光風台三育小学校って、どんな学校なんですか?
光風台三育小学校(千葉県市原市)ってどんな学校か、全体像が気になる方へ。特徴や校風を、お受験指導のプロがまとめて解説します。
光風台三育小学校の基本情報
光風台三育小学校は、千葉県市原市光風台にある共学の私立小学校です。1978年に市原市へ移転して開校し、児童数は21名ほどという小規模校です。
三育学院大学付属の学校で、キリスト教(セブンスデー・アドベンチスト)系のミッションスクールです。小湊鉄道「光風台」駅から徒歩5分の立地です。
自然に囲まれた環境で、少人数の家庭的な教育が行われています。まずは学校の全体像を押さえておきましょう。
キリスト教(アドベンチスト)の教育
光風台三育小学校は、聖書の教えを土台に、「愛をもって奉仕する人物」を育てることを目指しています。思いやりや感謝の心を大切にする教育が特徴です。
宗教的な情操教育を通じて、他者を大切にする心や、人のために尽くす姿勢が育まれます。心の成長を大切にする学校です。
全国・海外に広がる三育学院のネットワークの一員として、確かな教育理念のもとで学べます。
自然のなかで学ぶ
光風台三育小学校は、自然のなかで心・頭・体を働かせる教育を大切にしています。自然を科学し、知的な探究心を育てることを重視しています。
身近な自然を教材に、体験を通じて学ぶ機会が豊かに用意されています。教室のなかだけでは得られない学びが、子どもの好奇心を育てます。
豊かな自然環境のなかで、のびのびと過ごしながら学べるのが、この学校ならではの魅力です。
少人数・家庭的な校風
全校21名ほどの光風台三育小学校では、一人ひとりに目が届く、家庭的な教育が行われています。子どもの個性を大切に育てられる環境です。
全校でのファミリー活動があり、6年生がリーダーとなって、学年を超えた交流が行われています。異年齢の関わりのなかで、思いやりが育まれます。
大規模校とは異なる、あたたかい雰囲気のなかで、子どもがのびのびと成長できるのが特徴です。
公式が示す学校のかたち
ここでは2026年8月時点で公式サイトに掲載されている内容を整理します。
正式名称と沿革
公式サイトでは、名称が三育学院大学付属 光風台三育小学校と示されています。沿革は、1898年に港区芝で開かれた芝和英聖書学校を源流とし、1919年に杉並区で天沼学院として開校、1926年に千葉県袖ケ浦市へ移って日本三育学院と改称、1950年に日本三育学院小学校として開校、1978年に市原市の現在地へ移って光風台三育小学校と改称、という流れです。100年以上前の聖書学校から続く歴史を持つ学校ということになります。
校訓は聖書の一節です
公式の学校概要には、校訓として「何事でも人々からしてほしいと望むことは、人々にもそのとおりにせよ」という聖書マタイによる福音書第7章12節の一節が掲げられています。育てたい姿として示されているのは「豊かな心 高い知性 健やかな体」の調和した発達です。
徳育・知育・体育の公式の定義
公式サイトでは、三育の3つの柱が次のように定義されています。徳育は、キリスト教の教えを通して自分も他者も尊重できる共生の精神を育てること。知育は、あらゆる物事に対する知的好奇心を芽生えさせ、考え、検証しながら学び続ける姿勢を養うこと。体育は、運動を通して基礎体力を伸ばすとともに、労作や食育などを通して内外両面から健康な体をつくることです。
複式学級という編成
公式の入学案内には、第1学年の募集人員が男女8名程度で、複式学級であることが示されています。公式のよくあるご質問では、各学年10名以内という規模で密接な人間関係が育つこと、卒業後に中学校へ進んでからも適応がよいことが挙げられています。2つの学年が同じ教室で学ぶため、上級生が下級生に教える場面が日常のなかに生まれます。
1日と1年の過ごし方
朝は礼拝から始まります
