70年以上の歴史を誇る「星美学園小学校」が、2026年4月、サレジアン国際学園小学校へと校名を変更することで、私立小学校界隈はその話題で持ちきりです。
そして、その最大の目玉となるのが、新1年生から開設される「インターナショナルクラス」です。
「一条校でありながら、インターナショナルスクールと同等の環境で学べる」というこの画期的な試みは、すでに先行して共学化・国際化を果たした併設の中学校・高等学校の成功もあり、教育意識の高い保護者の方々から大きな注目を集めています。
本記事では、サレジアン国際学園小学校に新設されるインターナショナルクラスの全貌について、お受験のプロである私が詳しくお伝えします。
【サレジアン国際学園小学校】最も注目される「5つの特色」と「探究のサイクル」とは
サレジアン国際学園小学校に新設されるインターナショナルクラスの最大の魅力は、英語を「学ぶ」ことそのものを目的にしていない点にあります。
英語はあくまでもツール。このクラスが本当に育てたいのは、「自ら問いを立て、解決する力」であると考えられています。
本章では、サレジアン国際学園小学校のインターナショナルクラスでしか経験することのできない「5つの特色」と、独自の「探究サイクル」をご紹介します。
インターナショナルクラス「5つの教育の柱」
サレジアン国際学園小学校のインターナショナルクラスにおいて、学習環境を支える5つの枠組みを、まずはご紹介します。
① 圧倒的な英語環境
サレジアン国際学園小学校のインターナショナルクラスでは、国語以外の算数、理科、社会、音楽、図工、体育、宗教といった主要教科の授業を英語で実施する予定です。「英語を学ぶ時間」ではなく、「英語で学ぶ日常」がここにあります。
② 外国人教員がクラス担任
サレジアン国際学園小学校のインターナショナルクラスでは、母国での教育経験豊富な外国人教員が担任を務め、日本人教員がサポートする体制です。英語が初めてのお子様でも、安心して学べる環境が整っています。
③ 独自の英語プログラム
サレジアン国際学園小学校のインターナショナルクラスの授業では、自然な習得を目指す「GrapeSEED®」と、アカデミックな「Collaborative Classroom™」を併用します。年齢や習熟度に合わせて段階的に力をつけられるよう、プログラムが設計されています。
④ 発達段階に合わせたSTEAM教育
ピアジェの認知発達理論に基づき、子どもの成長に合わせた科学・数学・技術の横断的な学びを提供することも、サレジアン国際学園小学校のインターナショナルクラスの特徴のひとつです。「今この子に何が必要か」という視点が、カリキュラムの根底にあり、ひとりひとりを丁寧に育て導いていくことを実践します。
⑤ 抽象的な思考を養うPBL(課題解決型学習)
5・6年生になると、サレジアン国際学園小学校のインターナショナルクラスの授業は正解のない問いにロジカルに挑むようになります。
小学生のうちから「答えのない世界」と向き合う経験は、これからの時代を生きるお子様にとって何にも代えがたい財産になるでしょう。
思考を止めない「Why?」から始まる学習サイクル
サレジアン国際学園小学校のインターナショナルクラスにおける教育の5つの柱を踏まえた上で、このクラスが実践する学びの順序についてお伝えしたいと思います。
実はここに、従来の教育との最も大きな違いがあります。
一般的な授業は「基礎知識」からスタートします。まず知識を教え込み、それから応用へ、という流れです。
しかしサレジアン国際学園小学校のインターナショナルクラスでは、まず「問い」を投げかけることから始めます。
「なぜ?」という好奇心に火をつけてから基礎を学ぶため、子どもたちの理解の深さがまったく異なります。知識が「与えられるもの」ではなく、「自分が必要として掴み取るもの」になるのです。
この考え方を体現しているのが、1年生から週に数回導入されるオリジナルプログラム「iTime(アイタイム)」です。
問題を解決するための材料を集め、仲間とゴールを決め、計画・実行・修正・発表というサイクルを繰り返す。このプロセスを低学年のうちから積み重ねることが、高学年での本格的な探究学習へとつながっていきます。
