東京農業大学稲花小学校

【東京農業大学稲花小学校】受かる保護者は?共働き?職業は?その真相を解説

【東京農業大学稲花小学校】受かる保護者は?共働き?職業は?その真相を解説
塾長
塾長

2019年に東京都世田谷の地に開校した東京農業大学稲花小学校は、「自然・探究・共創」を軸にした優れたカリキュラムを提供。実体験を重視した授業で思考力を伸ばし、リーダーシップを育みます。共働き家庭を支える制度も整い、開校たった数年にもかかわらず、受験倍率TOP3(首都圏)に入る注目校です。そんな人気難関校である東京農業大学稲花小学校にお子様を合格させる保護者とはどのような人々なのでしょうか。共働きでも不利にならない?職業は?その詳細についてプロが徹底解説します。

【東京農業大学稲花小学校】在校生保護者は共働きが多い?不利?

多くの私立小学校受験において「やや不利」と思われがちな共働きのご夫婦。

現代社会では共働き家庭の方が多いにもかかわらず、私立小学校の保護者と限定するとその数値は逆転の傾向を見せます。

しかし、東京農業大学稲花小学校には共働きの保護者が多く、共働きが不利になることはありません。

むしろ、学校側が「現代の保護者は例え私立小学校を志望していたとしても共働き家庭が中心である」といった点を意識・前提とした運営を行っているため、柔軟なサポート体制が整っています。

まず、最先端のITシステムが導入されており、出欠登録や連絡帳などがすべてデジタル化されている点が大きな特徴です。

これにより、従来の紙ベースでのやり取りの負担が減り、保護者が仕事の合間や移動中でもスムーズに学校と情報共有できるようになっています。

また、新設校であるため、学校運営においても保護者と学校が協力しながら現代的な取り組みを模索しており、より柔軟で実用的な仕組みが整えられているのも魅力です。

しかし、だからといって、保育園時代の頃のように「預けっぱなし・任せっぱなし」では成り立たない点には注意が必要です。

東京農業大学稲花小学校は、保護者と学校が車の両輪となって子どもを育てていく姿勢を大切にしており、共働きであっても教育に対する積極的な関わりが求められます。

そのため、専業主婦(夫)の家庭に負けないサポートをする覚悟とコミットメントが不可欠です。共働き家庭でも、子どもの学びをサポートする意欲と環境を整えることができれば、不利になることはありません。

 

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【東京農業大学稲花小学校】在校生保護者の職業

東京農業大学稲花小学校の在校生保護者は共働きが多く、それだけを理由に受験が不利になることはありません。では、実際に東京農業大学稲花小学校にお子様を通わせる保護者はどのような職業に従事しているのでしょうか。東京農業大学稲花小学校では、保護者の職業について一切を公表していません。そのため正確な内容を提示することは難しいです。しかし、在校生や卒業生、またお教室(小学校受験塾)からの情報を集めた一般的な傾向として、以下の職業の方々が多いとされています。

 

 IT関連企業の経営者・管理職

東京農業大学稲花小学校では、最新のICT教育を積極的に取り入れており、児童一人ひとりにタブレット端末を支給し、デジタルツールを活用した学習を行っています。このような先進的な教育環境は、テクノロジーの重要性を理解し、お子様にデジタルリテラシーを身につけさせたいと考えるIT関連企業の経営者や管理職の方々にとって、大きな魅力となっています。プログラミング教育も導入されており、問題解決力や論理的思考を鍛えるカリキュラムが整っているため、IT業界の最前線で働く保護者の方々にとって、将来のキャリア形成を見据えた理想的な学習環境といえるでしょう。さらに、共働き世帯へのサポート体制が充実しており、多忙な経営者や管理職の方でも安心してお子様を通わせることができる点も評価されています。

 

医師、看護師、薬剤師など医療職関係

医師をはじめとする医療従事者の方々は長時間勤務が多く、ご夫婦ともに同業である場合も少なくありません。そのため、共働き家庭をサポートする体制が整っている点は、医師を代表とする医療職家庭にとって大きなメリットとなります。特に、東京農業大学稲花小学校では、放課後の学びやアフタースクールが充実しており、仕事で帰宅が遅くなる場合でも、お子様が安全で有意義な時間を過ごせる環境が整っています。また、東京農業大学稲花小学校で学びの軸のひとつとなる「探求心の育成」方針は、論理的思考や問題解決能力を重視する医療の世界とも親和性が高く、お子様の知的好奇心を育む教育方針に共感を持つ医師の方も多いようです。さらに、とうかタイムなどを利用し理科や科学分野の学習にも力を入れており、医療や生命科学に関心を持つお子様を育てるのに適した環境が整っていることも、選ばれる理由のひとつとなっています。

