まずはここから!初めての受験に備える
小学校受験を知り尽くしたプロが教える「小学校受験の教科書」
Amazon Kindle 幼児教育カテゴリー No.1 獲得しました!

【2025.03.31 メディア掲載】

ベネッセ教育総合研究所様のWEBメディア「ベネッセ教育情報」に取材いただいた「願書における家庭教育方針の書き方と記入例」が掲載されました。
記事を読むメディア掲載一覧
光塩女子学院初等科

【光塩女子学院初等科】偏差値はどれくらい?他校との比較も徹底解説!

【光塩女子学院初等科】偏差値はどれくらい?他校との比較も徹底解説!

うみ塾長
うみ塾長

光塩女子学院初等科は、カトリックの精神に基づいて「光の子、塩の子」として豊かな品格と教養を育む、歴史ある女子小学校です。高い学力だけでなく、他者への深い思いやりや自立心を大切にする教育方針に共感し、受験を熱心に検討されているご家庭も非常に多いです。

 

本記事では、そんな光塩女子学院初等科の魅力と、小学校受験における入試の難易度を、「偏差値」という側面から具体的に解説していきます。ほかの有名私立小学校とも比較しながら、光塩女子学院初等科が小学校受験界でどのような位置づけにあるのかを詳しくお伝えしますので、ぜひ最後までご一読くださいね。

  •  

    「小学校受験は、塾任せにしてると落ちますよ」

    成績を一番上げる“家庭学習”の方法が、合格までの最短ルート!

【光塩女子学院初等科】偏差値はどのくらい?

光塩女子学院初等科は、カトリック系のミッションスクールらしい品格と質の高い教育で、毎年安定して高い人気を誇っています。落ち着いた教育環境や、長きにわたる伝統の中で育まれる豊かな人間教育に惹かれ、多くのお嬢様とご家庭が受験に挑戦されます。

 

それでは、光塩女子学院初等科の入試難易度や、一般的に言われる「偏差値」は、実際のところどのくらいに位置しているのでしょうか?

 

小学校受験における「偏差値」とは

まず、小学校受験の世界で使われる「偏差値」という言葉の持つ意味を、しっかり整理しておきましょう。

 

光塩女子学院初等科をはじめとする私立小学校の入試において、「偏差値」は、中学受験や高校受験のように、純粋な学力や全体順位を示す数値とは少し意味合いが異なります。

なぜなら、光塩女子学院初等科の入試では、ペーパーテストの結果だけで合否が決まることは決してないからです。

 

光塩女子学院初等科の入試では、お嬢様の行動面での資質や性格、ご家庭の教育方針、そして親御様の学校への理解や姿勢まで、非常に幅広い視点から多角的に評価されます。そのため、学力テスト(ペーパーテスト)の点数のみで、その子の能力や合否が判断されることはほとんどありません。

 

実際に「偏差値的な目安」として示される数値は、大手模試の成績や過去の合格実績などをもとに算出される、合格可能性の参考値に過ぎないのです。これを鵜呑みにするのではなく、あくまで受験準備の進捗状況を確認する一つの指標として活用するのが賢明な利用法と言えるでしょう。

光塩女子学院初等科の入試では、ペーパーテストに加え、制作・巧緻性、行動観察、そして保護者同伴の面接など、多岐にわたる項目で評価が行われます。つまり、問われるのは、単に“お勉強の得意さ”だけではなく、お嬢様の人間性やご家庭との適合性そのものなのです。

光塩女子学院初等科の難易度と人気の裏付け

光塩女子学院初等科は、カトリックの精神を礎に、「あなたがたは世の光、地の塩である」という教えのもと、知性だけでなく、豊かな感性や、周りの方々を尊重し想い合う心を育む伝統ある女子校です。その温かくも洗練された教育方針は、多くのご家庭から大変高く評価されています。

 

光塩女子学院初等科の人気の高さは、毎年の入試倍率からも明らかです。

 

たとえば、直近の2024年度入試(2025年4月入学)では、定員80名に対しておよそ300名もの志願者が集まりました。数字上は4倍弱となりますが、定員の中には幼稚園からの内部進学者も含まれますので、純粋な外部受験生から見た実質倍率はさらに高くなると言われています。

 

このように、光塩女子学院初等科の入試は、単に「偏差値」という数値では測りきれない高い魅力と難しさがあるのが特徴です。志願者の多くが第一志望として真剣に臨むことからも、光塩女子学院初等科という学校への高い人気と信頼がうかがえますね。