公式の学校生活のページによると、登校は8時20分、礼拝・朝会が8時30分から8時50分、1時間目が8時50分から9時30分です。授業は7時間で構成され、英語・国語・ICT・算数が中心に置かれ、午後には図工、音楽、労作が入ります。昼食は11時55分から12時55分で、下校は15時25分、金曜日は14時50分です。放課後は1年生から6年生を対象に、学期中は授業日の放課後から18時まで預かりが行われています。
年間行事の並び
公式の学校生活のページには、1学期に入学式、5月の運動会、宿泊学習、9月の6年生の修学旅行、2学期に三育まつり、11月のマラソン大会、12月のクリスマス礼拝、2月の学習発表会、3学期にありがとうフェスタと修了式が挙げられています。修学旅行の行き先は沖縄県で、系列校である沖縄三育小学校・中学校を訪ねることが公式サイトで紹介されています。
英語・水泳・音楽
公式のよくあるご質問では、英語は1年生から週2回、ネイティブの教師が「聞く・話す」に重点を置いて指導していること、英検にチャレンジする機会があること、入学前に英語を習わせておく必要はないことが示されています。体育の授業のほかに年間を通してスイミングスクールに通うこと、総合学習の時間に全校児童での合唱を行い、ハンドベルクラブが活動していることも公式に示されています。
この学校ならではの背景
母体はセブンスデー・アドベンチスト教会です
公式のよくあるご質問では、母体であるセブンスデー・アドベンチスト教会について、聖書に忠実なキリスト教・プロテスタントの教会で、209の国々で活動し、信徒数は1,600万人を超えると説明されています。三育教育の公式ポータルサイトには、全世界に119の大学、2,548の中学高校、6,106の小学校を持つネットワークであることも示されています。
クリスチャンの家庭でなくても通えます
公式のよくあるご質問では、ほかの宗教を信仰する家庭も無宗教の家庭も入学でき、条件はキリスト教教育を行う学校であることを理解していただくことであり、信仰を強要することはないと明記されています。
学費が抑えられている理由も公式に書かれています
公式のよくあるご質問には「他の私立小学校に比べて学費が安いのはなぜですか」という質問がそのまま掲載されており、母体である教会の援助によって維持・運営されているためと回答されています。月納金は授業料23,000円、教育充実費7,000円、諸費用約7,000円と示されています(2024年度入学者向けの募集要項として掲載されているもの)。最新の金額は学校の募集要項でご確認ください。なお2026年8月時点で、公式サイトの入試・入学案内には2026年度・2027年度の金額や日程の掲載がなく、募集要項について不明な点は電話またはメールで問い合わせるよう案内されています。
通学の範囲は広めです
公式の学校概要には、スクールバスが木更津方面、五井・ちはら台方面、茂原方面、大多喜方面の4方面に運行されていることが示されています。公式のよくあるご質問では、市原市のほか千葉市、袖ケ浦市、木更津市、茂原市、大多喜町から通学していること、通学時間に制限を設けていないこと、保護者が車で送迎してもよいことも回答されています。小規模な学校ですが、通学できる範囲そのものは広くとられています。
安全と災害への備え
公式のよくあるご質問には、防犯カメラの設置、出入り口の施錠、各教室への刺股の配置が挙げられています。災害への備えとしては、食料、飲料水、簡易トイレ、毛布を備蓄していることが示されています。遠方から通う家庭にとっては、確かめておきたい項目です。
こんな家庭に向いている
少人数で家庭的な教育を望む家庭、自然のなかでの学びを大切にしたい家庭、キリスト教の人格教育に共感する家庭に向いています。
一人ひとりをじっくり見てほしい家庭や、あたたかい雰囲気のなかで子どもを育てたい家庭にも、光風台三育小学校はぴったりです。
まずは説明会で、少人数の学校の雰囲気を実際に確かめてみるとよいでしょう。子どもとの相性を見極めることが大切です。
光風台三育小学校の受験情報をまとめて読みたい方は、【光風台三育小学校】受験情報まとめもあわせてご覧ください。
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