【2025.03.31 メディア掲載】

ベネッセ教育総合研究所様のWEBメディア「ベネッセ教育情報」に取材いただいた「願書における家庭教育方針の書き方と記入例」が掲載されました。
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青山学院初等部

 【青山学院初等部】運動会がすごい!?見学は可能!?プロが徹底解説!

 【青山学院初等部】運動会がすごい!?見学は可能!?プロが徹底解説!

塾長
塾長

青山学院初等部は、キリスト教の教えを礎に、「心の教育」と「知の教育」を重んじる私立小学校です。青山キャンパスの豊かな自然に囲まれた環境のなかで、児童一人ひとりの個性と可能性を丁寧に伸ばす教育を実践しています。

 

そんな青山学院初等部の年間行事のなかでも、とくに保護者や在校生からの注目を集めるのが「運動会」。全学年が一堂に会するこの行事は、単なる競技の場ではなく、仲間との絆や努力の尊さを体感し、大きな成長を遂げる貴重な機会です。

 【青山学院初等部】運動会とは?

青山学院初等部の運動会は、例年、秋の深まりを感じる10月に青山キャンパス内にある初等部校庭で行われます。全学年縦割りのクラスごとに4つのチームに分かれて競い合う形式で実施され、応援合戦や団体演技、学年別の競技などが繰り広げられます。

 

この行事の大きな特徴は、「勝敗を競いながらも、互いを認め合い、協力して成長する」という教育的視点が重視されている点。華やかな演出や演技の裏には、学年・組の枠を超えた努力と工夫が息づいており、まさに“学びの集大成”と呼ぶにふさわしい行事です。

 

競技の内容と特色

運動会では、各学年が独自の競技に取り組むとともに、全校児童による合同種目も行われます。低学年は玉入れやかけっこなど、ルールを楽しみながら参加できる種目が中心。

一方、高学年になるにつれ、リレーやダンス、応援合戦など、役割と責任が大きくなる種目へと発展していきます。

 

運動会を通して育まれる力

青山学院初等部の運動会は、体力や運動能力を競う場であると同時に、「努力を積み重ねる力」や「仲間と協力する姿勢」、「自分の役割を理解し果たす責任感」など、多くの学びを含んでいます。

 

練習期間中には思うようにいかないこともありますが、困難を乗り越え、当日全力を尽くすことで、児童たちは達成感と自信を手にします。

 

また、勝敗を受け止める力もこの行事ならではの学びです。勝った喜びや負けた悔しさを経験しながら、他者を称え、感情を整理し、次の一歩へとつなげていく力は、学校生活だけでなく、将来においても大切な財産となるでしょう。

 

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【青山学院初等部】運動会当日の流れ

青山学院初等部の運動会は、当日どのような流れで進むのでしょうか。年度や天候などによって、例年その流れやプログラムは異なりますので、今回は代表的な流れをご紹介します。

 

開会式と礼拝

運動会の幕開けは、静かな礼拝から始まります。聖書の言葉に耳を傾け、今日という日に感謝する気持ちを持つことで、単なる競技大会ではない“教育行事”としての意味が強調されます。

 

続いての開会式では、校長先生からのメッセージ、応援団長による宣誓があり、会場の空気が一気に引き締まります。お子様たちの真剣な表情からは、練習の積み重ねとこの日への想いが伝わってきます。

 

【青山学院初等部】運動会の学年別競技と見どころ

各学年の競技は、年齢に応じた内容で構成されており、1年生のかわいらしいダンスから、6年生の迫力あるリレーや組体操まで、多彩な演目が展開されます。

 

閉会式と表彰式

全プログラム終了後には、得点発表と表彰式が行われます。勝敗を問わず、頑張ったすべての児童が拍手を受ける時間でもあり、先生方からの言葉には、称賛と次への期待が込められています。

 

その後、児童たちは手を取り合い、感謝の気持ちを胸に帰路につきます。運動会という大舞台をやりきったことで、表情には達成感と少しの誇らしさが滲み、また一つ大きくなった姿がそこにあります。

 

青山学院初等部】青山学院150周年記念運動会

2024年に行われた青山学院初等部の運動会は、青山学院全体の創立150周年を祝う「記念運動会」として開催されました。

 

青山学院の長い歴史の中でも節目となるこの年に、記念行事の一環として特別な演出が施され、児童・教職員・保護者が一体となってその意義を共有しました。

 