 

【光塩女子学院初等科】他校との偏差値の比較

 

学校偏差値教育の特徴
光塩女子学院初等科57カトリックの教えを基盤とし、「光の子、塩の子」として愛と奉仕の精神を育みます。教科専科制と共同担任制によるきめ細やかな指導のもと、高い学力と、他者と協調し尊重する豊かな人間性を兼ね備えた女性の育成を目指します。
立教女学院小学校62武蔵野の緑に囲まれた自然豊かな環境で、四季を感じながら学べるプロテスタント校。心の豊かさや協調性を育む教育を大切にしています。
成蹊小学校60個性の尊重と自主性を重んじる自由な校風を持つ名門校です。こみち科と呼ばれる独自の教育プログラムや、自然に囲まれた広いキャンパスが特徴。大学まで同じキャンパスで過ごす一貫教育の中で、豊かな心と高い知性を兼ね備えた人材の育成を目指します。
日本女子大学附属豊明小学校58「信念徹底・自発創生・共同奉仕」を教育理念に掲げ、学力と人間性を育てる女子校です。広い校庭と自然環境に恵まれ、協調性や礼儀を大切にした教育が特徴。附属中高・大学への進学が可能という安定した一貫教育も強みです。
聖心女子学院初等科63キリスト教の教えを基盤に「誠の心」を育む女子校です。思いやりと感謝を大切にし、都心の自然豊かな環境で感性と品格を育成。大学までの一貫教育体制が魅力で、長い伝統と安心感が支持されています。
雙葉小学校67「祈る心のある子ども」「思いやりのある子ども」「実行力のある子ども」を育てることを目指しながら、生徒の自主性や個性を尊重し、内面の成長を重視する教育を行っています。
白百合学園小学校65カトリックの精神に基づいた教育を特徴とする女子小学校。心の教育、マナー教育、自主性を尊重した教育を重視、児童の判断力を育むことを目指します。
東洋英和女学院小学部60プロテスタント校で幼稚園から大学までの一貫教育を実践。少人数制で、食堂で全員が共に食事をするなどアットホームな環境の中、豊かな心を育みます。
田園調布雙葉小学校60中学校・高校の入試が行われないため、12年間の濃密な人間関係の中でお互いを尊重する心が育まれます。祈る心と優しさを育てる教育方針のもと、安心して長い学びを続けられる環境が魅力です。
東京女学館小学校59「自主自律」を重視し、自分で考え行動する力を育む女子校です。都心の緑豊かな広い敷地で、社会性や思いやりを育てる多彩な行事が充実。内部進学制度と幅広い進路選択肢が魅力で、多くの家庭に支持されています。
慶應義塾幼稚舎68日本の私立小学校の中でも最も歴史ある学校のひとつ。6年間担任持ち上がり制や教科別専科制を両輪とし、児童の健やかな成長を多くの教職員が見守ります。

※偏差値は弊社の独自調査による算出

 

光塩女子学院初等科の受験対策まとめ|願書・面接・倍率・学費・進学先まで徹底解説
光塩女子学院初等科の受験対策まとめ|願書・面接・倍率・学費・進学先まで徹底解説 【光塩女子学院初等科】入試概要・偏差値・倍率・合格の傾向 入試日程と考査内容まとめ ...

 

【光塩女子学院初等科】偏差値が高い理由

光塩女子学院初等科の入試難易度が高く、結果的に偏差値が高水準になる背景には、以下の3つの納得の理由が挙げられます。

 

伝統に裏打ちされた「教育の質」と「進路」への絶対的な信頼

光塩女子学院初等科の難易度が高い最大の要因は、提供される教育の質の高さと、その後の進路への安心感が非常に高いためです。

 

まず、カトリックの精神「世の光、地の塩」に基づく、知性と愛を育む教育が、保護者から絶大な支持を得ています。

 

さらに、中等科・高等科への内部進学が基本となる一貫教育校であるため、「大学まで安心して任せられる」という期待が人気を支えています。卒業生の社会での活躍が学校の教育の正しさを証明しており、これが高いブランド力となり、毎年の受験者数を常に高水準に保っているのです。

