倍率約10倍の難関・学習院幼稚園を受験するには、考査内容をしっかり把握したうえで対策を進めることが大切です。入試問題の傾向・過去問の特徴・受験対策のポイント、どんな幼児教室・お教室・塾を選ぶべきかまで、元面接官の私がすべて解説します!
学習院幼稚園の受験概要・試験日程
学習院幼稚園の受験スケジュールを整理しておきましょう。受験日・試験日程を早めに把握して、準備の計画を立てることが大切です。
| 項目 | 内容 |
| 保育年数 | 2年保育のみ |
| 定員 | 約52名(男女各26名) |
| 倍率 | 約9〜10倍 |
| 出願期間 | 9月下旬〜10月上旬 |
| 面接日(受験日① ) | 10月中旬〜下旬(考査前の指定日時) |
| 考査日(受験日②) | 11月上旬 |
| 合格発表 | 考査翌日 |
| 考査料 | 30,000円 |
| 考査グループ | 6人グループ |
| 考査時間 | 約40分 |
学習院幼稚園は2年保育のみのため、受験できるのは年少入園(3歳児クラス)だけです。年中・年長での途中入園はありませんので、受験のチャンスは一度きりです。
学習院幼稚園の入試・考査は2日間
学習院幼稚園の入試は、保護者面接(1日目)+幼児考査(2日目) の2日間で構成されます。
1日目の面接では、お子様は参加せず保護者のみで約5分間の面接が行われます。面接室にはついたて(仕切り)が設けられ、お父様とお母様が互いの様子を見えない状態で別々に質問を受けます。
2日目の幼児考査では、初めて会うお子様6人のグループで約40分の試験が行われます。
面接の詳細は以下の記事をご覧ください。
【学習院幼稚園】考査内容・試験内容を詳しく解説
学習院幼稚園の幼児考査は個別テストと集団テストに分かれています。入試問題の傾向を把握し、過去問をもとに対策を進めましょう。
個別テストの考査内容
個別テストは、先生と1対1で行われます。以下の分野が出題される傾向があります。
① 数・数量 数の多い・少ないの比較、同じ数を選ぶ、いくつあるかを答えるなど。おはじきやカードを実際に操作しながら取り組む課題です。日常生活の中で数への関心を育てておくことが大切です。
② 指示行動 先生の口頭指示を正確に聞いて行動する課題です。「〇〇を△△の上に置いてください」「右手を挙げてから座ってください」など、複数の指示を聞いて順番通りに行動できるかが問われます。
③ 常識・常識判断力 季節の行事・動植物・食べ物・生活習慣・仲間はずれなど、年齢相応の知識が問われます。図鑑や絵本でさまざまな知識に触れておくことが受験対策になります。
④ 構成 積み木やパズルを使って見本と同じ形を作る課題です。空間把握力と手先の器用さが必要です。
⑤ 巧緻性 はさみで切る・のりで貼る・折り紙・ちぎり絵・ひも通しなど、手先を使う作業です。日常的に取り組んでいるかどうかがはっきり差になる分野です。
⑥ 言語 絵を見てお話をつくる・先生の質問に答える・言葉の音節を数えるなど。自分の気持ちや考えを言葉にして伝える力が問われます。
集団テストの考査内容
集団テストでは、6人のグループの中での姿が観察されます。入試問題の正誤よりも、自然な行動・社会性・積極性が評価されます。
① 歌・リズム 先生と一緒に歌ったり、音楽に合わせて体を動かします。上手に歌えるかよりも、楽しそうに積極的に参加しているかが大切です。
② 行動観察(自由遊び) グループのお友達と自由に遊ぶ場面です。おもちゃの取り合いへの対応・困っている子への関わり方・自分から声をかけられるかなど、ありのままの社会性が見られます。
③ 運動 両足跳び・ケンケン・でんぐり返し・平均台など年齢相応の運動課題です。順番を守り、落ち着いて取り組む姿勢も評価されます。
④ 身体表現 音楽に合わせて体で表現したり、動物のまねをするなど、のびのびと体を動かす課題です。恥ずかしがらずに表現できるよう、普段から体を動かして遊ぶ習慣をつけておきましょう。
【学習院幼稚園】入試問題の傾向・過去問から見えること
学習院幼稚園の過去問・入試問題の傾向を分析すると、以下のような特徴が浮かび上がります。
ペーパー試験はなく、すべて体験型・操作型
学習院幼稚園の考査にはペーパー試験がありません。プリントに答えを書くのではなく、実際に手を動かして課題に取り組むのが特徴です。そのため、知識を詰め込むより「経験を通じて身につけた力」が問われます。
「指示を聞いて行動できるか」が基本
過去問に共通するのは、「先生の話をきちんと聞いて行動できるか」という点です。数の課題でも、指示行動でも、常識問題でも、まず指示を正確に聞き取る力が前提になります。
「ありのままの姿」が合否を分ける
行動観察・自由遊びでは、お受験用に作られた「よい子」の姿ではなく、お子様の自然な姿が見られています。緊張して固まってしまう、先生や親の顔色を窺って動けないといった状態を避けるために、日常から自由に遊ぶ体験を積むことが最善の対策です。
【学習院幼稚園】受験対策におすすめの幼児教室・お教室の選び方
学習院幼稚園の受験対策には、幼児教室(お教室・塾)を活用する方が多くいらっしゃいます。どのような幼児教室を選べばよいのでしょうか。
ジャック幼児教育研究所は学習院向き?
幼稚園受験の塾として名前が挙がることの多いジャック幼児教育研究所は、東京の私立幼稚園受験に特化したお教室です。行動観察・個別課題など学習院幼稚園の考査内容に対応した指導を行っており、受験対策として取り組む方が多い幼児教室のひとつです。
ただし、ジャックのような大手幼児教室に通っているかどうかよりも、日常生活の中での経験の積み重ね・家庭での関わり方のほうが学習院幼稚園の合否に直結します。お教室に通うことで「入試問題の形式に慣れる」という意味では有効ですが、それだけで合格するものでもありません。
幼児教室・お教室選びの3つのポイント
学習院幼稚園の受験対策として幼児教室・塾を選ぶ際は、以下の点を確認しましょう。
① 学習院幼稚園の合格実績があるか 受験する幼稚園の合格実績が豊富なお教室を選びましょう。学習院幼稚園の考査内容・面接傾向を熟知しているかどうかが、指導の質に直結します。
② 個別対応ができるか 集団授業のみのお教室より、お子様の弱点や個性に合わせて対策できる幼児教室のほうが効果的です。特に面接対策・行動観察は、個別指導が鍵になります。
③ 願書・面接のサポートまであるか 試験内容への対策だけでなく、出願時に提出する面接資料(志望理由書)の作成や面接回答集の作成まで対応している塾・幼児教室は安心です。
うみ塾では、学習院幼稚園をはじめとする難関幼稚園の受験対策を専門に行っています。幼児教室・お教室選びに迷っている方・受験対策の進め方が分からない方は、まず個別相談からご相談ください。
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