宇都宮大附属小学校の教育の特色は何ですか?
宇都宮大学共同教育学部附属小学校は、教育大学の附属校として研究的な教育を行う国立小学校です。ここでは教育の特色と学びの魅力を、はじめての方にもわかりやすく整理します。
自ら考える力を育てる
宇都宮大附属小学校は、「自ら考える力」と創造的な知性や才能を育て、頑健で心豊かな子どもを育てることを目標に掲げています。
正解を教わるだけでなく、自分で考える経験を重ねることで、深く学ぶ姿勢が育まれます。学ぶ楽しさを実感できる学びです。
一人ひとりが自分らしく力を発揮できるよう、考える力と豊かな心を育てる教育が学校全体に根づいています。
大学附属校としての教育
宇都宮大附属小学校は、宇都宮大学共同教育学部の附属校です。教育の研究や教員養成と結びついた、先進的で質の高い教育が行われています。
附属校では、新しい教育方法の研究や実践が行われることがあります。子どもたちは、工夫された学びの中で力を伸ばしていきます。
大学とのつながりの中で、教育のあり方を探究する環境が整っています。国立の附属校ならではの学びの魅力です。
研究と実践の学び
附属校として、宇都宮大附属小学校では研究的な授業実践が行われています。子どもたちは、考える力や学ぶ意欲を育む学びに取り組みます。
教育実習の場ともなっており、多くの学生や教員が関わる環境の中で、子どもたちは多様な学びの機会を得られます。
こうした環境は、子どもたちの視野を広げ、学ぶことへの前向きな姿勢を育てます。国立附属校ならではの学びの場です。
歴史と環境
宇都宮大附属小学校は、1874年創立という長い歴史を持つ伝統ある学校です。宇都宮の落ち着いた環境で、子どもたちはのびのびと学んでいます。
制服のない私服の学校で、子どもたちは自由でのびやかな雰囲気の中で過ごしています。自校炊飯の温かい給食も提供されています。
約630名の子どもたちが学ぶ規模の学校で、多くの仲間とともに成長できます。豊かな人間関係も学びの一つです。
こんな家庭におすすめ
宇都宮大附属小学校は、大学附属校ならではの研究的で質の高い教育を望む家庭に向いています。経済的な負担が軽い点も魅力です。
自ら考える力や豊かな心を育てたいと考える家庭にとって、ふさわしい学校といえるでしょう。
通学区域の指定があるため、まずは応募できる区域かを確認しましょう。学校の雰囲気は、説明会に参加して確かめてみてください。
宇都宮大学共同教育学部附属小学校の受験情報は「宇都宮大附属小学校まとめ」でまとめて確認できます。
教育目標と学校生活の枠組み(2027年度)
教育の方針は、言葉だけでなく日々の枠組みにあらわれます。宇都宮大学共同教育学部附属小学校(2020年に宇都宮大学教育学部附属小学校から改称)について、手元の受験ガイドで確認できる内容をまとめます。
教育目標として示されているのは、自ら考える力と創造的な知性・技能を養い、強い意志力と実践力をもった、健康で心豊かな子どもを育てるという趣旨の内容です。「自ら考える」と「実践する」が並んでいる点が特徴で、知識を身につけるだけでなく、それを使って動くところまでを見すえた方針だと読み取れます。
| 創立 | 1874年 |
|---|---|
| 児童数 | 約630名(1クラス35名) |
| 制服 | なし |
| 土曜授業 | なし |
| 昼食 | 給食(自校炊飯) |
| 帰国子女の受け入れ | あり(詳細は学校のホームページを参照) |
数字や制度は年度によって変わります。最新は学校の募集要項でご確認ください。
制服がないことは方針のあらわれです
表のなかでとくに目を引くのが、制服がないという点です。国立の附属小学校では制服のある学校も少なくないなかで、この学校は私服での通学になります。
制服がないということは、毎日の服装を自分たちで選ぶということです。その日の活動や天気に合わせて何を着るかを考える場面が、日常のなかに組み込まれます。教育目標に掲げられている「自ら考える力」を、生活の細部で積み重ねる形と読むこともできるでしょう。
