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【2025.03.31 メディア掲載】

ベネッセ教育総合研究所様のWEBメディア「ベネッセ教育情報」に取材いただいた「願書における家庭教育方針の書き方と記入例」が掲載されました。
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桐朋学園小学校

【桐朋学園小学校】どんな子が受かる?合格する子と家庭の育て方を徹底解説!

【桐朋学園小学校】どんな子が受かる?合格する子と家庭の育て方を徹底解説!

塾長
塾長

桐朋学園小学校は、「自分で考え、行動する力」を大切にし、豊かな自然環境の中で子どもたちの創造性や自主性を育むことを目指す人気の私立小学校です。受験倍率は11倍を超え、例年ランキングでも首都圏のトップ5に入る大人気の難関校として知られています。

このように多くの家庭に支持される桐朋学園小学校に合格するのは、一体どのようなお子さま、そしてどのような家庭なのでしょうか。桐朋学園小学校の受験対策に精通したお受験のプロが、合格する子どもの特徴と家庭での育て方を徹底解説します。

【桐朋学園小学校】どんな子を求めている?大切にする子ども像

桐朋学園小学校が求める子ども像は、「自分で考え、主体的に行動できる子」です。これは、同校が掲げる「知・情・意」のバランスを重んじ、心と体を育む教育理念に基づいています。

学習や日常生活の中で、自ら課題を見つけて挑戦し、仲間と協力しながら取り組む姿勢が重視されます。また、相手を思いやる心や協調性を育むことも大切にしており、社会性や人間性を豊かに育てる教育方針が特徴です。

学力だけでなく人としての成長を支えることを目指しているため、それを実現できるような創造力と自立の精神を持つお子さまを必要としています。

【桐朋学園小学校】どんな子が通っている?学校の雰囲気

桐朋学園小学校に通うお子さまには、どのようなタイプの子が多いのでしょうか。プロの視点から詳しく解説します。

男子の特徴は?

桐朋学園小学校の男子には、優しく朗らかで自然が大好きなお子さまが多いです。好奇心旺盛で、虫や動物に恐る恐る近づきながらも、時間をかけて楽しそうに打ち解けていく姿がよく見られます。

 

一方で、絵や工作などの創作活動では、一気に集中モードに入り、自分の世界に没頭できる子も多いのが特徴です。慎重で少し怖がりな面を持ちながらも、挑戦する心を忘れない、そんな柔軟さと豊かな感性を兼ね備えたお子さまが多く通っています。

 

女子の特徴は?

桐朋学園小学校の女子は、元気いっぱいで活発な子が多く、木登りやアスレチック、ドッジボールなど体を使った遊びが大好きです。

男の子に負けない運動神経を持つ子も多く、「おてんば」という言葉がぴったりです。さらに、周囲をよく見て、友達や小さな子に優しく接する面倒見の良さも持ち合わせています。

物静かなお子さまでも、芯がしっかりしていて、絵や工作にじっくり取り組む集中力があります。活発さと優しさ、どちらも兼ね備えた姿が印象的です。

いじめはある?

桐朋学園小学校では、いじめに関する具体的な事例や現在進行中の問題について、公式な発表は確認されていません。

 

学校としても、教職員研修や児童会活動、保護者との連携など、いじめ防止に向けた多面的な取り組みを行っています。また、児童の自主性と主体性を大切にし、自己肯定感を高める教育方針を徹底しており、これによりいじめの加害者にも被害者にもなりにくい環境づくりを目指しています。道徳の授業なども活用し、思いやりの心を育てています。

 

共働き家庭はある?

桐朋学園小学校には、共働き家庭や総合職フルタイムで働く保護者の方も多く在籍しています。

しかし、学校に併設されたアフタースクール(学童保育)はないため、放課後の預け先としては学校近隣や自宅周辺の民間学童、公立学童を利用する必要があります。そのため、通学環境やお迎えの体制など、家庭での準備が重要になります。共働きであっても子どもの自主性を育む教育方針に共感し、通わせるご家庭が多いのが特徴です。

 

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【桐朋学園小学校】どんな子が合っている?合格する子の特徴

※必要ならH3に分けて解説

桐朋学園小学校の理念や校風には、どのようなお子さまがあっているのでしょうか。合格する子の特徴について詳しく解説します。

自主性を持ち、自分で考えて行動できる子

桐朋学園小学校では「自分で考え、行動する力」を特に大切にしています。先生の指示を待つだけではなく、自分で課題を見つけ、どう取り組むかを考えられる子が求められます。

 

例えば、おやつの準備や遊びの内容を「今日は何にする?」と問いかけ、決めるところから準備、後片づけまでを任せるのも効果的です。また、休日には「今日は自分で一日の予定を考えてみよう」と提案し、どの遊びをするか、いつ休憩するかなどを子ども自身に組み立てさせる経験もおすすめです。

 

失敗しても「どうしたらうまくいったと思う?」と一緒に振り返ることで、考える力と挑戦する勇気が育ちます。主体性を持つお子さまは、学校生活や入試の場面でも自信を持って輝くことができます。

 

友達と協力し、思いやりを持てる子

協調性や思いやりの心は、桐朋学園小学校が重視する大切な資質です。友達や家族と協力して遊ぶ中で、相手の気持ちを察し、譲り合い、支え合う力が育ちます。

 

