【立教女学院小学校】編入制度はあるの?編入・転入の基本情報
立教女学院小学校への編入を考えている方の中には、「そもそも募集は行われているの?」「何年生で編入できるの?」と疑問を持たれている方も多いのではないでしょうか。
実際、立教女学院小学校の公式ホームページでは、編入に関して以下のような案内が掲載されています。
転編入学試験は定員に欠員が生じた場合のみ年2回、7月末(9月入学)と3月末(4月入学)に行います。 試験実施有無については、毎年6月20日頃と2月20日頃にこちらのホームページにてお知らせいたします。 なお、6年間のうち2年以上在籍していただくことが望ましいと考えますので、5、6年生は欠員が生じても募集は行いません。 |
編入募集が行われる場合は、学校公式ホームページで告知されますので、編入を検討している方は定期的に確認しておくことをおすすめします。
なお、近年の募集状況はこちらです。
年度 | 実施状況 |
2025年度9月入学 | 実施されませんでした。 |
2025年度4月入学 | 第2、第3学年で若干名募集 |
2024年度9月入学 | 実施されませんでした。 |
2024年度4月入学 | 実施されませんでした。 |
私の調べによると、これ以前でツお「2021年9月入学、2018年9月入学、2018年9月入学でそれぞれ若干名の募集があったようです。
【編入募集の最新情報はこちら】
https://es.rikkyojogakuin.ac.jp/admission/transfer/
【立教女学院小学校】実際の募集内容、募集要項など
立教女学院小学校の編入試験は、毎年必ず実施されるわけではなく、在籍児童に欠員が出た場合に限って行われる不定期の試験です。
そのため、事前に募集の有無や試験内容を把握することは難しく、情報が公開されたタイミングで迅速に動けるよう、あらかじめ基本的な枠組みや実施時期の傾向を理解しておくことが重要です。
ここでは、これまでの実施事例や学校側の案内に基づき、立教女学院小学校の編入試験に関する基礎的な情報を整理しています。募集のチャンスを逃さないための準備として、ぜひ参考にしてください。
編入試験の実施条件・募集時期
編入試験の実施条件 | 1~4年生に欠員が生じた際に、実施の場合あり |
編入募集がなされる時期 | 実施する場合には、6月頃、2月頃に詳細発表 |
編入試験の募集要項・試験実施日など
下記は、2024年3月に行われた編入試験の概要です。すでに終了している試験となりますが参考のために掲載いたします。
募集学年・人員 | 第2学年 若干名 第3学年 若干名 |
願書販売 | 2月15日(木)から3月6日(水) 平日 9:00~16:00小学校事務窓口にて販売 1部1,000円 |
出願期間 | 2月15日(木)から3月7日(木)必着 募集要項に従い郵送 |
試験日 | 3月16日(火) |
結果通知 | 小学校より3月23日(土)発送 |
出願資格
編入試験の対象となるのは、募集が行われた学年に該当する女子児童です。現在、他の私立小学校や国立小学校に在籍している場合は、在籍校から転校に関する許可証の提出を求められることがあります。
これは、編入手続きをスムーズに行うために必要な書類ですので、出願前に学校側としっかり確認しておきましょう。
※海外からの応募が可能かどうか、また国内在住に限定されるかは、公式には明記されていません。
通学条件
立教女学院小学校では、通学時間が原則60分以内であることが望ましいとされています。これは児童の安全面や負担の少ない通学環境を重視する同校の方針によるもので、現在通っている在校生も同様の条件のもと通学しています。
編入生においても、この基準を前提に検討されることになりますので、あらかじめ通学ルートを確認しておくことをおすすめします。
【立教女学院小学校】倍率と難易度について
立教女学院小学校の編入試験は、非常に限られた人数を対象に実施されるため、毎年高い倍率となる傾向があります。また、求められる資質や学力のレベルも高く、編入試験としては難関の部類に入るといえるでしょう。
倍率について
立教女学院小学校の編入試験が行われることはめったにありません。また、募集される人数は年によって異なりますが、1〜2名程度とごくわずかなケースも珍しくありません。
その一方で、複数のご家庭から応募が集まるため、10倍を超える高倍率になることもあると言われています。
これは、一般入試(新1年生)の倍率が約7倍前後であることを踏まえると、それ以上に狭き門となる可能性が高いことを意味します。
難易度の高さ
立教女学院小学校では、在校生が日々の生活を通して自然と身につけている高い学力と丁寧な所作、品格あるふるまいが大切にされています。
編入試験においても、その水準にふさわしいお嬢さまであるかが見られるため、短期間の対策だけで補える試験ではありません。
また、単なる学力だけでなく、思いやりや礼儀、周囲との調和を大切にする姿勢など、人格面も含めた総合的な評価が重視されます。
そのため、立教女学院小学校の編入試験は、学力試験以上に日常生活での積み重ねが問われる、非常に難度の高い選抜であることを理解しておく必要があります。
立教女学院小学校への編入に関するよくある質問
立教女学院小学校への編入を考えるご家庭にとって、気になるのは試験のチャンスやサポート体制など、具体的な情報ですよね。
こちらでは、編入に関するよくあるご質問について、分かりやすくまとめました。少しでも不安や疑問を解消できるきっかけになれば幸いです。
Q1. 現在通っている学校の「許可証」はなぜ必要なのですか?
