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【白百合学園小学校】内部進学事情を徹底解説

【白百合学園小学校】内部進学事情を徹底解説
塾長
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白百合学園小学校は、私立小学校受験で1位・2位の人気を争う都内の女子校です。

附属の白百合学園中学校・高等学校は高い偏差値を誇ります。

東大や医学部含む進学実績が良い府白百合学園中学校・高等学校に内部進学できる点も白百合学園小学校の人気の理由となっています。

「中学受験は大変そうだから小学校受験にしたいけど、白百合は内部進学できるの?」

「内部進学できない場合はどうする?」

「万が一、学校が合わない場合は外部受験できる?」

 

など、白百合学園の内部進学事情について知りたい方は多いのではないでしょうか。

 

この記事では、白百合学園小学校から附属中学校へ内部進学する割合や、内部進学の条件を解説します。

白百合学園小学校の受験を検討している方はぜひ参考にしてください。

白百合学園小学校の内部進学制度とは?

白百合学園小学校に入学すると、白百合学園中学高等学校に内部進学できます。

 

内部進学制度とは、特定の基準を満たせば附属学校や系列学校へ進学できる制度のこと。

白百合学園の内部生は中学校進学時に試験があるものの、一般的な入学試験を受けずに白百合学園中学校へ入学できます。

 

白百合学園の内部進学は決して狭い門ではなく、白百合学園小学校から白百合学園中学校には、ほとんどの子どもが内部進学し、白百合学園高等学校にもほぼ全員が内部進学します。

【白百合学園小学校】内部進学に求められる条件

白百合学園の内部進学制度でほとんどの生徒が中学校・高等学校へ入学するものの、全員が内部進学するわけではありません。

例年、外部受験する子どもや内部進学できない子どもが数名おり、外部の中学校へ進学します。

 

内部進学に求められる条件は以下のとおり。

 

  • 生活態度に問題がない
  • 必要な学力水準を維持している
  • 内部進学試験に合格する

 

一つ一つ解説するので、参考にしてください。

生活態度に問題がない

白百合学園は礼節やマナーを重んじる風潮があるため、内部進学の条件の1つ目は生活態度に問題がないことです。

宿題を出さない、授業中の態度が悪い、迷惑行為をおこなう、周囲とのトラブルが多いなど、学校生活における生活態度が悪い場合は内部進学ができません。

 

白百合学園小学校に入学する生徒は、高い倍率の小学校受験を突破しており、基本的にはマナーや態度が良い子どもばかりです。

 

しかし、小学校5・6年生になると早い子は第二次反抗期がはじまるため、学校の規則や大人の価値観に反発するようになります。

 

白百合学園小学校から系列の中学校へ内部進学を目指す場合は、成績だけでなく心のケアも重視しましょう。

 

必要な学力水準を維持している

高偏差値である白百合学園中学校へ内部進学するには、一定の学力が必要です。

 

内部進学するにあたり、中学校に必要な学力があるか見極めるため、白百合学園小学校では6年生になると単元ごとのテストの他に、復習テストが春・夏・秋におこなわれます。

 

この復習テストは出題範囲が広いですが、進学塾に通って対策したり、寝る間を惜しんで勉強するほどの難易度ではなく、これまでコツコツ勉強してきたかを問われるテストです。

 

3回の復習テストの結果があまりにも思わしくない場合は、冬におこなわれる内部進学試験に合格しない可能性があるため、学校側から外部の中学校を検討するようお話があります。

 

内部進学試験の結果が悪くても、復習テストの結果が良く生活態度も問題ない生徒は内部進学が可能なケースもあります。

 

日々の学習に真面目に取り組んで、白百合学園の学習についていけるようにしましょう。

 

内部進学試験に合格する

内部進学試験の点数が低い場合は、内部進学できない可能性があります。

 

白百合学園小学校から白百合学園中学校への内部進学試験は、毎年1月上旬におこなわれます。

試験内容は白百合学園中学校が作成しますが、一般入試ほどの難易度ではありません。

 

しかし、白百合学園中学校は偏差値60を超える難関中学校であり、内部進学生が授業についていける学力を身に付けているかどうかが重視されるため、ある程度しっかりとした試験対策が必要です。

 

白百合学園小学校で内部受験を使わない人はいる?

白百合学園小学校から外部受験をする子どもは例年1〜3人ほどおり、外部受験を決めた子どもは内部進学試験を受けません。

白百合学園は、内部進学の権利を保持したまま外部受験することを認めていないためです。

 

白百合学園小学校の一部の生徒が外部受験する理由は以下のとおり。

 

  • 白百合学園中学校より高い偏差値の中学校を目指す場合
  • 共学校に進学したい場合
  • 内部進学が難しいと判断した場合

 

成績が優秀で御三家などに外部受験する場合や、教育方針の転換などで共学校を目指す場合、成績不振や生活態度により学校側から他校を勧められた場合などに外部受験をします。

 

すべての理由を含めて内部進学制度を利用せず外部進学する生徒はほんの数名であり、ほとんどの生徒が附属の白百合学園中学校へ進学するのが現状です。

 

白百合学園小学校の内部進学事情を徹底解説まとめ

ここまで、白百合学園小学校の内部進学について解説しました。

白百合学園小学校は、附属の中学校への内部進学制度があり、基本的にほぼ全員が白百合学園中学校へ進学します。

 

しかし、高い偏差値を誇り、難易度の高い授業をおこなう白百合学園中学校への内部進学は、誰でもできるわけではありません。

 

一定の学力水準に満たない生徒や生活態度が悪い生徒は内部進学ができない可能性があるため、学習面だけでなく精神的なサポートもおこない、内部進学に備えましょう。

 

 

藤川海美 (ふじかわ うみ)
うみ塾長
お受験教室代表。
願書作成や面接対策、受験指導など小学校受験のことなら何でもお任せ!
願書作成97%、面接レッスン93%、受験指導100%
など驚異の合格実績を誇る。

株式会社Bright Future Family 代表取締役。 元お受験幼稚園の面接官として、数多くの願書を審査し、親御様やお子様の面接を担当。長年の経験を活かし、小学校受験指導に従事。
自らも我が子の小学校受験を経験し、親の立場から見た受験の厳しさを理解。親子が第一志望校に合格するためのサポートを使命とし、命をかけて指導に取り組む。
教育者としての経験と親としての視点を融合させた指導が特徴。
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