 

研究職関連

研究者のご家庭では、お子様に「なぜ?」と問い続ける探究心を育んでほしいと考えることが多いようです。東京農業大学稲花小学校は、知識の詰め込みではなく、実際の体験やプロジェクトを通じた学びを重視しており、このような教育方針は研究者の価値観と一致しやすいといえます。特に、同校は東京農業大学の附属校であるため、環境・生命科学・農業といった分野の学びを自然な形で取り入れており、これらに関心の高い研究者の方々にとっては魅力的な要素となっています。また、ICTを活用したデータ分析やプレゼンテーションの機会も多く、学問の世界で重要とされる「情報の整理・発信能力」をお子様のうちから身につけることができます。さらに、国際社会で活躍する研究者が増えているなか、1年生から毎日英語の授業がある点も、多様な価値観を持つお子様を育てたいと考える研究者の方々にとって、重要なポイントとなっているようです。

 

外資系企業勤務者・国際ビジネス従事者

グローバルな視野を持ち、海外との関わりが多い外資系企業勤務者や商社勤務など、各国をまたにかけるビジネスに従事される方々にとって、東京農業大学稲花小学校の教育環境は非常に魅力的かつ相性が良いです。東京農業大学稲花小学校では、1年生から毎日英語の授業があり、英語を「学ぶ」のではなく「使う」環境が整っている点が、将来的にお子様を英語を母国語の様に使いこなせるような人材に育てたいと考えるご家庭にとって大きなメリットとなっています。また、デジタルツールを活用した国際的なコミュニケーション能力を育むことができ、グローバル企業で活躍する素地を作ることができます。さらに、多様な文化や価値観を尊重する教育方針があり、世界を舞台に活躍するビジネスパーソンの方々にとって、お子様が国際社会に適応できるような教育を受けられる点が評価されています。

 

大手メーカー勤務

大手メーカーに勤務するご家庭では、理系分野への興味・関心を重視する傾向があります。東京農業大学稲花小学校では、農業大学附属校ならではの「環境・自然・生物・科学・ものづくり」に関する学習機会が豊富であり、自然や実験を通じた学びに力を入れています。特に、メーカー勤務者の方には転勤が多いケースもありますが、同校の柔軟な教育方針やグローバル視点を持った学習環境が、国内外でのキャリア変化にも対応しやすい点も魅力となっています。

 

【東京農業大学稲花小学校】合格しやすい保護者像

東京農業大学稲花小学校は、保護者の職業だけで合否が決まることは決してありません。職業にある程度の傾向はあるものの、重要なのは「保護者がどのような想いを持ってお子様を東京農業大学稲花小学校に入学させたいか」と考えているかです。ここからは、東京農業大学稲花小学校に合格しやすい保護者像についてプロが詳しく解説します。

 

職業に使命感と理念を持つ保護者

東京農業大学稲花小学校では、探究型学習や「未来を拓く力」を育む教育を重視しており、お子様方が社会に貢献する力を養うことを目指しています。そのため、保護者自身が職業を通じて社会にどのように貢献しているのか、どのような理念を持って仕事に取り組んでいるのかを明確に語れることが求められます。願書では、過去に自身の職業がどのように社会に役立っているのか、どのような使命感を持って仕事をしているのかを記述する項目がありました。この質問内容からもわかる様に、ただ職業をこなすのではなく、自分の仕事に誇りを持ち、社会的な意義を理解していることが重要です。たとえば、医師であれば「人々の健康を支え、命を守ることに尽力している」、研究者であれば「科学の進歩を通じて未来の社会に貢献したい」といったように、職業の意義や社会貢献の視点を持っていることが望まれます。また、東京農業大学の附属校であることから、環境問題や食・農業に対する意識を持ち、それを職業を通じてどのように考えているかも評価される可能性があります。特に、持続可能な社会づくりに関心を持ち、職業を通じてその実現に寄与する姿勢は、学校の理念と親和性が高いため、好印象を与えるでしょう。そのため、合格しやすい保護者像としては、職業に対して情熱を持ち、単なる仕事ではなく「社会貢献」や「未来への影響」を意識している人が挙げられます。願書には、日々の業務を通じてどのような価値を提供しているのか、また、その姿勢をどのように子どもに伝えているのかを、具体的なエピソードを交えて記述することが大切です。