1〜4年生では具体的な「Why(なぜ)」「How(どうやって)」を大切にしながら考える習慣を養い、5・6年生になるとより抽象的な課題に対して、自分なりの最適解をロジカルに導き出す力へと発展させていきます。
低学年から高学年へのこの丁寧なステップアップが、サレジアン国際学園小学校の探究教育の大きな特徴です。
【サレジアン国際学園小学校】まるで海外!創造性を刺激するワークスペース(教室・教育環境)
どれほど優れた教育内容でも、子どもたちが過ごす「学ぶ環境」がそれを後押ししてくれなければ、学びは半減してしまいます。
サレジアン国際学園小学校のインターナショナルクラスでは、教室そのものが学びを加速させる仕掛けとして設計されています。
まず目を引くのが、海外の教育現場から輸入した机や椅子です。日常的に異文化を肌で感じられる環境を整えることで、子どもたちの感性に自然と「世界」を届けようという想いが込められています。
座席についても、その日の活動に合わせて子ども自身が選ぶ「Flexible Seating(自由な座席)」を採用しています。どこに座るかを自分で決めるという小さな経験の積み重ねが、主体的に学ぶ姿勢を育てます。
「Learning Wall」と「Mail Box」も、このクラスならではの仕掛けです。
子どもたちの学びの成果を可視化する壁面掲示は自己肯定感を育み、教員からのフィードバックを個別に届けるMail Boxは、ひとりひとりの成長をきちんと見てもらえているという安心感につながります。
さらに、教室内にはラグマットを敷いたリーディングコーナーを備えたクラスライブラリーも。読書を通じて想像力を広げるための空間が、学校生活のすぐそばにある。そんな環境で日々成長することで、子どもたちの知的好奇心はどんどん育くまれていくのです。
【サレジアン国際学園小学校】小中高12年一貫の「国際教育」
サレジアン国際学園小学校の改革における最大の強みは、小学校での学びが途切れることなく中学・高校へとつながっていく、12年間のシームレスな教育設計にあります。
小学校で培った探究の姿勢は、そのまま中高のより高度な「インターナショナルクラス」や「本科クラス」へと接続されます。
6年間で積み上げたものが、そのまま次のステージに繋がる。この連続性こそが、12年一貫教育の本当の強みです。
さらに、併設の高等学校に進学すれば、日本とオーストラリアの高校卒業資格を同時に取得できる「DDP(デュアル・ディプロマ・プログラム)」への挑戦も可能です。
国内の難関大学はもちろん、海外大学への進学も現実的な選択肢として視野に入ってきます。
小学校入学の時点から、そこまでの道筋を描けることは、グローバルな未来を意識するご家庭にとって大きな安心感につながるでしょう。
加えて、世界97ヶ国に広がるサレジアン・シスターズのネットワークも、この学校ならではの財産です。留学生との日常的な交流や海外研修など、小学生のうちから本物の「世界」と触れ合う機会が豊富に用意されています。
まとめ:世界へ羽ばたく子供を育てる、インターナショナルクラスに合格するためには
サレジアン国際学園小学校のインターナショナルクラスは、伝統ある「心の教育」を土台に、これからの時代を生き抜き、いずれ世界で活躍できるような人材を育てるために生まれた全く新しい学びの場です。
多様なバックグラウンドを持ち、未知の課題に対して「Why?」と問いかけながらワクワクできる子どもたちが集まり、新しい歴史の1ページが刻まれます。
一方で、「私立小学校」または「インターナショナルスクール」を目指されていたご家庭にとっては、この大変新しく特殊なクラスへどのように挑戦したらいいか分からず、戸惑われているのではないでしょうか。
「サレジアン国際学園小学校のインターナショナルクラスの入試で重視されるポイントとは?」「英語未経験でも合格するための家庭での準備は?」そのような不安をお持ちのご家庭は、ぜひ私の相談LINEよりご連絡ください。
伝統と革新、その両面を熟知したお受験のプロとして、それぞれのご家庭とサレジアン国際学園小学校がご縁が結べますよう様々なお手伝いをさせていただきます。
いつでもお気軽にご連絡くださいね、お待ちしています♪
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