東京農業大学稲花小学校の試験内容ってどんなの?
受験するから知りたい!
2019年開校という新設校でありながら、あっという間に大人気校の仲間入りをした東京農業大学稲花小学校。
10倍を超える志願倍率をほこり、試験の難易度も高いことで有名なその試験内容は一体どんなものなのでしょうか。
本記事では、東京農業大学稲花小学校願書作成代行や東京農業大学稲花小学校回答集作成付き面接レッスンで高い合格実績を誇る筆者が
東京農業大学稲花小学校に試験内容についてご紹介します。
大切なのは、以下の3点です。
・見られる範囲が広く、苦手をつくらないことが大切であること
・指示を最後まで聞いてから取り組む習慣をつけること
・日常の生活力が、そのまま課題の中で見られること
東京農業大学稲花小学校の個別相談、家庭学習サポート、願書作成、面接対策を行う筆者が詳しく解説していきます。
東京農業大学稲花小学校を受験される方は、ぜひ参考にしてくださいね!
【東京農業大学稲花(とうか)小学校】の試験の流れ
東京農業大学稲花小学校の入学試験は、設定された4日間の中から希望の1日を選ぶことになります。日程を選ぶと、あとは生年月日順に受験番号が振られ、指定の時間に学校に赴き試験を受けることになります。
受験者(お子さま)と付き添いの保護者(1名)はまず体育館に通され、受験番号ごとのブロックに指定された席に座って開始時間を待ちます。
開始時間になると、受験生は案内の先生に促されグループごとに移動し、保護者はその席で試験終了まで待機することになります。昨年は、待機時間に校長先生がご挨拶にいらしたそうですよ。
受験生は、各教室でペーパー試験と絵画巧緻性、別会場に移動して行動観察を行います。
試験では学校側が用意した道具を利用する場合も多いですが、稲花小学校は使用する文房具や飲み物などを、指定された形状のバッグ(両手が空くもの)に入れて受験者自身が持ち歩きます。ペーパーや巧緻性の対策だけでなく、道具の出し入れや取り扱いなどの生活力もしっかり身に着けさせる必要がありますね。
終了時間が近くなると、案内係の先生からお迎えの場所に移動するよう促されます。2022年度は、除菌シートを持参し使用したい椅子を保護者自身でふき取るようにと指示がありました。持ち物も細かく指定されることが多いので、忘れ物をしてお子さまの足を引っ張らないよう注意してください。
その後、グループごとに移動をし、試験を終えられたお子さまと集合して試験は終了となります。引き渡しのタイミングと移動時間を少しづつずらして案内されるので、混雑を感じることなくスムーズに帰宅することができますよ。
【東京農業大学稲花(とうか)小学校】の試験の内容
4日間で受験者数が1000人を超える人気校。東京農業大学稲花小学校の試験内容と気を付けるべきポイントは一体どんなものでしょうか。プロがじっくり解説します。
①学力試験(パーパーテスト)
難易度が高いことで有名な東京農業大学稲花小学校の学力試験は、幅広い分野から出題されます。特に「お話の記憶」「点図形」「数量」「理科的常識問題」は頻出です。
お話の記憶は600文字前後のお話を聞き、4~5個の問いに答えていきます。聞いた内容をそのまま答えるだけでは足りない、ひとクセある設問が良く出されるので、お話の内容をただ覚えるだけではなく、覚えた情報から推測する能力や知識が必要となります。
また、短時間で驚くほど多くの点を繋いでいく点図形も名物のひとつです。図形と言えないような図が見本となることも多く、大人でも難しいと感じる屈指の難易度を誇ります。
点図形で大事なことは、完成させることはもちろんですが、何より最後まであきらめないこと。時間いっぱいまで書き続ける前向きな気持ちです。たとえ途中で時間が来てしまっても、気持ちを切り替えて次の問題に取り組めるような精神力の高さが必要となります。