たとえば、兄弟姉妹やお友達との遊びの際に「順番を決める」「道具を共有する」体験をさせるのがおすすめです。また、家族で料理をする際に「お母さんにこの野菜を渡してくれる?」「みんなのために盛り付けをしてみよう」と役割を持たせることも有効です。

 

お誕生日カードやお礼の手紙を手作りする、困っている友達に「手伝おうか?」と声をかけるよう促すなど、小さな思いやりの積み重ねが協調性を育てます。「ありがとう」「どうぞ」などの言葉を普段から意識的に使う習慣も大切です。

 

創造力が豊かで、好奇心旺盛な子

桐朋学園小学校では、自由な発想や表現を大切にする教育が特徴です。絵を描く、工作をする、自然の中で虫や植物を観察するなど、夢中になれる体験を通して創造力が育ちます。

 

例えば「今日は時間を気にせず、好きなだけお絵描きしていい日」を作ったり、段ボールや廃材を自由に使って好きなものを作る「工作デー」を設けるのもおすすめです。また、公園で見つけた葉っぱやどんぐりを使った作品づくり、図鑑を持って昆虫や鳥を探しに行く冒険ごっこなども、探究心を刺激します。完成度を求めず「どんなふうに作ったの?」と過程を楽しむ姿勢が大切です。

 

「もっと知りたい!」「作りたい!」という気持ちを大切にし、自由な表現を認めることで、自然と創造力が伸び、学校生活でも大きな強みとなります。

 

【桐朋学園小学校】どんな子に育てる?家庭の育て方

※必要ならH3に分けて解説

 

桐朋学園小学校に合格するには、ご家庭でどのようにお子さまを育てればよろしいのでしょうか。ご家庭で気を付けるポイントや、今からでも簡単にできる取り組みを具体的にご紹介します。

自分で考え、選ばせる習慣を大切にする

桐朋学園小学校が求める「主体性」を育むには、日常の中で小さな選択肢を与えることが大切です。例えば、休日の過ごし方や今日着る洋服、夕飯の献立を一緒に考えるなど、子ども自身に決めさせる経験を積ませましょう。

 

お出かけの際に「今日はどの公園に行きたい?」と問いかけるのも効果的です。失敗したときは叱るのではなく、「どうしてそうなったと思う?」と一緒に振り返る時間を持つことで、考える力がさらに伸びます。

 

大人が先回りして手助けするのではなく、あくまで子どもの意思を尊重する姿勢が鍵になります。

 

思いやりや協調性を育てるコミュニケーション

思いやりや協調性は、家庭内のちょっとしたやり取りから育ちます。食事の配膳を一緒に行い、「お父さんの分を用意してくれる?」と頼む、小さいきょうだいやお友達にお菓子を分けるなどの体験が有効です。

 

また、お友達と遊んだ後には「楽しかったね」「相手はどう思ったかな?」と振り返る時間を持つのもおすすめです。さらに、お誕生日カードを手作りして送る、誰かのためにちょっとしたお手紙を書くといった取り組みも効果的です。

 

こうした経験を通じて、相手の気持ちに気づき、行動できる優しさが育まれます。

 

創造力と好奇心を引き出す環境づくり

創造力を育てるには、「自由に没頭できる時間」と「豊かな体験」が欠かせません。例えば、時間制限を加えずに1日中お絵描きをする日を作る、段ボールや空き箱を自由に使って好きなものを作る日を設けるなど、制限のない遊びの時間を大切にしましょう。

 

また、図鑑を片手に公園へ昆虫を探しに行ったり、季節の草花を観察したりする体験もおすすめです。完成度や正解を求めず、「楽しい!」「もっと知りたい!」という気持ちを尊重することで、探究心と創造性がどんどん育ちます。

 

親子で一緒に新しいことに挑戦する姿勢も、大きな刺激になります。

 

まとめ:桐朋学園小学校に合格できるのはどんな子?

 

桐朋学園小学校は、都内でも有数の大人気・難関校です。合格を手にすることは決して

たやすくありません。しかし、特別なことを無理に詰め込む必要はありません。

 

日常の中で「楽しみながら育む」ことが大切です。日頃から家族でキャンプや公園に出かけ、自然の中でたくさん遊ぶ時間を持つことや、家の中で一緒にお絵描きや工作をして自由な発想を楽しむことは、すべて大きな力になります。親子で一緒に笑い合い、考え、挑戦する時間が、何よりも子どもの心を育て、合格への大きな一歩につながります。

 

受験準備を「お勉強」だけに捉えず、家族で過ごす楽しい思い出の中に取り入れていくことで、自然と桐朋学園小学校が求める力が育まれていきますよ。

藤川海美 (ふじかわ うみ)
うみ塾長
お受験教室代表。
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など驚異の合格実績を誇る。

株式会社Bright Future Family 代表取締役。 元お受験幼稚園の面接官として、数多くの願書を審査し、親御様やお子様の面接を担当。長年の経験を活かし、小学校受験指導に従事。
自らも我が子の小学校受験を経験し、親の立場から見た受験の厳しさを理解。親子が第一志望校に合格するためのサポートを使命とし、命をかけて指導に取り組む。
教育者としての経験と親としての視点を融合させた指導が特徴。
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