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【2025.03.31 メディア掲載】

ベネッセ教育総合研究所様のWEBメディア「ベネッセ教育情報」に取材いただいた「願書における家庭教育方針の書き方と記入例」が掲載されました。
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国立音楽大学附属小学校

【国立音楽大学附属小学校】2027年度入試の日程・学費・音楽を土台にした教育をプロが解説

国立音楽大学附属小 受験情報 アイキャッチ
ママ
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子どもが音楽が大好きで、国立音楽大学附属小学校が気になっています。どんな教育をしている学校で、受験にむけて何を確かめればよいのでしょうか。

塾長
塾長

国立音楽大学附属小学校は、東京都国立市にある、学校法人国立音楽大学の小学校です。全部の教科を学びながら、音楽とリトミックを土台にした教育を、少人数で行っているのが特色です。2027年度の入試は4回あり、音楽の試験はないと公式サイトに書かれています。

大切なのは、以下の3点です。

・音楽を土台にした教育の考え方を、ご家庭のことばで説明できるようにすること
・入試は4回。ペーパー、口頭試問、行動観察があり、保護者面接は試験の当日に行われること
・公開行事や説明会で、授業と子どもたちの様子を見ておくこと

国立音楽大学附属小学校の個別相談、家庭学習サポート、願書作成、面接対策を行う筆者が詳しく解説していきます。

国立音楽大学附属小学校を受験される方は、ぜひ参考にしてくださいね!

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【国立音楽大学附属小学校】どんな学校?場所と成り立ち

国立音楽大学附属小学校は、東京都国立市西1-15-12にある私立小学校です。設置しているのは学校法人国立音楽大学で、同じ法人に幼稚園、中学校、高等学校、大学があります。

法人の公式サイトによると、この小学校は1953年(昭和28年)に、幼稚園から大学までの一貫した教育を実現するためにつくられました。1967年(昭和42年)に、現在の場所へ移っています。

学校の考え方は、「音楽的雰囲気の中に心の美しさと高い知性を育みます」ということばで紹介されています。音楽の専門家を育てるための小学校、というよりも、音楽のある毎日の中で、心と学ぶ力の両方を育てていく学校だと受けとめるとよいでしょう。

法人の2025年度の事業報告書では、小学校の入学定員は80名、収容定員は480名、2025年5月1日現在の児童数は262名とされています。創立のときから少人数制をとっていることも、公式サイトで説明されています。

この記事は、国立音楽大学附属小学校の公式サイトと、学校法人国立音楽大学の公式サイト(附属小学校の紹介)、法人が公表している事業報告書で確かめられた内容をもとにまとめています。

【国立音楽大学附属小学校】音楽とリトミックを土台にした教育

この学校の教育の中心には、音楽があります。ただし、音楽だけを学ぶわけではありません。小学校の全部の教科を学びながら、その土台に音楽の教育をおく、という考え方です。

公式サイトで確かめられた特色は、次のとおりです。

  • 音楽の基礎・基本を学ぶ
  • 教科の中にリズム教育(リトミック)を取り入れている
  • 創立のときから少人数制をとり、一人ひとりの個性を大切にしている

リトミックは、音楽を聞いて体を動かしながら、リズムや音の感じ方を育てる学びです。2025年度の事業報告書には、リトミック教育について、6年間の学習の流れを整理して一覧表にまとめたことが書かれています。6年間を見とおして積み上げていく教科として、大切にされていることが分かります。

また、同じ報告書には、約50名の団員による合唱団をつくったことも書かれています。音楽にふれる場が、授業のほかにも広がっているようです。

「楽器を習っていないと入れないのでは」と心配されるお母様もいらっしゃいます。学校の公式サイトのQ&Aには、入学試験に音楽の試験はなく、入学前に楽器を習っている必要はない、と書かれています。音楽の専門家を育てることを目的にした学校ではない、という説明もあります。

【国立音楽大学附属小学校】宿泊学習・ICT・幼稚園や中学校とのつながり

2025年度の事業報告書からは、音楽のほかの取り組みも読みとれます。

  • 宿泊学習として「夏の学校」「冬の学校」があり、目的地が見直された
  • 「森の学校」は「海の学校」に切りかえて行うことが決まった
  • 水泳の授業は、2025年度から学校の外の施設を使って行われている
  • ICTを使って表現する力をのばす研究が、学年を追って進められている
  • 附属幼稚園との交流会、附属中学校との音楽交流会がある

宿泊学習の行き先や日数、学年は、事業報告書には書かれていませんでした。年度によって変わることも考えられますので、説明会でたずねてみてください。

附属の学校どうしのつながりも特色です。幼稚園との交流会は年2回に増え、中学校との音楽交流会では、小学生の合唱の発表がプログラムに加わったと報告されています。

卒業後の進路について、学校のQ&Aには、毎年およそ半数が附属中学校への内部進学をえらび、およそ半数がほかの国立・公立・私立の中学校へ進む、と書かれています。ほかの中学校を受けるときも、担任の先生が面談や調査書の作成で支えると説明されています。附属中学校は、同じ国立市西にあります。

【国立音楽大学附属小学校】英語教育について確かめられたこと

学校の公式サイトの「カリキュラム」のページで、英語について次のことが確かめられました(2026年10月7日確認)。

  • 英語は、専門の先生が教える「専科制」の教科のひとつ(ほかに音楽、理科、造形、体育、図書)
  • 週の時間数は、1年生が1コマ、2年生から6年生が2コマ(1コマは45分)
  • 文法の説明よりも、英語が使われる場面をとおして、ゆたかな言語体験をつむことを大切にしている

