葉で伝えやすくなります。
園庭開放に参加したときは、お子さんが自然林の中でどんな遊びを選んだか、メモしておきましょう。面接で「ご家庭で見られたお子さんの様子」を聞かれたときに、実際の場面をもとに話すことができます。
「わが家に合った準備の進め方を知りたい」という方は、うみ塾長の個別相談や、家庭対策サポートをご活用ください。
元面接官が書いた 願書・面接ガイド(PDF)
関連記事
※本記事は「国立私立幼稚園入園のてびき」および森村学園幼稚園の公式サイト等をもとに作成しています。最新・詳細は必ず園の募集要項・公式情報でご確認ください。内容に相違がある場合は公式情報を優先します。
-2.png)