編入にあたって、現在在籍している学校からの「転校許可証」や「在籍証明書」が必要となることがあります。これは、学校間の手続きを円滑に進めるだけでなく、私立小学校同士の間で不用意なトラブルを避けるためにも重要な書類です。
立教女学院小学校としても、在籍校との関係性を尊重しながら慎重に編入を受け入れる姿勢を大切にしています。そのため、無断での出願や転校が行われないよう、正式な手続きとして書類の提出を求めています。
出願前に、現在の在籍校に相談し、必要書類を確実に準備しておくことをおすすめします。丁寧な対応が、編入に向けた第一歩となります。
Q2. 通学時間の制限は厳密ですか?
立教女学院小学校では、通学時間が概ね60分以内であることが望ましいとされています。これは、お嬢さまの安全面や体力的な負担を考慮したもので、在校生全体に適用されている基本的な通学ルールです。
ただし、出願時点で通学時間が基準を超えている場合でも、合格後にお引っ越しなどで対応されるご予定があれば、問題視されることは基本的にありません。その場合は、願書や面接時にその意向を丁寧に伝えておくことが大切です。
学校としても、お嬢さまが安心して通学できる環境を整えることを大切にしていますので、無理のない通学体制が整う見込みがあれば、前向きに検討してもらえる可能性があります。
Q3. 姉妹が在校生の場合、編入に有利になりますか?
立教女学院小学校では、姉妹が在籍していることが選考において必ずしも有利に働くとは限りません。受験者本人の学力や人柄、学校との相性が何よりも重視されるため、姉妹関係のみで合否が左右されることはないと考えてよいでしょう。
ただし、在校生の保護者として学校の教育方針を理解していることや、日常的な通学体制が整っている点などは、評価の一助となる可能性はあります。とはいえ、最終的には受験者本人の資質や家庭の姿勢が大切にされるという点は変わりません。
まとめ:立教女学院小学校の編入を目指す方へ
立教女学院小学校の編入試験は、実施される機会が非常に限られており、募集人数もごくわずかです。そのため、情報も少なく、対策を立てにくいのが現実です。
本校への入学を本気で目指すのであれば、やはり新1年生からの入学試験に挑戦するのが最も現実的で確実な選択肢といえるでしょう。
また、立教女学院小学校では、学力だけでなく、キリスト教的価値観や日々の生活で培われる品位や思いやりといった、内面の成熟と家庭の姿勢も重視されます。これらは短期間では身につけにくいため、早い段階からの準備と環境づくりが大切です。
私は、長年にわたり受験指導に携わってきた経験を活かし、有名私立小学校の編入試験に特化したサポートを行っております。オーダーメイドでの願書作成をはじめ、個別のご相談に応じたオリジナルQ&A付き面接レッスンや、家庭学習のサポートなど、さまざまなメニューをご用意しております。
編入をお考えの方も、どうぞお気軽にご相談ください。プロの視点から、ご家庭の状況やお子さまの個性に合わせた最適なサポートプランをご提案させていただきます。