 

現代に即した感覚と現代常識を持つ保護者

東京農業大学稲花小学校は、先進的な教育を取り入れ、ICT教育やグローバル教育を重視するなど、現代社会に対応した学びを提供する学校です。そのため、保護者にも現代的な感覚や価値観、柔軟な思考が求められます。まず、ICT教育に対する理解が必要です。東京農業大学稲花小学校では、児童全員にタブレット端末を支給し、デジタルツールを活用した授業を行っています。このような教育環境に対して前向きな姿勢を持ち、ITやデジタル技術の重要性を理解している保護者は、学校の方針と相性が良いといえます。デジタル技術に否定的な考えを持っていると、学校の教育方針とズレが生じるため、合格が難しくなる可能性があります。また、国際的な視野を持っていることも重要です。同校では1年生から毎日英語の授業があり、言語をツールとして活用する力を育てています。グローバル化が進む現代において、英語を学ぶ意義を理解し、多文化共生の重要性を認識している保護者は、学校の方針に共感しやすいでしょう。たとえば、「英語は単なる教科ではなく、将来の可能性を広げるための手段である」という考えを持ち、家庭でも英語に触れる機会を提供しようとする姿勢は、学校の理念と一致しています。さらに、東京農業大学の附属校であることから、環境問題やサステナビリティに関心を持ち、持続可能な社会の実現に向けた意識を持っていることも大切です。たとえば、「家庭でエコな取り組みを行っている」「食育に力を入れている」といった実践をしている保護者は、学校の教育方針に適応しやすいと考えられます。

そのため、ICTやグローバル教育の重要性を理解し、サステナビリティに対する意識を持ち、時代の変化に対応できる柔軟な考え方を持っているご家庭と相性が良いと言えるでしょう。

 

東京農業大学稲花小学校の方針を理解し共感する保護者

東京農業大学稲花小学校では、「冒険心の育成」という教育理念の下、探究型学習・ICT教育・グローバル教育・農業・環境教育を重視したカリキュラムを展開しています。そのため、学校の教育方針に共感し、お子様にそのような学びを受けさせたいと考えている保護者が求められます。特に、探究型学習への理解が重要です。東京農業大学稲花小学校では、教師が一方的に知識を教えるのではなく、お子様自身が課題を見つけ、解決方法を考え、試行錯誤しながら学ぶスタイルを重視しています。こうした学習方法に対して、「効率が悪い」「詰め込み教育のほうが良い」と考えている保護者は、学校の方針に合わない可能性があります。逆に、「知識の暗記ではなく、思考力や創造力を育てることが大切」と考える保護者は、学校の教育とマッチしやすいでしょう。また、農業や環境教育に共感できることも大切です。東京農業大学稲花小学校では、東京農業大学の附属校として、自然とのふれあいや食育を重視しています。「都会に住んでいても、自然に触れる経験をさせたい」「食の大切さを学ばせたい」と考えるご家庭は、学校の教育理念と合致しやすく、好印象を持たれるでしょう。さらに、共働き家庭を積極的に受け入れている学校であるため、仕事と家庭を両立しながら、お子様の教育にも積極的に関わる意欲を持っている保護者が求められます。特に、子どもの学びをサポートし、ご家庭でも探究的な姿勢を促すような環境を作る意識があると、学校との相性が良いでしょう。

 

【東京農業大学稲花小学校】受かる保護者は?共働き?職業は?その真相をプロが徹底まとめ

東京農業大学稲花小学校では、保護者の職業や就業状況(共働き、片方働きなど)ではなく、保護者の想いや姿勢を重要視し選考を進めます。そのため、保護者は学校の教育理念を理解し、その方針に共感し、ご家庭でも同じ価値観を持ってお子様を育てようとする姿勢を持つことが合格への近道と言えるでしょう。

 

 

藤川海美 (ふじかわ うみ)
うみ塾長
お受験教室代表。
願書作成や面接対策、受験指導など小学校受験のことなら何でもお任せ!
願書作成97%、面接レッスン93%、受験指導100%
など驚異の合格実績を誇る。

株式会社Bright Future Family 代表取締役。 元お受験幼稚園の面接官として、数多くの願書を審査し、親御様やお子様の面接を担当。長年の経験を活かし、小学校受験指導に従事。
自らも我が子の小学校受験を経験し、親の立場から見た受験の厳しさを理解。親子が第一志望校に合格するためのサポートを使命とし、命をかけて指導に取り組む。
教育者としての経験と親としての視点を融合させた指導が特徴。
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