横浜国大附属横浜小学校の試験ってどんな内容ですか?
横浜国立大学教育学部附属横浜小学校(横浜市中区立野)の入試は、考査に加えて抽選も行われる国立小学校ならではの形です。ここでは選考の流れと対策のポイントを、はじめての方にもわかりやすく整理します。
選考の流れ
横浜国大附属横浜小学校の選考は、考査に加えて、応募者が募集人数を大きく上回った場合に抽選が行われる形です。国立小学校ならではの仕組みをまず理解しておきましょう。
考査の内容は学校からは公表されていませんが、受験されたご家庭の話では、2026年度は口頭試問・行動観察・制作の3つで行われ、子どものふだんの姿を見る考査が中心になっています。
抽選が関わるため、実力だけで結果が決まらない面もあります。だからこそ、日々の生活で土台を整えつつ、抽選という要素も理解しておくことが大切です。
考査で見られる力
国立小学校の考査では、特別な知識よりも、年齢相応の生活習慣や指示を理解する力、人との関わり方が見られる傾向があります。日々の暮らしで培った力が土台になります。
口頭試問では、自分の名前や好きなこと、身近な出来事について自分の言葉で答える力が問われます。ふだんの会話を大切にしましょう。
行動観察では、集団の中での協調性や、指示を聞いて行動できるかが見られます。順番を守る、友だちと関わるといった姿勢が大切です。
抽選という仕組み
横浜国大附属横浜小学校では、応募が募集人数の一定倍を超えた場合、考査の前後に抽選が行われることがあります。年度によって抽選の有無や方法は変わります。
抽選は運の要素が大きく、家庭でコントロールできるものではありません。結果に一喜一憂せず、できる準備を着実に進めることが大切です。
抽選の有無や実施方法は年度ごとに異なります。最新の情報は必ず学校公式サイトや募集要項でご確認ください。
家庭でできる対策
対策の第一歩は、聞く力と生活習慣を整えることです。挨拶や身の回りのことを自分でできるようにしておくと、考査でも落ち着いて行動できます。
絵本の読み聞かせや親子の会話を通して、話を最後まで聞き、自分の言葉で答える習慣を育てましょう。国立小学校の考査の土台になります。
特別なテクニックより、日々の積み重ねが力になります。生活の中で常識やマナーを自然に身につけていくことが、何よりの準備です。
2026年度に実施された選考の日程
横浜国立大学教育学部附属横浜小学校の選考は、出願から合格発表までの期間が長く、日程の全体像をつかんでおかないと動きにくい入試です。手もとの受験ガイドによると、2026年度入試は次のように進みました。
願書の配布にあたる手続きは2025年8月28日から9月4日まで、土日祝を除く日程で行われました。出願は二段階に分かれており、2025年9月5日から9月18日までが「出願応募」、2025年9月24日から10月2日までが「本出願」です。いずれもインターネットからの出願でした。
選考は2025年10月30日と10月31日の2日間にわたる第1次選考と、2025年11月7日の第2次選考という構成です。合格発表は第1次選考が2025年11月6日、第2次選考が2025年11月7日でした。8月末の願書配布から11月7日の最終発表まで、およそ2か月半にわたる日程だったことになります。
なお、入学手続きの日程は資料に記載がありません。2027年度の日程も資料には載っていないため、ここに挙げた日付は2026年度に実施された実績としてお読みください。最新は学校の募集要項でご確認ください。
出願が二段階に分かれていることの意味
出願が「出願応募」と「本出願」に分かれている点は、この学校の入試を考えるうえで見落とせない特徴です。2026年度でいえば、9月5日から9月18日までの出願応募でいったん応募の状況をつかみ、そのうえで9月24日から10月2日までの本出願に進む流れになっていました。
この二段階のあいだに置かれているのが事前抽選です。資料の注記によると、出願応募が男女それぞれ定員の4倍程度を超えた場合にかぎって事前抽選が行われます。募集は男子50名・女子50名ですので、男女それぞれおよそ200名という人数が、抽選が行われるかどうかのおおよその目安になります。応募の人数によっては、男子だけ、あるいは女子だけの抽選になることもあると記されています。
