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【2025.03.31 メディア掲載】

ベネッセ教育総合研究所様のWEBメディア「ベネッセ教育情報」に取材いただいた「願書における家庭教育方針の書き方と記入例」が掲載されました。
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桐朋学園小学校

【桐朋学園小学校】倍率はどれくらい?受験の難易度と合格のコツを解説解説!

【桐朋学園小学校】倍率はどれくらい?受験の難易度と合格のコツを解説解説!

塾長
塾長

桐朋学園小学校は、少人数制のきめ細やかな指導や、内部進学制度による将来の安心感もあり、毎年多くの家庭から高い支持を集めています。

そんな魅力あふれる桐朋学園小学校ですが、実際の志願者倍率や入試の難易度はどの程度なのでしょうか? さらに、合格を勝ち取るためにはどのような準備が必要なのでしょうか。本記事では、その気になるポイントを詳しく解説します。

【桐朋学園小学校】2025年最新の入試倍率

まずは、桐朋学園小学校の近年の志願者倍率や合格者数について、詳しくご紹介します。あわせて、参考として他校の倍率との比較情報もお伝えします。

桐朋学園小学校の入試倍率の推移

年度倍率志願者数合格者数
2025年9.9倍67068
2024年9.0倍64672
2023年9.8倍70872
2022年9.5倍68472
2021年8.3倍60272

※倍率は弊社の独自調査により算出

 

【2025年入試】他の小学校との倍率の比較

学校名倍率定員
桐朋学園小学校9.9倍68名
慶應義塾幼稚舎11.1倍144名
早稲田実業学校初等部11倍108名
立教小学校3.6倍120名
桐朋小学校
(※内部進学者を含む)
7.3倍72名
学習院初等科9倍80名
青山学院初等部6.9倍88名
暁星小学校

(※内部進学者を含む)

4.4倍120名

※倍率は弊社の独自調査により算出

 

【保存版】桐朋学園小学校|入試対策・願書・倍率・学校生活まで全21記事で完全解説 1. 桐朋学園小学校とは?教育方針と校風 「自由」「探究」「表現」を柱とした教育。桐朋...

 

【桐朋学園小学校】倍率が高くなる理由

このように、桐朋学園小学校の倍率は他の人気校と比較しても突出しています。桐朋学園小学校の倍率はどうしてこのように高くなるのでしょうか。お受験のプロがポイントを4つに絞ってご紹介します。

内部進学制度がある

桐朋学園小学校の最大の魅力の一つは、卒業後に「桐朋中学校」や「桐朋女子中学校」へ内部進学できる制度です。

 

桐朋中学校は男子校として有名で、難関大学への高い進学実績を誇り、特に東大・京大・医学部など難関学部への合格者を多数輩出しています。一方、桐朋女子中学校も女子教育に定評があり、多彩な進路に対応できる柔軟な教育体制が魅力です。

 

この内部進学制度によって、幼少期から一貫した教育を希望する保護者にとって大きな安心材料となり、特に男子児童の人気が非常に高い傾向にあります。その結果、女子よりも男子の志願倍率がさらに高くなるという特徴が見られます。

定員が少ない(1学年2学級制)

桐朋学園小学校では、児童一人ひとりの個性や成長ペースに寄り添った指導を徹底しています。そのため、1学年は1クラス34名の2クラス編成、合計約68名という少人数体制を採用しています。

 

この少人数だからこそ実現できる、きめ細やかな声かけや、自由な発想を引き出す授業、自然体験を通じた学びなど、独自の教育方針が徹底されています。

 

しかし、定員が限られることにより、入学希望者が増えれば増えるほど競争が激化し、倍率が自然と高くなってしまうのです。特に近年は「少人数でのびのびと育てたい」と考える家庭が増加しており、その需要の高まりも倍率上昇の一因です。

入試内容

桐朋学園小学校の入学考査は、他の多くの私立小学校で重視されるペーパーテストがありません。試験内容は、制作を中心とした「絵画・巧緻性課題」、協調性や社会性、主体性などを評価する「行動観察」が中心です。

 

一見すると「準備が簡単そう」と思われがちですが、ペーパーに頼れない分、子どもの本来の力が問われます。特に、自分の考えを自分の言葉で伝える力や、初めての課題に向き合う姿勢、仲間との関わり方など、普段の生活や育ち方が色濃く反映される内容です。

 

この「本質を問う」入試スタイルが、逆に挑戦したい家庭の関心を引き、受験者数の増加につながっています。

 

魅力ある教育活動

桐朋学園小学校は、都会にいながら自然や命の営みに触れられる体験活動が非常に充実しています。学校内外で行う稲作や動物の飼育活動を通じて、生命の大切さを実感し、感受性や責任感を育てます。

 

また、林間学校や宿泊学習など、非日常的な環境での集団生活を通じて協調性や自主性を伸ばす機会も豊富です。さらに、日常的な学びの中でも、音楽や美術、演劇など表現活動に力を入れており、子どもたちの創造力や多角的な思考力を引き出しています。

 

