【成蹊小学校】保護者に多い職業とは
それでは、成蹊小学校の保護者に多い職業をみていきましょう。
サラリーマン家庭
成蹊小学校では、サラリーマン家庭が多くみられます。
サラリーマンのなかでも、日本を代表する大手企業や財閥系企業・外資系企業・その他IT系やコンサル業など、比較的高収入の企業に勤めている傾向があります。
成蹊学園の創立や発展において三菱財閥との繋がりは深く、卒業生が三菱関連に就職することも少なくありません。
こうした学園の成り立ちや背景が、企業勤めの保護者にとって親しみを感じやすいのではないでしょうか。
また、成蹊小学校は無宗教校でもあるため、私立の付属小学校に今まで縁がなかった家庭にも、学園の理念や教育方針を理解しやすい学校です。
そのため、法人勤務の家庭が自然と集まりやすい傾向があります。
医師家庭
成蹊小学校には、勤務医の夫婦や開業医など、医療関係のご家庭も多いです。
医師などの医療関係のご家庭では、勉強一辺倒ではなく、人間性や心の教育にも重きを置く傾向があります。
成蹊学園は大学までありながら、大学進学に関しては自由度が高く、およそ7割が外部の大学を受験します。
小中高でのびのびと豊かな人間性を育み、大学は医学部や難関校を目指してほしいと考える医師家庭に、成蹊小学校は人気です。
自営業
個性を大切にする成蹊小学校は、独自に社会的基盤を築く自営業や経営者にも人気です。
成蹊小学校の理念は、
自立(自分の考えを持ち表現できる)
連帯(集団のなかで自分を生かせる)
創造(生活のなかで創意工夫できる)
の3つであり、自分の手で事業をおこなう自営業の家庭と親和性があります。
また、自営業のご家庭は比較的自由に時間を調整できるため、成蹊小学校の行事の多さにも対応できるようです。
学者・研究職
成蹊小学校では、大学教授や教員、研究機関などアカデミックな職業の保護者もいます。
アカデミックな職業に就く家庭は、子どもの自主性や自由な環境を重視した教育方針を持つケースが多いです。
そのため、成蹊の自主性を尊重する教育方針は魅力的に映るのではないでしょうか。
また、研究職の保護者は子どもの自主性を尊重するため、大学はきちんと自分で選んでほしいという思いも持っています。
内部進学の選択肢も含め、大学進学に自由度が高い成蹊小学校はアカデミックな職業の保護者からも人気です。
【成蹊小学校】共働き家庭は多い?
成蹊小学校では、共働き家庭も一定数います。
ただし、成蹊小学校にはアフタースクール(学童保育)がありません。
また、行事も多いため、共働きでも時間に余裕のある働き方をしている家庭が多いようです。
フルタイムの共働き家庭の場合は、民間の学童保育や習い事を併用して、放課後や夏休みなどの長期休暇をやりくりする必要があります。
【成蹊小学校】どんな家庭が合格する?
成蹊小学校は、保護者よりも子どもを重視して合格者を出す傾向があります。
そのため、保護者の属性や職業に大きな偏りはありません。
経済的にゆとりがあっても、持ち物や生活スタイルは華美ではなく、質実剛健を大切にする家庭が多いです。
また、知識を詰め込む教育をよしとせず、子どもらしく過ごすことを大切にするなど、成蹊小学校の理念との親和性が高い家庭が合格します。
【成蹊小学校】親の職業や合格する家庭の特徴まとめ
成蹊小学校の保護者は、大手企業勤務のサラリーマンをはじめ、医師や研究者、自営業などの職業の方がいます。
成蹊小学校は、保護者の属性より子どもの育ちを重視する傾向があるため、親の職業や学歴は合格にあまり関係がありません。
どんな職業であっても、子どもへの丁寧な関わりと成蹊の理念への共感が、合格への一番の近道です。