こんにちは。小学校受験の願書代行や面接対策、家庭学習支援、教材開発を行う株式会社Bright Future Family代表のうみ塾長こと藤川です。
私はこれまでに、小学校受験の面接対策を多くのご家庭に提供してきました。元面接官としての経験から、保護者やお子様が面接でどのような第一印象を与えるかが、合格のカギを握る場面を数多く目にしてきました。受け答えの内容だけでなく、面接官が注目するのは、実は「第一印象」。面接の最初の数秒で、大きな評価が決まってしまうことも珍しくありません。
今回は、小学校受験の面接において「当たり前だけど意外とできていない」第一印象のポイントを解説します。長年の経験から得た具体的なアドバイスを参考に、面接での成功を目指しましょう。
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それでは本題に入りましょう。
1. 身だしなみ — 細かいところまで見られている
「当たり前だけど意外とできていない」ポイントの一つ目は身だしなみです。小学校受験の面接では、親子共にきちんとした服装が求められますが、意外と細かいところまでチェックされていることに気づいていない方も多いです。
例えば、スーツに抜け毛がついていたり、肩のサイズが合っていなかったりすると、面接官は「この人は細かいところまで気を使わない人なのかも」と感じてしまいます。以前、スーツの肩幅が若干大きいお父様が面接に来られたことがありました。スーツ自体は清潔感がありましたが、肩の位置が少しズレていたため、全体の印象として少し頼りなさを感じてしまいました。お母様の場合も、髪が乱れていたり、シャツにシワがあると、せっかくの良い印象が崩れてしまいます。
面接官は、こうした細かい部分まで自然に目が行ってしまうものです。「服装の乱れは心の乱れ」と言われるように、身だしなみが整っていないと「家庭でもルーズな生活を送っているのではないか」と思われてしまうことも。特に、私立小学校の先生方は経験豊富で、多くの家庭を見てきています。そのため、小さなことが将来的なトラブルの兆候として見られてしまうこともあります。
身だしなみを整えるためには、まず自分に合ったスーツを選ぶことが重要です。量販店で急いで購入するよりも、百貨店やスーツ専門店でプロにサイズを測ってもらうのがベストです。最近ではリーズナブルなオーダーメイドスーツもありますので、こうした選択肢を検討してみましょう。
また、シャツのシワやスーツのヨレを防ぐためには、当日の朝にアイロンをかけるなどの準備も欠かせません。清潔感ときちんと感をアピールするために、細部にまで気を配りましょう。
2. 穏やかな表情 — 緊張していても笑顔を忘れない
次に大切なのは、表情です。面接中、特にお父様の場合、無意識に険しい表情になってしまうことがあります。緊張から来るものかもしれませんが、面接官には「この方は不機嫌なのでは?」と受け取られることもあります。
お母様にも同様のことが言えます。お子様やご主人が面接中に失敗したり、期待通りの答えを出せなかった時、つい険しい表情になってしまうことがよくあります。しかし、面接官はその一瞬の表情を見逃しません。どんな状況でも穏やかで落ち着いた表情を保つことが重要です。
面接の前には、深呼吸をして気持ちを落ち着けましょう。そして、自然な笑顔を作り、口角を少し上げた状態で面接に臨むことを意識してください。緊張していても、笑顔を絶やさないことで、面接官に「このご家庭は落ち着いていて、温かみのある家庭だ」と感じてもらえます。
お子様も、笑顔が大切ですが、無理に笑わせる必要はありません。むしろ、自然体でいることが大切です。親御様が穏やかな表情を見せることで、お子様も安心して面接に臨むことができます。
3. お辞儀の角度 — 礼儀正しさはここで見られる
お辞儀も、意外と重要なポイントです。お辞儀の角度やタイミングは、面接官がその家庭の礼儀作法を見極める重要な瞬間です。30度の角度で1秒間お辞儀をし、姿勢を保ってからゆっくりと戻すのが理想的です。しかし、実際には「お願いします」と同時に頭を下げてしまうなど、正しい作法を意識していない家庭も多く見受けられます。
お辞儀の際、指の位置や足の角度にも注意を払うことが大切です。お父様や男の子は、手を体の横にしっかり添え、つま先は30度開く。お母様や女の子は、手を太ももの前で揃え、足を揃えてお辞儀をします。これらの細かい点をしっかり守ることで、礼儀正しさをアピールすることができます。
特にお辞儀のタイミングは重要で、せわしない印象を与えないよう、動作に余裕を持たせましょう。普段から練習しておくことで、自然な動作にすることができます。お辞儀は単なる形式ではなく、面接官への敬意を示す大切な瞬間です。
4. 声のトーン — 元気さと自信をアピール
声のトーンも、面接の第一印象を左右する大きな要素です。声が小さい、暗い、低いといった印象を与えると、元気がない、やる気がないと見なされてしまいます。特にお父様の声が低すぎると、威圧的に感じられてしまうこともあるため、注意が必要です。
面接では、最初の挨拶から元気よく、ハキハキとした声で話すことが重要です。声に明るさがあると、それだけで好印象を与え、面接官にも親しみやすい雰囲気が伝わります。また、話す際の声の大きさや語尾も意識し、聞き取りやすく自信のある話し方を心がけましょう。
普段の声のトーンに自信がない方は、録音して自分で確認してみるのも良い方法です。特に面接では、遠くにいる先生にも聞こえるように少し大きめの声で話すことを意識してください。
5. 視線の動き — 堂々とした印象を与える
最後に、視線の動きです。入室してから席につくまでの間、つい視線がキョロキョロと動いてしまうことがあります。教室の様子を確認したり、周りの状況を気にしたりすることで、自然と目が動いてしまうのです。しかし、面接官はその視線の動きも見逃していません。
視線が落ち着かないと、それだけで緊張感や不安が伝わってしまいます。逆に、視線が安定していると、堂々とした印象を与えることができます。入室したら、面接官の顔をしっかりと見て一礼し、その後は視線を固定して席につきましょう。視線を動かさず、落ち着いた行動を心がけることで、面接官に好印象を与えることができます。
お子様も同じです。視線がキョロキョロと動いてしまうと、落ち着きがない印象を与えてしまいますが、視線が安定しているだけで「堂々としているな」と感じてもらえることが多いです。
まとめ
小学校受験の面接では、受け答えの内容だけでなく、第一印象が非常に大切です。今回ご紹介した5つのポイントを押さえて、面接官に良い印象を与えましょう。
- 身だしなみ — 服装や髪型に細かい気配りを。
- 穏やかな表情 — 緊張していても笑顔を忘れず、リラックスした雰囲気で。
- お辞儀の角度 — 30度のお辞儀を1秒間、丁寧に行う。
- 声のトーン — 明るくハキハキとした声で、自信を持って話す。
- 視線の動き — 落ち着いた視線で、堂々とした印象を与える。
これらを意識することで、面接での第一印象が格段に良くなります。第一印象は短い時間で決まってしまうものですが、その印象が面接の結果に大きな影響を与えます。ぜひ、日常から意識して練習を重ね、面接本番に自信を持って臨んでください。
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