広島三育学院小学校を卒業したあと、子どもたちはどこの中学校に進むのでしょうか。系列の中学校に進むしくみや、中学受験をするときの学校の考え方も知りたいです。
公式サイトでは、三育教育を続ける意味から、系列の中学校への進学をすすめていると説明しています。同時に、県内外の私立中学や国立中学に進む卒業生も多いと書かれていて、学校は一人ひとりの選択を大切にする姿勢です。系列の中学校のひとつ、三原市の広島三育学院は全寮制の学校として説明されているので、家族での話し合いが欠かせません。
大切なのは、以下の3点です。
・募集要項に、三育中学校への優先的な推薦が特色としてあること
・系列の広島三育学院は、全寮制の学校として説明されていること
・中学受験は推し進めないが、個々の選択を尊重していること
広島三育学院小学校の個別相談、家庭学習サポート、願書作成、面接対策を行う筆者が詳しく解説していきます。
広島三育学院小学校を検討されている方は、ぜひ参考にしてくださいね!
【広島三育学院小学校】卒業後の進路についての学校の考え方
広島三育学院小学校は、広島市中区竹屋町にある私立小学校です。この記事の内容は、2026年10月9日の時点で公式サイトの「卒業後の進路」のページなどで確かめたものです。
このページでは、まず学力の目標として、自分をのばしていく土台になる基礎学力と、判断や創造のもとになる「知」を育てることをあげています。そのうえで、卒業後の進学について、次のように書かれています。
「進学については、三育教育の継続・発展の意義の大きさから、系列の三育学院中学校への進学を進めております。」
つまり、学校としては、小学校で受けた三育教育を中学校でも続けてほしい、という考えです。
一方で、同じページには、系列の中学校に進む子が毎年いる一方で、県内外の私立中学や国立中学にも多くの卒業生が進学している、とも書かれています。どの学校に何人進んだかという一覧や、年度ごとの進学先の学校名は、公式サイトでは確認できませんでした。そのため、この記事では進学先の学校名や人数は書いていません。
なお、三原市にある広島三育学院大和小学校は、別の小学校です。この記事は、竹屋町の広島三育学院小学校についてのものです。
【広島三育学院小学校】系列の中学校への推薦のしくみ
募集要項にある「優先的に推薦」
募集要項の「本校の特色」には、5つの項目の1つとして「三育中学校に優先的に推薦」と書かれています。
ただ、推薦を受けるための条件(成績や面接など)、推薦の時期、推薦を受けたあとに試験があるかどうかは、公式サイトでは確認できませんでした。また、「全員が進む」「原則として進む」といった書き方はされていません。系列の中学校に進むのは、ご家庭とお子さまが選ぶ道のひとつ、と考えておくのがよいでしょう。
系列の中学校はどこにあるか
小学校の公式サイトの「三育ネットワーク」のページには、国内の中学校として、三原市大和町の広島三育学院(高等学校・中学校)、千葉県夷隅郡大多喜町の三育学院中学校、沖縄県名護市の沖縄三育中学校がのっています。
「卒業後の進路」のページにある「系列の三育学院中学校」が、どの学校を指すのか、くわしい説明はありませんでした。推薦の対象になる中学校がどこかは、学校に確かめてください。
中学校の入試のページ
広島三育学院の生徒募集のページを見ると、中学校の入試区分としてAO入試と一般入試Ⅰ期・Ⅱ期・Ⅲ期がのっています。このページには、三育小学校からの推薦についての説明は見あたりませんでした。小学校からの推薦と中学校の入試がどうつながるのかも、学校に聞いておくと安心です。
【広島三育学院小学校】系列の中学・高校とその先
全寮制の学校
広島三育学院の公式サイトでは、キリスト教主義にもとづく「全寮制男女共学の学校」と説明されています。寮の生活のページにも「全寮制のミッションスクール」とあり、中学・高校の寮として男子寮と女子寮が紹介されています。
中学校の受験資格には、勉学や作業、寮生活をふくむ集団生活にたえられる心身の健康があることが挙げられています。全寮制と説明されているので、この中学校に進む場合は、12歳で家をはなれて寮で暮らすことを前提に考えておきましょう。
中高6年一貫教育
同じ公式サイトには、千葉、広島、沖縄の3か所にある中学校と、広島三育学院高等学校による6年一貫教育を行っている、という説明があります。
