慶應義塾幼稚舎

【慶應義塾幼稚舎】合格したけど後悔…その理由をプロが徹底解説!

【慶應義塾幼稚舎】合格したけど後悔…その理由をプロが徹底解説!

塾長
塾長

慶應義塾幼稚舎は、学校法人慶應義塾が運営する私立小学校です。日本の私立小学校御三家の筆頭にあげられ、屈指の入学難易度を誇ります。

 

卒業後は、慶應義塾系列の中学、高校を経て、そのほとんどが慶應義塾大学へ進学します。受験のない一貫教育の中で、児童はしなやかな心身を育み、自由な発想を持ち、さまざまな経験を積むことで個性を磨きます。

 

このような教育力の高さや環境も相まって、慶應義塾幼稚舎は、例年、総受験者数が1500人を超え、倍率も10倍強。半数以上が縁故やコネを持った状態で受験に挑むと言われるまさに受験最最難関校です。

 

そんな学校に念願かなって合格できたにもかかわらず、一部の保護者からは「合格しない方が良かったかもしれない…」「入学を後悔している」といった声が上がることがあります。

【慶應義塾幼稚舎】せっかく入学できたけど…後悔することもある?

慶應義塾幼稚舎に晴れて合格し、入学したものの「こんなはずじゃなかった…」と感じてしまう保護者も少なくありません。

 

特に、初めてお子様を慶應義塾幼稚舎に通わせるご家庭や、一般的なサラリーマン家庭の場合、その環境や文化に驚くことが多いようです。

 

なぜなら、慶應義塾幼稚舎には、代々慶應義塾に関わりのある家系や、社会的地位の高い家庭の子女が多く通っており、一般的なご家庭とは異なる価値観や経済観があるためです。

 

一方で、慶應義塾幼稚舎に長年縁のあるご家庭、例えば、祖父母や両親が幼稚舎出身であるような家庭では、その環境に慣れ親しんでいるため、特に違和感を覚えることはありません。こうした背景を持つご家庭では、入学前から幼稚舎の独特な雰囲気や文化を理解し、当たり前のものとして受け入れているのです。

 

では、どのような点で後悔することが多いのでしょうか。実際に入学後に感じるギャップや悩みについて、具体的な体験談をもとに詳しく解説していきます。

【慶應義塾幼稚舎】入学後に「後悔した」と感じるポイント

慶應義塾幼稚舎に合格したものの、入学後に「思っていたのと違った」「こんなに大変だとは知らなかった」と後悔する方もいます。実際にどのような点で苦労し、悩むことがあるのかを詳しくご紹介します。

 

同級生など周囲との経済格差を感じて後悔

慶應義塾幼稚舎には、各界を代表するようなご家族のお子様が多く通っており、そういったご家庭は経済的に裕福な場合が多いです。そのため、一般的なご家庭との間に「体験の差」が生まれやすく、親御さんやお子様が経済格差を意識してしまう場面が多々あります。

 

特に顕著なのが、英語学習などを代表とする教育に関する体験の違いです。

 

多くのご家庭では、小学校のうちから海外留学やホームステイ、海外のサマースクールに参加させることが一般的です。夏休みの間、海外の名門校のサマープログラムに通ったり、数週間から数ヶ月単位で現地の学校に通う経験を積むお子様も当たり前のように多数います。

 

これに対し、一般的なご家庭ではこうした高額なプログラムに気軽に参加させることは難しく、結果として英語の実践力や異文化体験の差が広がることになります。

 

また、習い事においても、乗馬、フィギュアスケート、ゴルフといった高額なスポーツを幼少期から習っているお子様が多くいます。

 

これらの習い事は継続的に多額の費用がかかるため、一般的なご家庭ではすべての希望を叶えてあげるのが難しいケースもあります。

 

お子様が「〇〇ちゃんと同じ習い事がしたい!」と希望しても、現実的に難しく、親としても葛藤を抱えることになるでしょう。

 

「勉強は家庭の責任」という姿勢で苦しみ、後悔

慶應義塾幼稚舎では「勉強は強制しない」「学習は家庭の責任」という方針が徹底されています。

 

