六瀬ほしのさと小学校が気になっています。
子どもが自分で学びを選ぶ新しい学校と聞きましたが、入学の流れや学費、通学のことを知りたいです。
六瀬ほしのさと小学校は、兵庫県猪名川町に開校した新しい私立小学校で、お子さまの自己決定と本物の体験、対話を大切にする学校です。入学には体験会への参加が必要で、書類審査と面接を経て決まります。2027年度(令和9年度)の新1年生の選考はすでに終わり、新3年生・新4年生は随時募集とされています。
大切なのは、以下の3点です。
・体験会への参加が入学の条件なので、公式サイトのお知らせを早めに確かめること
・お子さま本人が入学に納得しているか、親子でよく話し合っておくこと
・お弁当や学童がないこと、通学の時間など、毎日の生活を具体的に考えておくこと
六瀬ほしのさと小学校の個別相談、家庭学習サポート、願書作成、面接対策を行う筆者が詳しく解説していきます。
六瀬ほしのさと小学校を受験される方は、ぜひ参考にしてくださいね!
【六瀬ほしのさと小学校】どんな学校?基本情報
六瀬ほしのさと小学校は、学校法人あけぼの学園が運営する私立小学校です。認定NPO法人コクレオの森が協力しています。公式サイトには「兵庫県猪名川町六瀬地域に開校しました」とあり、2026年5月には開校を祝う会が開かれたことが紹介されています。
- 所在地:兵庫県川辺郡猪名川町笹尾字大作り33番10
- 運営:学校法人あけぼの学園
- 協力:認定NPO法人コクレオの森
- 学校の種類:国の認可を受けた私立学校(一条校)
一条校とは、学校教育法の第1条に定められた正規の学校のことです。フリースクールとは違い、ここで学ぶことがそのまま小学校の就学になります。不登校の子どもだけを対象にするといった決まりは、公式サイトには書かれていません。
学校の名前にある「ほしのさと」には、人は星のようにそれぞれその人らしく光っている、という願いが込められています。子どもたちが人や自然と調和して育つ「まち」を「ほしのさと」と呼び、地域や人を大切にする「まちの学校」を目指しています。
【六瀬ほしのさと小学校】大切にしていることと学びの特色
6つのコンセプト
公式サイトでは、学校の考え方を6つのコンセプトで紹介しています。
- 自己決定の尊重:何をどう学ぶかを子ども自身が選ぶ
- 本物の体験の重視:まずやってみることから学びを広げる
- 対話の大切さ:子どもと大人が対等に話し合う
- 人・地域との共学:学校の外にも学びの場を広げる
- 自分を見つめる:気持ちや行動をふり返る
- 自分も人も大切にし、違いを認める:年齢や発達、障がいの有無などの違いを身近に経験する
そのうえで、「自分を信じる力」「当事者意識」「多様性の理解」の3つを土台として育てたいとしています。学力や学歴で人を測らず、一人ひとりが幸せに生きられる社会をつくることが、これからの教育の大きな役割だと考えているそうです。
自分で選び、体験から学ぶ
学びは、興味や関心にもとづく実際の体験から始まります。みんなで話し合いながら進める「共同の時間」と、自分のペースで進める「個別の時間」があり、大人が用意したいくつもの選択肢の中から、自分に合った学びを選びます。
探究では「しらべる」「でむく」「かんさつする」「たずねる」といった動きを大切にしています。決まった答えを覚えるだけでなく、自分なりに学びを深めることを目指し、子どもが持った疑問や課題を、学習指導要領に定められた各教科の学びへとつなげていきます。
ミーティングで学校をつくる
学校生活のルールや行事は、子どもも大人も参加するミーティングで決めます。先生が教え、子どもが教わるという関係ではなく、ともに生活をつくる対等な仲間として過ごすことが大切にされています。
「育児」から「育自」へ
子どもを育てる大人も、子育てを通して自分自身が育っていく、という考え方も特徴です。保護者とスタッフがお子さまの育ちを中心に対話し、保護者も学校の行事などに主体的に関わることが期待されています。お父様・お母様が学校づくりの仲間になるイメージを持っておくとよいでしょう。
【六瀬ほしのさと小学校】入学の条件と流れ
公式サイトの学校概要によると、2027年度の募集は次のとおりです。最新は公式サイトでご確認ください。
- 新1年生:約20名
- 新3年生・新4年生:若干名(随時募集)
入学の条件
入学には、次の3つが必要とされています。