英語を教える先生が日本人か外国人かは、筆者が読んだページでは確認できませんでした。この学校の大きな特色は音楽とリトミックで、音楽の授業(音楽・器楽・コーラス・リトミック)が時間割の中にしっかり入っています。英語の学びを重く見ているご家庭は、説明会で授業の内容をたずねてみてください。時間数の見方は私立小学校の英語の授業は週何時間?にまとめています。

【国立音楽大学附属小学校】2027年度入試の日程・選考内容・学費

学校の公式サイトにある「2027年度入学試験日程」と「2027年 児童募集要項」(PDF)で確認した内容です。募集は男女60名(附属幼稚園の内部推薦者をのぞく)、対象は2020年4月2日から2021年4月1日までに生まれたお子さまです。出願はWebで行います。

回Web出願試験日入学手続きのしめ切り
第1回2026年10月2日(金)9:00~10月28日(水)15:002026年11月1日(日)11月6日(金)15:00
第2回2026年10月2日(金)9:00~11月4日(水)10:002026年11月6日(金)11月13日(金)15:00
第3回2026年11月6日(金)20:00~12月16日(水)15:002026年12月20日(日)12月24日(木)15:00
第4回2026年12月20日(日)20:00~2027年1月19日(火)15:002027年1月22日(金)2027年1月27日(水)15:00

合格発表は、第1回が11月2日(月)15:00から、第2回から第4回は試験の日の20:00からです。入学検定料は23,000円で、複数回出願するときは2回目から10,000円です。

試験の内容は、次のとおりです。

  • 知能:全体で行うペーパーの問題(図形や数量、話や絵を見て答える問題)と、一対一の口頭試問
  • 行動観察:ルールを守ってみんなでなかよく遊ぶ、音楽に合わせて体を動かす
  • 保護者面接:試験の当日、お子さまの試験のあいだに行う。父母同伴が原則

第1回は午前の部と午後の部があり、どちらになるかは出願のしめ切り後にメールで知らされます。当日は、運動しやすい服装で来るよう案内されています。

学費は、募集要項に2026年度の金額がのっています。入学手続きのときに納めるのは、入学金210,000円、施設設備費150,000円、維持運営費(4・5・6月分)30,000円、授業料(4・5・6月分)116,250円で、合計506,250円です。入学後は、授業料と維持運営費などを期ごとに納めます。金額は今後変わることがあると書かれていますので、最新は募集要項でご確認ください。

2026年度のこれからの催しとして、学校説明会が12月12日(土)の午後と2027年3月20日(土・祝)の午後、音楽・リトミック体験が10月15日(木)などに予定されています。学校見学と個別相談は事前予約制です。

準備としては、まずご家庭の考えをまとめることをおすすめします。なぜ音楽のある学校を選ぶのか。お子さまは音楽とどうかかわってきたか。入学後、家庭でどう支えていくか。保護者面接で聞かれる内容は、要項には書かれていません。書き方や話し方に迷うときは、願書作成や面接対策のサポートもご利用いただけます。

【国立音楽大学附属小学校】よくある疑問

Q. 音楽の専門家にしたいわけではないのですが、合いますか。

公式サイトでは、全部の教科を学びながら音楽の教育を土台にする、と説明されています。音楽の道に進むことだけを目的にした学校ではありません。音楽が好きで、歌ったり体を動かしたりすることを楽しめるお子さまなら、検討してよい学校です。

Q. 中学校はそのまま附属に進めますか。

学校のQ&Aには、日々の授業に意欲的に取り組んでいれば、附属中学校へスムーズに進学できる、と書かれています。毎年およそ半数が内部進学をえらび、およそ半数はほかの中学校へ進みます。

Q. 通学と放課後、お昼はどうなっていますか。

JR中央線の国立駅から徒歩13分です(バスなら国立駅南口から3分、「音高」で降りて5分)。お昼はお弁当で、注文できるお弁当のサービスもあります。学校の中にアフタースクールはありませんが、国立駅の近くの学童クラブを優先的に使え、最大19時30分まで利用できると説明されています。制服はなく、制帽とランドセルなどが学校指定です。

Q. 見学では何を見ればよいですか。

音楽やリトミックの授業での、子どもたちの表情と動きを見てください。あわせて、国語や算数など、ふだんの教科の授業の進め方も見ておくと、6年間の学びを思いえがきやすくなります。少人数のクラスで先生がどう声をかけているかも、よい手がかりになります。

Q. ほかの私立小学校との併願はどう考えればよいですか。

入試が4回あるので、ほかの学校の考査日と重ならない回をえらべます。学校ごとに大切にしていることがちがいますので、志望の理由は学校ごとに分けて考えましょう。組み合わせに迷うときは、個別相談でご一緒に整理します。

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ABOUT ME
うみ塾長
元お受験幼稚園の面接官。株式会社Bright Future Family代表取締役。数多くの願書審査・面接を担当してきた経験をもとに、小学校受験・幼稚園受験の願書作成・面接対策・家庭学習を全国対応でサポート。自身もわが子の小学校受験を経験。『小学校受験の教科書』著者。
藤川海美 (ふじかわ うみ)
うみ塾長
お受験教室代表。
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株式会社Bright Future Family 代表取締役。 元お受験幼稚園の面接官として、数多くの願書を審査し、親御様やお子様の面接を担当。長年の経験を活かし、小学校受験指導に従事。
自らも我が子の小学校受験を経験し、親の立場から見た受験の厳しさを理解。親子が第一志望校に合格するためのサポートを使命とし、命をかけて指導に取り組む。
教育者としての経験と親としての視点を融合させた指導が特徴。
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