「理科的常識問題」は、虫や果物、植物や花といった自然に関する問題が毎年必ず出題されています。また、様々な形のビーカーに入ったお水の量を比較する理科と推理を掛け合わせたようなユニークな問題が出題された年もありました。農業大学の付属小学校らしい課題と言えますね。
②絵画/巧緻性テスト
一昨年はあらかじめ記載された図形を利用して試験官の指示にしたがって絵を描き込む内容。昨年はスタンダードな絵画が出題されました。両方とも、絵のクオリティというよりは、試験官の指示をよく聞いて言われた通りの絵を描けるかといった指示理解に近い内容となっていました。
③運動テスト
東京農業大学稲花小学校の運動テストは、ペーパーテストを受けた教室で机の横のスペースなどを利用して行われる簡単なものが中心です。片足バランスや模倣運動、指折り体操など基本的な動きをしっかり真似できるかといった点がポイントになります。
③行動観察
2021年実施までは、コンパクトにまとめられた簡単なゲーム(先生や周りのお友達とじゃんけんをする、しりとりをする)が中心でしたが、2022年度入試ではお店屋さんごっこが行われました。コロナの流行が落ち着き、お子さまの個性や行動をしっかり観察する内容に戻ったように思われます。今後も行動観察は重視されると予想されますので、油断することなくしっかり対策したいですね。
【東京農業大学稲花(とうか)小学校】実際にどんな問題が出ているか
分野の名前だけを並べても、家庭での対策は立てにくいものです。ここでは、これまでに出ている課題が「どんな形で聞かれているのか」を分野ごとに整理しておきます。
ペーパーテストで出ている問題の形
お話の記憶は、聞いた話をそのまま答えさせて終わりにはなりません。話の中の出来事から季節を判断させ、そこから一段ずらしたものを選ばせるように、覚えた内容を土台にもう一度考えさせる聞かれ方が続いています。
点図形は、見本と同じ形を点と点をつないで写し取る課題です。左右対称になっていない見本や、斜めの線が何本も交わる見本が選ばれる年が多く、どこから描き始めるかを自分で決める力まで問われます。
数量は、数えて比べる、同じ数ずつに分ける、多い少ないの差を答えるといった出題です。おはじきや積み木で手を動かして確かめた経験が、そのまま解く速さに表れます。
理科的常識は、虫・果物・草花といった身のまわりの自然を題材に、毎年のように出されています。形の違う入れ物に入った水の量を見比べて答える、理科と推理を組み合わせた出題があった年もありました。
絵画・巧緻性で出ている課題の形
あらかじめ紙に印刷された形を生かして絵を描き足す形式の年と、テーマだけを示されて自由に描く形式の年があります。どちらの年も見られているのは絵の上手さではなく、先生が話した条件を最後まで聞き取り、そのとおりに描き進められたかどうかです。道具を自分のバッグから出し、使い終えたらしまうところまでが課題だと考えてください。
運動・行動観察で出ている課題の形
運動は、その場で片足立ちの姿勢を保つ、先生の動きをすぐに真似る、指を折りながら数える体操など、机のわきのスペースでできる動きが中心です。行動観察は、短いやりとりで終わる年から、役割を決めて集団で進める課題の年へと広がってきました。指示を聞き終えてから動き出せるか、決めた役割を最後まで務められるかが見どころになります。
【東京農業大学稲花(とうか)小学校】試験内容をプロが解説まとめ
いかがでしたか。コロナの流行が落ち着いたことで、オーソドックスな試験内容に戻ってきた東京農業大学稲花小学校の入学試験ですが、やはり最もハードなのは学力試験です。
基本問題を繰り返し、特徴である点図形、理科的問題、理科的常識問題を中心に頻出課題をクリアしていきましょう。
また、行動観察の比重も高まっています。協調性やお友達を尊重する思いやりの気持ちを大切にできるよう、しっかりと対策してください。多くの受験生の中から頭ひとつ抜けられるような存在感を見せられるよう頑張ってくださいね。
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