一般的な私立小学校のように宿題が多く出されたり、成績管理が厳しく行われるわけではなく、のびのびとした校風が特徴です。一見すると自由な環境ですが、実際には「学力の維持や向上は親の責任」とされており、保護者の負担が大きくなります。

 

自主性が求められるため、放っておくと学力差が生まれやすくなります。そのため、幼稚舎に通いながらも塾に通わせたり、家庭教師をつけることが一般的です。

 

特に、慶應義塾幼稚舎専門の学習塾や、家庭教師サービスを利用しているご家庭も多く、これらの教育費用が新たな負担となることもあります。

 

幼稚舎に入れたからといって大学まで安泰ではないから後悔

慶應義塾幼稚舎に入学したからといって、大学までエスカレーター式に進学できるわけではありません。

 

幼稚舎からの進学先となる慶應義塾系列の中学校(普通部、中等部、湘南藤沢中等部)や高校(慶應義塾高校、慶應義塾志木高校、慶應義塾湘南藤沢高等部、慶應義塾女子高等学校)には、それぞれ厳格な進学基準が設けられています。

 

これらの進学基準には、実力テストや内申点が含まれ、成績が基準を満たさなければ、進学できない場合もあります。さらに、成績が悪い場合には、留年や放校といった厳しい措置が取られることもあり、決して「入学すれば安泰」ではないのです。

 

また、中学校・高校からの外部受験生は、非常に高い学力を持っているため、内部進学組と大きな学力差が生じることもあります。そのため、小学校のうちからしっかりとした学習習慣を身につけることが求められます。

 

保護者同士の付き合いに気を遣うことがあり後悔

慶應義塾幼稚舎では、保護者同士の付き合いも重要な要素のひとつです。ご家庭のバックグラウンドが異なるため、一般的なご家庭の保護者がコミュニティに馴染みにくいと感じることもあります。

 

学校行事や食事会などでは、自然と特定のグループが形成され、一般的なご家庭の保護者が入りづらい雰囲気になることもあります。

 

また、社会的地位が高いご家庭が多いため、話題についていくのが難しいと感じる場面もあるでしょう。そのため、保護者自身にも高いコミュニケーション能力や人付き合いのスキルが求められます。

 

このように、慶應義塾幼稚舎に入学すると、学習面だけでなく、経済的・社会的な側面でもさまざまな課題に直面する可能性があります。

【慶應義塾幼稚舎】後悔しないために!幼稚舎生活を充実させるコツ

慶應義塾幼稚舎に入学した後、充実した学校生活を送るためには、心構えや準備が重要です。特に、一般的なご家庭のご家庭では、周囲との違いを感じてしまうこともあるかもしれません。

 

しかし、工夫次第で幼稚舎生活を楽しく過ごすことができます。ここでは、後悔せずに6年間を有意義にするためのポイントをご紹介します。

 

「周りは周り、うちはうち」と割り切る考えを持つ

前章で解説した通り、慶應義塾幼稚舎には、経済的に恵まれた家庭のお子様が多く在籍しており、生活のレベルや経験の幅に大きな差を感じることもあるでしょう。

 

しかし、重要なのは、他のご家庭と比較するのではなく、「うちはうち」と割り切る考えを持つことです。

 

どのような環境でも、お子様にとって大切なのは愛情と安心感です。無理をして同じことをしようとするよりも、自分たちの家庭でできる範囲で、質の高い体験を提供することを意識しましょう。

 

例えば、海外旅行が難しくても、国内で英語に触れる機会を増やしたり、オンラインで海外の子どもたちと交流する方法もあります。

 

また、習い事に関しても「周囲がやっているから」と焦るのではなく、お子様の興味や適性を見極め、本当に必要なものだけを選ぶのが賢明です。

 

他のご家庭との違いを気にせず、家庭の方針を貫くことで、精神的な負担も減り、お子様も安心して学校生活を楽しむことができます。

 

学業サポートは家庭でしっかりと行う

慶應義塾幼稚舎の教育方針は、自由でのびのびとした環境を重視しており、いわゆる詰め込み型の学習を行う学校ではありません。

 