一方で、ご家庭の側には日々の服装をそろえる手間があります。制服代がかからない代わりに普段着を用意することになりますので、費用の面でも準備の面でも、私服で6年間通う前提で考えておいてください。
自校炊飯の給食
昼食は給食で、資料には「自校炊飯」と記されています。校内でご飯を炊いている形です。食事は毎日6年間続く時間ですので、どのように用意されているかは学校生活の質に直結します。
給食費は月額5,500円と記載されています(2027年度)。なおアレルギー対応についての記載は資料にありません。「対応がない」という意味ではなく、資料からは分からないということですので、必要なご家庭は学校へ直接ご確認ください。
1クラス35名という規模
児童数は約630名、1クラス35名です。少人数教育を掲げる学校とは異なる規模で、集団のなかで自分の役割を見つけ、他の子と折り合いをつけながら進む経験を重ねる環境だと考えるのが実際に近いでしょう。
土曜授業がないという点も方針のあらわれです。平日の学びに集中し、土曜日は家庭や地域での時間にあてる組み立てになっています。
教育の特色についてよくある質問
大学の附属校であることの影響はありますか
系列校として、宇都宮大学共同教育学部附属幼稚園、宇都宮大学共同教育学部附属中学校、宇都宮大学共同教育学部附属特別支援学校、そして宇都宮大学と大学院が挙げられています(2027年度)。国立大学の附属小学校は教育研究や教育実習の場を兼ねるのが一般的ですが、この学校の具体的な実施内容については資料に記載がありませんので、学校の案内でご確認ください。
帰国後に編入できますか
帰国子女の受け入れはありと記載されており、詳細は学校のホームページを参照するよう案内されています(2027年度)。条件については学校の案内でご確認ください。
転校することになった場合はどうなりますか
転入・編入の制度は附属小学校どうしのあいだで用意されています。復学制度は欠員があるときとされています(2027年度)。ご家庭の事情に当てはまるかどうかは、学校へ直接ご確認ください。
安全面の取り組みはどうなっていますか
災害や不審者への対応について、子どもを対象とした訓練や安全指導を行うとともに、職員や保護者への啓発も実施していると記されています(2027年度)。大人の側への働きかけもあわせて行われている点が特徴です。
年間行事にはどのようなものがありますか
手元の受験ガイドには、この学校の「主な年間行事」の項目がありませんでした。そのため、ここで行事の内容をご紹介することはできません。学校の案内や説明会でご確認ください。
考査ではどのような力が見られますか
考査の内容は非公表です(2027年度)。教育目標が自ら考える力と実践力を掲げていることは分かりますが、出題内容を推測して書くことはできません。募集要項でご確認ください。
150年の歩みと、二つの学校の統合
教育の姿を理解するうえで、成り立ちも手がかりになります。2027年度の資料に示されている沿革の節目は次のとおりです。
- 1874年 類似師範学校附属小学校として設置
- 1949年 宇都宮大学の設置により、宇都宮大学学芸学部栃木師範学校附属小学校の宝木校と松原校となる
- 1966年 両附属小学校の統合により宇都宮大学教育学部附属小学校となる
- 2004年 国立大学法人となる
- 2020年 宇都宮大学共同教育学部附属小学校となる
注目したいのは1966年です。宝木校と松原校という二つの附属小学校が統合されて、現在の形になりました。所在地が宇都宮市松原であることも、この歩みとつながっています。
そして2020年に、学部の名称変更にともなって現在の校名になりました。2020年より前の資料では「宇都宮大学教育学部附属小学校」と記載されていますので、情報を集めるときはいつの時点のものかをあわせて確認してください。なお「附属」の字は「付属」ではありませんので、書類に記入する場面ではご注意ください。
学校の沿革や方針は更新されることがあります。最新は学校の案内でご確認ください。
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