高校とその先
小学校の「三育ネットワーク」のページでは、高校在学中の1年間の短期留学や、卒業後の大学留学に、国内外の姉妹校のネットワークを生かしていると書かれています。高等教育の学校としては、三育学院大学(看護学部)などがのっています。
小学校から高校、その先まで、同じ考え方の教育がつながっていることが、三育の学校の大きな特色です。
【広島三育学院小学校】中学受験をするご家庭へ
公式サイトでは、中学受験について次のように説明しています。
- 受験を推し進めたり、受験用の特別な教育を行ったりはしていない
- 受験を通して、子どもが自立し、自分をみがくことの大切さを感じられるなら、意味があると考えている
- 一人ひとりの選択を尊重し、「一定の配慮を心がけております」
どんな配慮をするのかは、公式サイトには具体的に書かれていません。中学受験を考えるご家庭は、塾に通う日と土曜日の登校の関係などを、早めに先生と相談しておくとよいでしょう。
また、公式サイトには、系列校に進んだ子だけでなく、ほかの学校に進んだ卒業生についても、進学先の中学校と連絡をとり、見守り続けていると書かれています。どの道を選んでも、小学校とのつながりが続くという考え方です。
学校が受験のための授業をしない以上、中学受験の勉強はご家庭と塾が中心になります。毎朝の読書や、毎学期はじめの計算力テスト・漢字力テストなど、学校の学びを土台にしながら、無理のない計画を立てることが大切です。家庭での学習の組み立てに迷うときは、家庭学習サポートでもご相談を受けています。
【広島三育学院小学校】入学前に家庭で話し合っておきたいこと
小学校受験の時点で、中学校のことまで決める必要はありません。ただ、この学校を選ぶなら、次の点は入学前に一度話し合っておくと、6年間を安心して過ごせます。
1.12歳で寮に入る道をどう考えるか
広島三育学院の中学校は全寮制と説明されているので、進む場合は、お子さまが家をはなれて寮で暮らすことになります。早くから自立できるよさがある一方で、ご家族にとっては大きな決断です。お父様・お母様それぞれの考えを、言葉にしておきましょう。
2.地元の中学校に進む道もあること
公式サイトにあるように、県内外の私立中学や国立中学に進む卒業生もいます。地元の公立中学校に進む道もあります。どの道を選んでも、小学校の6年間で育てたい力は変わりません。
3.三育教育をどこまで続けたいか
学校は、三育教育を中学校でも続けることに大きな意味があると考えています。聖書にもとづく教育を、ご家庭がどう受けとめているかを確かめておくことは、願書や面接の準備にもつながります。
4.中学校のことを決める時期
中学受験をするかどうかは、入学の時点で決めておく必要はありません。お子さまの興味や得意なことが見えてきたころに、あらためて話し合う、という進め方もあります。入学の時点では、「いくつかの道がある」ことを家族で共有しておくだけで十分です。大切なのは、そのときどきのお子さまの様子を見て、本人の気持ちも聞きながら決めていくことです。
見学や個別の説明の場では、近年の卒業生がどのような進路を選んでいるか、推薦のしくみ、寮生活のようすを聞いてみてください。
【広島三育学院小学校】進学先のよくある疑問
Q. 卒業生は、全員が系列の中学校に進みますか?
公式サイトには、全員が進むとは書かれていません。系列の中学校に進む子もいれば、県内外の私立中学や国立中学に進む卒業生も多い、と説明されています。
Q. 進学先の中学校の名前や人数は、公式サイトにのっていますか?
2026年10月9日の時点で、年度ごとの進学先の一覧や人数は、公式サイトでは確認できませんでした。「卒業生の活躍」のページでは、芸術やスポーツの分野で活躍する卒業生が紹介されています。
Q. 系列の中学校には、家から通えますか?
広島三育学院は全寮制の学校として説明されています。通学で通う形については、公式サイトでは確認できませんでした。
Q. 大和小学校の進路と同じですか?
大和小学校は、三原市にある別の小学校です。進路の考え方や推薦のしくみは、大和小学校の案内で確かめてください。
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