東京・北区に位置するサレジアン国際学園小学校は、カトリックの教育理念を根幹に、国際感覚と豊かな人間性を育む私立小学校です。
2026年の校名変更およびインターナショナルクラスの増設により、さらなる進化を遂げ、近年ますます注目を集めています。
そんなサレジアン国際学園小学校が気になる保護者の方にとって、「附属のサレジアン国際学園中学校・高等学校へそのまま進学する児童が多いのか」「それとも外部受験をする家庭が多いのか」という点は、学校選びにおいて非常に気になるポイントではないでしょうか。
本記事では、気になる進学実績や内部進学率について、お受験のプロである私が詳しく解説していきます。
【サレジアン国際学園小学校】なぜ「進学実績」がこれほど検索されるのか
中学受験を検討している親御さまがサレジアン国際学園小学校の進学先を熱心に検索する背景には、その驚くべき進学実績に注目が集まっているからです。
実際のところ、サレジアン国際学園小学校では中学受験に向けた特別な授業は行っていないと公表しています。しかしそれでもなお、高い進学実績を残しているのはなぜなのでしょうか。
その秘密は、サレジアン国際学園小学校が教育の柱として掲げる「心の教育」にあります。
知識の詰め込みではなく、日常の教育を通じて心と精神を磨くことで、子どもたちは自らの意志で学びに向かう姿勢を育んでいきます。
このようにして培われた「本当の力」こそが学力の向上につながり、結果として驚異的な進学実績を生み出しているのです。
【サレジアン国際学園小学校】内部進学先について
まずは、サレジアン国際小学校の附属校であり、内部進学先となる中学校をご紹介します。
| 項目 | 校名 | 偏差値 |
| 附属中学校 | サレジアン国際学園中学校 | Aライン80偏差値 43(男女共) |
※四谷大塚ドットコム調べ
サレジアン国際小学校には男女とも推薦制度があり、併設のサレジアン国際学園中学校に優先的に進学することができます。
【サレジアン国際学園小学校】内部進学する割合
サレジアン国際学園小学校の卒業生の多くは、系列校であるサレジアン国際学園中学校への内部進学を果たしています。過去3年間の累計実績は、以下のとおりです。
| サレジアン国際学園中学校 合格者数 | 人数 |
| 男子 | 29名 |
| 女子 | 57名 |
※令和4年度~6年度の実績
近年、サレジアン国際学園中学校・高等学校の人気上昇に伴い、内部進学の基準も厳しくなってきているようです。
推薦は校内テストの平均点数や到達度をもとに決定されるとのことで、「内部進学だから大丈夫」と油断していると思わぬ事態になりかねません。日頃からしっかりと学習に取り組む姿勢が大切です。
【サレジアン国際学園小学校】主な進学先(令和4年度~6年度の実績)
サレジアン国際学園小学校の卒業生たちは、毎年、国内有数の難関中学校へと続々と合格を果たしています。その進学先は非常に華やかで、中学受験を知る方であれば思わず目を見張るほどの顔ぶれが揃っています。
| カテゴリ | 具体的な学校名(合格者数) |
|---|---|
| 男子 | 栄東 (26)、獨協 (13)、立教新座 (13)、巣鴨 (12)、サレジアン国際(一般)(9)、日本大学豊山 (9)、本郷 (7)、成城 (5)、市川 (4)、開智 (4)、城北 (4)、開成 (4)、海城 (3)、東邦大学付属東邦 (3)、麻布 (2)、学習院中等科 (2)、早稲田 (2)、桐朋 (2)、広尾学園 (2)、慶應普通部 (1)、武蔵 (1)、渋谷教育学園渋谷 (1)、暁星 (1)、國學院久我山 (1)、立教池袋 (1)、成蹊 (1)、明治大学付属中野 (1)、世田谷学園 (1)、専修大学松戸 (1)、東洋大京北 (1)、西武学園文理 (1)、川口市立附属 (1)、東京都立白鴎 (1) |