これらの教育活動は、単なる知識の詰め込みではなく、「自分で考え、感じ、表現し、行動する力」を育むことを目指しており、保護者から高い支持を得ています。この独自の教育環境に魅力を感じる家庭が年々増えており、それがさらに倍率を押し上げる要因となっています。

【桐朋学園小学校】倍率が高い学校への合格のコツ

桐朋学園小学校のように、高い倍率を誇る私立小学校に合格するためには、どのような準備や心構えが必要なのでしょうか。ここでは、合格を勝ち取るためのコツを3つに絞って分かりやすく解説します。

 入試対策(集団テスト・行動観察)

桐朋学園小学校の入試は、集団テストと行動観察で構成されています。集団テストでは、思考力や構成力、巧緻性を問う課題が出され、受験者が自ら考えて手を動かし、工夫しながら課題を完成させる力が試されます。

特に、限られた時間内で効率よく作業を進める力、整理整頓や道具の扱い方、最後まであきらめずに取り組む粘り強さが大切です。

行動観察では、複数の指示を正しく理解し、ルールを守りながら友達と協力できるかどうか、社会性や協調性、さらには個々の集中力や生活態度が観察されます。

グループ活動の中での立ち居振る舞いや、ルールを守った上で楽しむ姿勢も評価のポイントです。

 

家庭学習(感性の涵養(かんよう)・しつけ)

入試対策に加え、家庭での学びや生活習慣の積み重ねは合格への大きな後押しになります。日常の中で「感じる心」を育てること、そして基本的なしつけを身につけることが大切です。

感性の涵養とは、日々の体験を通じて物事を深く味わい、考える力を育てることです。例えば、自然の中で季節の移ろいを感じたり、美術館や音楽会などで豊かな表現に触れたりすることは、子どもの想像力や表現力を伸ばす大切な機会になります。

また、家庭の中での「しつけ」は、社会性や協調性を身につける第一歩です。順番を守る、相手を思いやる、約束を守るといった習慣は、学校生活や入試の場面でも大きく役立ちます。

願書対策(志望理由)

桐朋学園小学校では、保護者や児童に関する面接が行われないため、入学への想いや学校理解、教育方針に対する共感を直接伝える場がありません。そのため、志望理由を伝える唯一の手段が願書となります。

 

願書には、ご家庭がどのような教育観を持ち、なぜ桐朋学園小学校を選んだのか、どのようにお子さまを育ててきたのかといった背景や想いを丁寧に綴る必要があります。しかし、同じように熱意を込めた願書が何百通と届く中で、選考者の目に留まり、印象に残る内容に仕上げるのは簡単ではありません。

 

他のご家庭も、強い想いを言葉に乗せて「自分たちこそがふさわしい」とアピールしてきます。だからこそ、型通りの文章ではなく、お子さまやご家庭らしさがにじむ、きらりと光る願書が必要なのです。

 

弊社では、これまで多数の合格実績を支えてきた「オーダーメイド願書作成サービス」をご用意しています。プロの視点でヒアリングを行い、ご家庭の想いを最大限に引き出し、桐朋学園小学校の教育理念に沿った、オリジナル性の高い願書を仕上げるお手伝いをいたします。

 

願書は、合格への扉を開く大切な鍵です。ぜひ、弊社のオーダーメイド願書作成を活用し、選考者の心に響く一通を一緒に作り上げていきましょう。

 

まとめ:桐朋学園小学校は倍率が高くても対策次第で合格できる

10倍を超えるような高倍率を目にすると、「うちの子には無理かもしれない」「もう諦めるしかないのかな」と、不安や焦りを感じる方も多いのではないでしょうか。しかし、実際にはポイントを的確に押さえた準備を積み重ねることで、合格の扉を開くことは十分に可能です。

桐朋学園小学校の入試では、表面的なテクニックだけではなく、お子さま自身の持つ素直さや思考力、社会性がしっかりと見られます。そのため、日常の過ごし方や保護者のサポートが合格への大きなカギになります。

「本当にこの方法で大丈夫かな」「もっと的確なアドバイスが欲しい」と感じたときは、ぜひ弊社のLINEまでお気軽にご相談ください。桐朋学園小学校の受験に精通した講師陣が、一人ひとりに合わせた具体的なアドバイスや対策を丁寧にサポートします。お子さまの可能性を信じ、一緒に一歩ずつ進んでいきましょう。

 

藤川海美 (ふじかわ うみ)
うみ塾長
お受験教室代表。
願書作成や面接対策、受験指導など小学校受験のことなら何でもお任せ!
願書作成97%、面接レッスン93%、受験指導100%
など驚異の合格実績を誇る。

株式会社Bright Future Family 代表取締役。 元お受験幼稚園の面接官として、数多くの願書を審査し、親御様やお子様の面接を担当。長年の経験を活かし、小学校受験指導に従事。
自らも我が子の小学校受験を経験し、親の立場から見た受験の厳しさを理解。親子が第一志望校に合格するためのサポートを使命とし、命をかけて指導に取り組む。
教育者としての経験と親としての視点を融合させた指導が特徴。
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