そのため、学校での勉強だけでは学力の基盤が十分に身につかないこともあり、学習面において家庭でのサポートが必要不可欠になります。

 

特に、慶應義塾の内部進学制度を利用して中学・高校進学後は、一定の学力を維持することが求められます。

 

そのためには、家庭での学習サポートをしっかりと行うことが大切です。具体的には、

 

・毎日の学習時間を確保し、計画的に勉強する習慣をつける

・学校の宿題に加え、基礎学力を強化するための家庭学習を取り入れる

・必要に応じて、塾や家庭教師を活用する

・自主学習が身につくように、親御様が適度にサポートする

 

また、学習に対するモチベーションを維持するために、「学ぶ楽しさ」を伝えることも重要です。勉強が単なる義務ではなく、自ら進んで取り組むものになるよう、ポジティブな声かけを意識しましょう。

 

親子ともに「無理をしない」付き合いを心がける

慶應義塾幼稚舎には、さまざまな家庭環境のご家庭が集まっています。そのため、親同士の付き合いの中で、価値観の違いを感じることもあるでしょう。特に、経済的に余裕のあるご家庭が多いため、食事会や旅行の誘いなど、一般的なご家庭では負担に感じるような交流の場が多く存在します。

 

しかし、すべての付き合いに無理をして参加する必要はありません。親子ともに無理をすると、精神的にも経済的にも負担が大きくなってしまいます。大切なのは、価値観の合う家庭との関係を大切にし、自然体で付き合える人間関係を築くことです。

 

また、保護者の間でも「ママ友グループ」「ご家族ぐるみのお付き合い」といった関係性が生まれることがありますが、無理に馴染もうとせず、自分に合った距離感を保つことが大切です。表面的な付き合いではなく、お子様同士が本当に仲良くできる家庭との関係を大事にすると、親子ともに安心して過ごせます。

 

また、お子様に対しても、「無理をしなくていい」という姿勢を伝えることが重要です。同級生の生活や経験に影響を受けることもありますが、「お友達と同じでなくても大丈夫」「それぞれの家庭にはそれぞれのやり方がある」と教えてあげましょう。

 

親御様が心に余裕を持ち、無理をしない姿勢を見せることで、お子様も安心して学校生活を楽しむことができます。

 

【慶應義塾幼稚舎】「入れたけど後悔?」実際の体験談とよくある悩みをプロが徹底解説!まとめ

 

慶應義塾幼稚舎に合格し、晴れて入学を果たしたものの、「こんなはずじゃなかった…」と後悔してしまうケースは確かにあります。しかし、それは決して慶應義塾幼稚舎に限った話ではなく、どの私立小学校に進学しても起こり得ることです。

 

入学前に抱いていた理想と、実際に通ってみて感じる現実との間には、必ずギャップが生じるものです。

 

ただ、大切なのは、そのギャップをどう乗り越えるか。周囲との違いに戸惑うことがあっても、家庭の方針をしっかり持ち、お子様にとって最善の環境を整える努力をすることで、充実した6年間を過ごすことができます。

 

そして、どんな困難があっても前向きに挑戦し、乗り越えていく精神こそが、慶應義塾幼稚舎が長年大切にしてきた理念です。環境の違いに負けず、自分たちのペースで成長していくことを意識すれば、きっと後悔のない幼稚舎生活を送ることができるでしょう。

藤川海美 (ふじかわ うみ)
うみ塾長
お受験教室代表。
願書作成や面接対策、受験指導など小学校受験のことなら何でもお任せ!
願書作成97%、面接レッスン93%、受験指導100%
など驚異の合格実績を誇る。

株式会社Bright Future Family 代表取締役。 元お受験幼稚園の面接官として、数多くの願書を審査し、親御様やお子様の面接を担当。長年の経験を活かし、小学校受験指導に従事。
自らも我が子の小学校受験を経験し、親の立場から見た受験の厳しさを理解。親子が第一志望校に合格するためのサポートを使命とし、命をかけて指導に取り組む。
教育者としての経験と親としての視点を融合させた指導が特徴。
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