| 女子 | 浦和明の星 (12)、淑徳与野 (10)、栄東 (10)、光塩女子学院 (5)、大妻 (5)、サレジアン国際(一般)(4)、共立女子 (4)、東京女学館 (4)、開智 (3)、豊島岡女子学園 (3)、雙葉 (3)、普連土学園 (3)、山脇学園 (3)、白百合学園 (3)、桜蔭 (2)、香蘭女学校 (2)、専修大学松戸 (2)、大妻中野 (1)、恵泉女学園 (1)、成城学園 (1)、東洋英和女学院 (1)、富士見 (1)、三輪田学園 (1)、お茶の水女子大附属 (1)、品川女子学院 (1)、東洋大学京北 (1)、明治大学付属明治 (1)、鴎友学園 (1)、学習院女子中等科 (1)、中央大学附属 (1)、広尾学園 (1)、法政大学第二 (1)、早稲田実業 (1) |
【サレジアン国際学園小学校】中学受験の進学実績が高い理由
サレジアン国際学園小学校といえば「心の教育」のイメージが強いかもしれませんが、実は中学受験においても非常に高い実績を誇っています。
その背景にあるのは、単なる受験対策ではない、サレジアン国際学園小学校にしかできない教育のあり方です。ここでは、その理由を4つのポイントにしぼってご紹介します。
1.PBL(課題解決型学習)が「考える力」の土台をつくる
サレジアン国際学園が、学園全体で教育の核にしているのが、「LOGICAL(論理的)」「CRITICAL(批判的)」「CREATIVE(創造的)」の3つの思考力を育てるPBL(Project Based Learning)です。
答えがひとつに定まらない「トリガークエスチョン」を起点に、自らエビデンスを集めながら最適解を導いていくプロセスは、難関校入試で求められる「未知の問題への対応力」に直結しています。
知識を詰め込むのではなく、低学年から「考え抜く力」を育んでいるからこそ、入試本番でも自分らしい力を発揮できる子どもたちが育つのだと感じます。
2.英語を「思考の言語」として使いこなす力
2026年度より本格始動するインターナショナルクラスでは、英語を「学ぶ教科」としてではなく、「思考するための言語」として位置づけています。
算数や理科などの主要教科を英語で学ぶCLIL的アプローチにより、英語や英検を受験科目に取り入れている私立中学校の入試において抜群の実績につながっているのはもちろん、将来の海外大学進学を見据えた進路においても、大きなアドバンテージとなる力が育まれます。
英語を自在に使いこなせる子どもたちの可能性は、中学校受験市場でもますます強みになっているのです。
3.予防教育法による全人間教育
サレジアン国際学園小学校では、理性・宗教・慈愛を軸とした「予防教育法による全人間教育」を大切にしています。
この3つのバランスのとれた教育を通じて、想像力・問題解決力・推察力が自然と育まれ、困難にも柔軟に立ち向かえる、しなやかで強い心が養われます。
近年、難関中学校の入試では記述問題や面接を通じて「この子はどんな人間か」が問われる場面が増えています。
6年間かけて育まれる人間性と論理性の両輪こそが、そうした多角的な評価にしっかりと応えられる力になっているのだと思います。
4.アシステンツァ
サレジアン国際学園小学校には、”アシステンツァ”という大切な合い言葉があります。イタリア語で「常に寄り添う」を意味するこの言葉は、子どもたちと行動をともにし、何かあればすぐに手を差し伸べられる関わり方を指しています。
こうした温かい関わりの積み重ねが、子どもたちとの間に深い安心感と信頼関係を生み、家族のような雰囲気をつくり出しています。
精神的にも負荷のかかる中学受験という壁も、この土台があるからこそ、サレジアン国際学園小学校の子どもたちは自分らしく乗り越えていけるのです。
まとめ:サレジアン国際学園小学校で伸ばす、児童の可能性とは
サレジアン国際学園小学校の進学実績を改めて見直すと、子どもたち一人ひとりへの深い愛情と、教育への真摯な姿勢が見えてきます。
心の教育を大切にしながらも、中学受験という大きな挑戦に向けて必要な学力と精神的な土台をしっかりと育んでくれる。この両立こそが、サレジアン国際学園小学校が多くの家庭から長年にわたって支持され続ける理由ではないでしょうか。
「子どもの個性を伸ばしながら、受験という壁も乗り越えさせてあげたい」と願う保護者の方にとって、サレジアン国際学園小学校はその願いに真正面から応えてくれる学校と言えますよ。
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