つまり、考査に進む前の段階で選考が一度入る可能性があるということです。準備の計画を立てるときは、9月の出願応募の締め切りを起点にして、10月末の第1次選考までのおよそ1か月半をどう使うかを考えておくと現実的です。
考査の全体像は学校から公表されていません
この学校を志望するご家庭がいちばん知りたいのは考査の中身だと思いますが、学校が示している募集の情報のなかに、考査の中身の記載はありません。受験番号の決め方も、月齢の考慮の有無も、同じく非公表です。どんな課題が出されるのか、生まれ月がどのように扱われるのかについて、確かな情報は公開されていない、というのが正直なところです。
ただし、手がかりがまったくないわけではありません。受験を経験されたご家庭の話をたどると、子どもだけで臨む口頭試問が行われていること、そしてそこで何が取り上げられているかまでは見えてきます。さらに、2026年度の考査ではそれまで行われていたペーパーがなくなり、口頭試問・行動観察・制作の3つで進められたことも伝えられています(詳しくは後述します)。学校が公表した情報ではありませんので、これがすべてだと決めてかかることはできませんが、備えの方向を決めるだけの材料にはなります。
考査の中身が分からない以上、対策として確実にできるのは、日々の生活のなかで身につく力を整えておくことです。人の話を最後まで聞くこと、初めて会う子とも一緒に活動できること、自分の考えを自分の言葉にできること。こうした土台は、どのような出題のかたちであっても効いてきます。逆に、公表されていない内容を先回りして詰め込もうとすると、時間も気持ちもすり減ってしまいます。
口頭試問で実際に尋ねられていること
子どもだけで臨む口頭試問が行われていることは、受験を経験されたご家庭の話から確かめられています。そこで取り上げられているのが、その日どのようにして学校まで来たのかという内容です。利用した路線や駅の名前、降りたバス停、家を出てからたどった道すじを、お子さま自身の言葉で説明できるかどうかが見られる形になります。
大人が案内した道は、子どもの記憶に残りにくい
付き添いの大人が先に立って歩いた道は、子どもの側にはほとんど残らないものです。改札を通ったのも、行き先を確かめたのも大人だからです。ふだんの外出のときから、次はどこで降りるのか、どちらへ曲がるのかをお子さまに言わせながら移動しておくと、当日に言葉が出てこないという事態を避けられます。
答えられるようにしておきたい範囲
細かい時刻や運賃まで求められるわけではありません。最寄り駅の名前、乗り降りした駅やバス停の名前、そこから学校までの歩き方といった、経路の骨組みを言えれば十分です。この学校は通学区域が指定されていますので、経路と所要時間を家族で共有しておくことは、口頭試問の備えであると同時に、入学後の生活の見通しを立てることにもなります。
2026年度の考査で実際に出た課題と、それ以前の出題
受験されたご家庭の話を重ねると、2026年度の入試では大きな変化がありました。1次考査で行われていたペーパーテストがなくなり、口頭試問、行動観察、制作の3つだけで考査が組まれたのです。学校が公表した情報ではありませんが、準備の重心を決めるうえでは無視できない変化です。
口頭試問|先生の言葉に続けて答える形と、場面を想定した問い
2026年度の口頭試問で特徴的だったのが、先生が短い言い回しを一つ示し、それに続けて同じ関係になる言葉を答えさせる形です。たとえば、ある生きものの体の特徴を言ったあとに別の生きものの同じ部分を問う、ある季節の気候を言ったあとに反対の季節を問う、といった具合で、言葉の対応関係をとっさにつかめるかが見られています。ほかには、名前を答える問い、公園でブランコの順番を替わってもらえなかったときに何と言うかを考える問い、帽子をなくして困っているお友だちがいたらどうするかを考える問いが伝えられています。答えを暗記して臨む性質のものではなく、聞かれたことを理解して自分の考えを相手に伝えられるかどうかが見られていますので、日々の会話の中でその力を育てておくことが準備になります。
行動観察と制作|在校生と遊ぶ時間と、手を動かす課題