「人間性」の総合評価を重視する入試の特殊性

私立小学校の入試では、光塩女子学院初等科に限らず、どこの学校でも学力(ペーパーテスト)だけで合否が決まることはありません。すべてのご家庭と学校の間で「教育方針や求める資質の相性・適合性」が問われるのが一般的です。

 

光塩女子学院初等科の入試も、他の私立小学校と同様に多角的な評価を行いますが、カトリックのミッションスクールという確固たるアイデンティティを持つため、他の学校と比べてより明確な「カラー」を求めていると言えます。

 

光塩女子学院初等科が特に重視し、難易度を高めている要素は、創立精神である「光の子、塩の子」という教えに深く根ざした資質です。

 

具体的には、自分のことだけでなく、周りの人を思いやり、率先して助けようとするといった、利他的な行動が強く求められます。また、カトリックの教えや行事への深い理解を示し、学校の伝統を尊重する姿勢が、ご家庭とお子様双方に求められます。

 

さらに、華美ではなく、控えめで礼儀正しい振る舞いや、規律ある生活の中で培われた洗練された品格と落ち着きが評価されます。

 

このように、光塩女子学院初等科の入試は、他の私立小学校と同様に多角的評価であることに加え、カトリックという明確なフィルターを通じて、愛と奉仕の精神を体現できるご家庭・お子様を選抜するため、結果として対策の難易度が非常に高くなっているのです。

 

合格の鍵は「家庭での対話と生活習慣」にじっくり時間をかけた取り組みが必要

最も重要なのが、合格には家庭での取り組みの質と量が不可欠である点です。これは短期間で習得できるものではないため、高い偏差値に直結します。

 

たとえば、光塩女子学院初等科が重視する思考力や表現力は、毎日の親子間の質の高い対話の積み重ねによって育まれます。また、巧緻性や行動観察の基礎となる「集中力」や「落ち着き」は、挨拶や片付け、食事といった家庭での規律正しい生活習慣からしか生まれません。

 

これらの能力は、長い時間をかけて親が模範を示し、共に実践することで身につきます。この「家庭全体での高いレベルの教育実践」が求められることこそが、光塩女子学院初等科の入試が最も難しい理由であり、結果的に高い合格水準につながっているのです。

 

まとめ:光塩女子学院初等科に受かるためにすべきこと

光塩女子学院初等科の入試は、お嬢様の表面上の能力だけでなく、人間性そのものや、ご家庭の教育観・親御様の姿勢までを含めて総合的に審査される、非常に洗練された選抜プロセスです。

 

だからこそ、合格を勝ち取るためには、入試直前の詰め込みではなく、早い段階から家庭内で教育方針を明確に整え、日々の生活の中でカトリック精神に根ざした豊かな心を育んでいくことが何よりも大切になります。

 

願書の内容や面接での受け答えはもちろん、普段のお子様への言葉かけや親子の信頼関係づくりまで、すべてが合格へと繋がる小さな積み重ねとなるのです。

 

もし、「具体的な対策をどこから始めればいいのかわからない」「今の準備で光塩女子学院初等科の求めるレベルに達しているか不安」と感じていらっしゃるなら、どうぞお一人で抱え込まずにご相談ください。

 

私が、光塩女子学院初等科の受験に精通したお受験のプロとして、ご家庭の状況に寄り添いながら、最適な対策プランを一緒に検討してまいります。ご家庭の魅力を最大限に引き出す“オーダーメイドの願書作成”や、過去問傾向を徹底分析した“想定問答集付きの面接レッスン”など、実効性の高いサポートをご用意しております。

お悩みを一人で抱え込まずに、ぜひお気軽にLINEからご相談くださいね。

 

藤川海美 (ふじかわ うみ)
うみ塾長
お受験教室代表。
願書作成や面接対策、受験指導など小学校受験のことなら何でもお任せ!
願書作成97%、面接レッスン93%、受験指導100%
など驚異の合格実績を誇る。

株式会社Bright Future Family 代表取締役。 元お受験幼稚園の面接官として、数多くの願書を審査し、親御様やお子様の面接を担当。長年の経験を活かし、小学校受験指導に従事。
自らも我が子の小学校受験を経験し、親の立場から見た受験の厳しさを理解。親子が第一志望校に合格するためのサポートを使命とし、命をかけて指導に取り組む。
教育者としての経験と親としての視点を融合させた指導が特徴。
\ Follow me /
うみ塾長のYoutube
error: Content is protected !!