- 各学年の年齢の条件を満たしていること
- 体験会に参加していること
- 親子で十分に話し合い、本人が入学に納得していること
3つ目の条件には、学校の考え方がよく表れています。保護者が選ぶだけでなく、お子さま自身が「この学校で過ごしたい」と思えているかどうかが大切にされているのです。体験会のあとに、お子さまがどんなことを楽しいと感じたか、何に戸惑ったかを、ゆっくり聞いてみてください。
入学までの流れ
- 体験会に参加する
- 願書を提出する
- 書類審査
- 面接
- 結果の通知
- 必要書類の提出と費用の納付
2027年度の新1年生は、7月25日と7月30日に体験会があり、2026年7月25日から8月19日(必着)までに書類を郵送、9月5日に面接、9月末までに合格発表という日程でした。2026年10月23日の時点で、新1年生の選考はすでに終わっています。新3年生・新4年生は随時募集とされていますので、希望する方は学校へ問い合わせてください。2028年度以降の日程は、公式サイトのお知らせで案内されるのを待ちましょう。
面接に向けて
面接では、なぜこの学校を選ぶのか、お子さまのどんな姿を大切にしたいのかを、ご家庭のことばで伝えることが大切です。自己決定を重んじる学校ですので、家庭でお子さまに選ばせている場面や、失敗したときの声のかけ方なども、具体的な例として話せるようにしておくと伝わりやすくなります。
【六瀬ほしのさと小学校】学費
公式サイトの学校概要には、次の費用が掲載されています(年度の表記はありません)。最新は公式サイトや入学案内でご確認ください。
- 入学検定料:30,000円
- 入学金:250,000円
- 授業料:月額52,800円
- 施設設備費:年額53,000円
- 教材費:年額20,000円
ここに載っていない費用があるかどうかは、体験会や相談会の機会に確かめておくと安心です。
【六瀬ほしのさと小学校】学校生活と通学
1日の時間
開門は9時30分、朝の会は10時10分で、閉門は16時15分(予定)です。一般的な小学校より朝がゆっくりなのが特徴です。
通学
公式サイトでは、各方面から通えるように、朝の会に間に合う各駅の出発時間が路線図で示されています。能勢電鉄の日生中央駅からバスで約20分が目安とされています。スクールバスについての記載は、今回確かめた公式ページでは見つかりませんでした。
お弁当と放課後
昼食はお弁当が基本です。日によっては、みんなで作ったり、お弁当やパンを買ったりできることもあるそうです。学童はありませんので、お仕事をされているご家庭は、放課後の過ごし方を事前に考えておく必要があります。
【六瀬ほしのさと小学校】よくある質問
見学や相談はできますか?
公式サイトのお知らせでは、2026年に見学会、小2・小3に限った見学会、オンライン相談会、2027年度新1年生の入学検討体験会などが案内されてきました。入学を考えている方向けの問い合わせフォームもあります。
教科の勉強はきちんとするのですか?
公式サイトでは、子どもの疑問や課題を、学習指導要領に定められた各教科の学びへとつなげていくと説明されています。体験やあそびだけで終わるのではなく、国語や算数などの教科の内容にも結びつけて学ぶ考え方です。どのように教科を学んでいるのかは、体験会や相談会で具体的に聞いてみるとイメージしやすくなります。
新2年生や5・6年生の募集はありますか?
2027年度の募集として学校概要に書かれているのは、新1年生と新3年生・新4年生です。そのほかの学年の募集は記載がないため、希望する場合は学校へ直接問い合わせてください。
中学校への進学はどうなりますか?
今回確かめた公式ページでは、中学校以降の進路についての案内は見つかりませんでした。卒業後の進路は、ご家庭で早めに考えておくと安心です。系列校への進学の考え方は、私立小学校の内部進学についての記事が参考になります。兵庫県のほかの私立小学校と比べたい方は、兵庫県の私立小学校ランキングもご覧ください。
志願者数や合格者数は公表されていますか?
今回確かめた公式ページには、志願者数や合格者数の掲載は見つかりませんでした。
願書の書き方や面接での伝え方に迷う方は、オンライン個別相談で、ご家庭の考えを整理するところから一緒に考えることもできます。
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