行動観察は、在校生と一緒に迷路やなぞなぞで遊ぶ形で行われました。上級生が相手ですので、初めて会う年上の子に自分から関われるか、ルールを聞いて楽しめるかが見られる場面です。制作は折り紙やちぎり絵など、手先を使う課題が出されています。
2025年度までの出題|参考として
2025年度までは、1次考査でペーパーテストと口頭試問が行われていました。ペーパーは特別に難しいものではなく基礎的な内容が中心でしたが、出題はモニターを使って行われ、実物の動物や植物を見た経験がないと答えにくい問題もあったと伝えられています。解答時間が標準より短く、瞬間的な判断を求められる点も特徴でした。図形では、立体を上から見たときにどう見えるかを選ぶ四方からの観察の問題が出ています。口頭試問の話題は、今日ここまでどのようにして来たか、好きな季節とその理由、小学生になったら楽しみにしていることとその理由、といったものでした。ペーパーが再び行われる可能性もありますので、季節や自然に触れる機会をつくる準備は続けておくと安心です。
受験されたご家庭の話から拾える、当日の過ごし方
実際に受験を経験されたご家庭からは、当日の過ごし方についての助言も伝わっています。事実として拾えるものをいくつか挙げておきます。
保護者の控室は身動きが取りづらいため、荷物は少なめにしたほうがよいこと。待ち時間に備えて、飲みものや読むものを持っていくとよいこと。控室では携帯電話の使用が禁止されていること。時期的に冷えるため、防寒具を持っていくとよいこと。いずれも、当日になってから気づくと対処しにくいものばかりです。
また、通学経路を子どもと一緒に、実際の時間帯に合わせて歩いてみたという声もあります。この学校は通学区域が指定されているため、経路と所要時間を家族で共有しておくことは、当日の落ち着きにもつながります。
準備を進めるうえで、先に決めておきたいこと
考査の中身が非公表である以上、ご家庭が主導権を持てるのは日程の管理と生活の整えかたです。2026年度の日程を見ると、出願応募の締め切りが9月18日、本出願の締め切りが10月2日、第1次選考が10月30日と31日でした。夏休みの終わりから秋にかけて、手続きと準備が重なる時期が続きます。
そのため、いつ何をするかを早めに家族で決めておくことをおすすめします。書類をそろえる担当、説明会に行く担当、当日の付き添いをどうするか。こうした役割を先に分けておくと、直前になって慌てずにすみます。日程は年度によって変わりますので、最新は学校の募集要項でご確認ください。
試験内容についてよくある質問
募集人数は何人ですか。
資料では男子50名、女子50名です。最新は学校の募集要項でご確認ください。
考査料はいくらかかりますか。
資料では3,300円です。国立小学校のため、入学金と授業料の記載はありません。
抽選はありますか。
資料の日程の注記から、出願応募が男女それぞれ定員の4倍程度を超えた場合にかぎって事前抽選が行われることが分かります。応募の人数によっては、男子のみ、女子のみの抽選になることもあります。実施されるかどうかは年度の応募状況によりますので、募集要項でご確認ください。
過去問はどこで手に入りますか。
考査の内容が非公表であるため、学校が過去の問題を公開しているという記載は資料にありません。当サイトでも問題の中身は扱っていません。
最新情報の確認を
横浜国大附属横浜小学校は、教育大学の附属校として研究的な教育を行う学校です。考査内容が非公表であるため、情報は慎重に集める必要があります。
説明会に参加して、学校の雰囲気や選考の流れを直接確認しておくことをおすすめします。学校の考え方を知ることが準備の第一歩です。
最新の考査内容や選考日程、抽選の有無は必ず学校公式サイトの募集要項でご確認ください。国立小学校は毎年、募集要項の確認が欠かせません。
横浜国立大学教育学部附属横浜小学校の受験情報は「横浜国大附属横浜小学校まとめ」でまとめて確認できます。
実際の応募状況もあわせて見ておくと、横浜国立大学教育学部附属横浜小学校の位置づけがつかみやすくなります。倍率は?志願者数の傾向をプロが解説をご覧ください。
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