学習院幼稚園を志望するご家庭から「共働きでも受験できる?」というご相談は非常に多いです。正直にお伝えします。送迎・延長保育・仕事と幼稚園生活の両立について、知っておくべきことをすべて解説します。
結論:学習院幼稚園は共働き家庭にはハードルが高い
はっきりお伝えすると、学習院幼稚園は共働き家庭にとって非常にハードルが高い幼稚園です。
理由は3つあります。
① 延長保育・預かり保育がない(または非常に限定的) 学習院幼稚園には延長保育・預かり保育の制度がありません。定められた保育時間内にお迎えに来ることが前提です。
② お弁当制で毎日持参が必要 給食はなく、毎日お弁当持参です。朝の忙しい時間帯に手作りのお弁当を用意することが、共働き家庭には大きな負担になります。
③ 保護者が参加する行事・活動が多い 学習院幼稚園では保護者参加の行事や活動が充実しており、「保護者が積極的に園生活に関わること」を大切にしています。フルタイムで働きながらすべてに参加することは難しいのが実情です。
ただし、「共働きだから受験資格がない」ということはありません。実際に働きながら受験し、合格・入園している保護者の方もいます。重要なのは、「仕事をしていても、園に必要な協力ができる体制が整っているか」を明確に示せるかです。
学習院幼稚園に延長保育・預かり保育はある?
学習院幼稚園には、一般的な意味での延長保育・預かり保育の制度はありません。
通常の保育時間が終わればお迎えが必要です。保育時間の延長を前提とした就労スタイルをお持ちの場合は、入園後の生活が非常に難しくなります。
「預かり保育があるか」「延長保育はあるか」と事前確認をせずに入園してしまうと、入園後に大きなギャップが生じます。必ず入学説明会や公式サイトで最新情報をご確認ください。
学習院幼稚園の保育時間と送迎について
学習院幼稚園の保育時間は、一般的な私立幼稚園と比較して長くはありません。
送迎については、毎日保護者(または祖父母など信頼できる大人)が対応できることが前提です。バス通園の制度があるかどうかも、説明会でご確認ください。
送迎は「誰が対応するか」を面接前に決めておく
学習院幼稚園の保護者面接では、「お仕事をされていますが、送迎はできますか」 というお父様への質問が実際に出ています。
この質問に対して「できます」と答えるだけでは不十分です。「誰が・どのように対応するか」を具体的に答えられるよう、家庭内で事前にしっかり話し合っておきましょう。
たとえば以下のような回答が準備できているとよいでしょう。
・「私(父)が在宅勤務を活用して送迎します」
・「近くに住む祖母に送迎をお願いできる体制を整えています」
・「妻は週〇日のパート勤務のため、送迎に対応できます」
母親が仕事をしている場合、面接で不利になる?
仕事をしているからといって、それだけで不合格になるわけではありません。
ただし、学習院幼稚園の面接では、お母様に対して以下のような質問がされます。
・「お仕事はされていますか。内容もお話ください」
・「本園への協力についてどうお考えですか」
・「特に手作りにこだわっているものはありますか」
・「お子様が楽しく遊べるよう心がけていることはありますか」
・「母親にしかできないことは何だと思いますか」
これらの質問から読み取れるのは、学習院幼稚園が「母親がどれだけ子どもと向き合っているか」「家庭の中で手をかけた関わりができているか」を重視しているという点です。
仕事をしていること自体を否定する質問ではありませんが、「仕事が忙しいので子どもとの時間が取れていない」という印象を与えてしまうと、合格は難しくなります。
母親が働いている場合の面接回答のポイント
NGな答え方: 「仕事が忙しくて…でも頑張ります」「時間はないけれど愛情で補っています」など、ネガティブな印象や言い訳のように聞こえる回答。
好ましい答え方: 「週〇日の勤務で、それ以外の時間は子どもと丁寧に向き合う時間にしています」「仕事がある日は短くても必ず一緒に本を読む時間を作っています」など、限られた時間の中でも質の高い関わりができていることを具体的に伝える。
「働いているから家庭教育が手薄」ではなく、「働きながらも子どもと向き合う家庭」であることを示せるかが鍵です。
共働きで学習院幼稚園を受験するなら、事前に整えておくこと
共働きのご家庭が学習院幼稚園を受験する場合、以下の体制を事前に整えておくことをおすすめします。
① 送迎の担当と代替手段を決める 毎日の送迎を誰が担当するか、急なお迎えが必要な場合の対応策(祖父母・ファミリーサポートなど)を具体的に決めておきましょう。
② お弁当の準備方法を決める 毎日手作りのお弁当が必要です。誰が作るか、時短の工夫をどうするかを夫婦で話し合っておきましょう。面接でも「手作りへのこだわり」が問われる可能性があります。
③ 保護者行事への参加計画を立てる 年間の行事・保護者会・参観日などの参加頻度を把握し、仕事とどう調整するかを面接前に整理しておきましょう。
④ 面接での回答を夫婦で準備する 「送迎はできますか」「仕事についてお聞かせください」「園への協力についてどうお考えですか」などの質問に対して、夫婦それぞれが具体的に答えられるよう準備しておきましょう。
まとめ
学習院幼稚園は、延長保育・預かり保育がなく、お弁当制で、保護者参加行事も多い幼稚園です。共働き家庭にとってはハードルが高いのは事実ですが、送迎・お弁当・行事参加の体制をしっかり整え、面接でそれを明確に伝えられれば、共働き家庭でも合格の可能性は十分あります。
「共働きだから無理」とあきらめる前に、ぜひ一度個別相談でご状況をお聞かせください。それぞれのご家庭の状況に合った受験準備・面接対策をご提案します。
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