この年のテーマは「共に生きる、共に創る」。運動会という場を通じて、過去から未来へとつながる青山学院の精神を次世代へ引き継ぐことが意識されていました。

 

150周年を意識した曲目やメッセージが随所に散りばめられており、単なる勝敗だけでなく「歴史と伝統を背負っている自覚」や「これからの未来を担っていく責任感」を育てる行事となっていました。

 

競技や演出においても、150周年にちなんで、学年種目は名前と競技のどこかに150と言う数字を取り入れることにこだわり実施されました。

 

例えば、玉入れの球が150個、使用している曲のBPMが150、運んでいる箱に150の文字が入っているなどです。

 

ダンスも150の文字を人やボール、バンダナで描いたり、OMDT(おめでとう)を人文字で作ったり、信仰の盾の形を作ったりしました。

 

徒競走とリレーは、どのクラス、どの児童も全力で最後まで駆け抜けました。

 

保護者からは「感動して涙が出た」「歴史の重みを感じた」といった声も多く聞かれ、記念行事としての運動会が多くの人の心に残る時間となったことがうかがえます。

 

【青山学院初等部】運動会は見学できる?一般公開されているの?

青山学院初等部の運動会は、基本的に在校生の保護者のみを対象とした非公開行事として実施されています。そのため、受験を検討しているご家庭や一般の方が自由に見学することはできません。

 

とはいえ、青山学院初等部では学校の雰囲気や教育方針を知ってもらうために、年に数回、学校説明会やオープンスクールといった公開イベントを実施しています。

 

たとえば、春や秋に行われる学校説明会では、教育理念やカリキュラムの紹介、校舎見学などが含まれ、青山学院初等部の魅力を実際に体感できる貴重な機会となっています。

 

また、オープンスクールではお子様と一緒に参加できる体験型のプログラムも用意されており、教員との交流を通じて実際の授業の雰囲気を感じることができます。これらのイベントはいずれも完全予約制で実施されており、参加には事前申し込みが必要です。

 

青山学院初等部の運動会そのものを見学することはできず、受験生家族としては大変残念な気持ちになるかもしれません。しかし、こうした公開イベントを通じて学校全体の空気感を掴み、青山学院初等部が大切にしている教育観や児童の様子にふれることができます。最新の開催情報や申し込み方法については、必ず公式ホームページを確認しましょう。

 

【青山学院初等部】コロナ禍での工夫と変化

新型コロナウイルスの影響を受けた数年間、青山学院初等部の運動会も形を変えて実施されてきました。学年ごとの分散開催、観客数の制限、マスク着用での演技など、安全を最優先としたなかでも、「学びの本質」を失わない工夫が随所に見られました。

 

たとえば、声を出せない代わりに工夫を凝らした手拍子や振り付けで応援を表現したり、演技のなかにメッセージ性を込めたりと、制限があるからこそ生まれた新しい表現も多く見られました。2024年度には、ほぼ通常開催へと戻りつつあり、児童たちの笑顔や声援がグラウンドに戻ってきました。

 

h2 【青山学院初等部】運動会がすごい!?見学は可能!?プロが徹底解説!まとめ

青山学院初等部の運動会は、単なる競技会にとどまらず、お子様たちが心と体を大きく成長させる“学びの場”です。

 

練習に励む日々、本番に向けて仲間と支え合う時間、そして勝敗を超えた感動の共有。そのすべてが、お子様たちの胸に深く刻まれる体験となります。

 

教育理念が息づくこの行事を通じて、児童たちは「青山学院初等部生であること」に誇りを持ち、また次なる成長へと歩みを進めているのです。

 

藤川海美 (ふじかわ うみ)
うみ塾長
お受験教室代表。
願書作成や面接対策、受験指導など小学校受験のことなら何でもお任せ!
願書作成97%、面接レッスン93%、受験指導100%
など驚異の合格実績を誇る。

株式会社Bright Future Family 代表取締役。 元お受験幼稚園の面接官として、数多くの願書を審査し、親御様やお子様の面接を担当。長年の経験を活かし、小学校受験指導に従事。
自らも我が子の小学校受験を経験し、親の立場から見た受験の厳しさを理解。親子が第一志望校に合格するためのサポートを使命とし、命をかけて指導に取り組む。
教育者としての経験と親としての視点を融合させた指導が特徴。
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