オキナワインターナショナルスクールの初等部を考えています。卒業したあとは、中学・高校・大学へどのように進んでいくのでしょうか。
オキナワインターナショナルスクールには、2歳の保育部から Grade12(高校3年生)の高等部までがあります。国際バカロレア(IB)の3つのプログラムの認定校で、初等部から中学部、高等部へとつながる形です。一方で、一条校としての認可は受けていないと公式に書かれているので、日本の中学・高校へ移る道も考えるご家庭は、早めの確認が欠かせません。
大切なのは、以下の3点です。
・学年のつながりと、IBのプログラムの切りかわりを知る
・高等部で得られる資格(国内の大学の受験資格など)を公式の言葉で確かめる
・日本の学校へ移る可能性があるなら、籍と手続きを学校と教育委員会に聞く
オキナワインターナショナルスクールの個別相談、家庭学習サポート、願書作成、面接対策を行う筆者が詳しく解説していきます。
オキナワインターナショナルスクールを検討されている方は、ぜひ参考にしてくださいね!
【オキナワインターナショナルスクール】何年生まである学校?
公式サイトの日本語名は、カタカナの「オキナワインターナショナルスクール」です。英語名は Okinawa International School(OIS)といいます。
公式サイトの学年配置の表では、次のように分かれています。
| 部 | 学年 | 年齢 |
|---|---|---|
| 保育部 | ― | 2歳 |
| 幼稚部 | ― | 3〜5歳 |
| 初等部 | Grade1〜Grade6(小学1年生〜6年生) | 6〜11歳 |
| 中学部 | Grade7〜Grade9(中学1年生〜3年生) | 12〜14歳 |
| 高等部 | Grade10〜Grade12(高校1年生〜3年生) | 15〜17歳 |
保育部と幼稚部は那覇キャンパス、初等部・中学部・高等部は南城キャンパスです。公式サイトのメニューでは「中等部」という呼び方も使われています。
ほかの学校から移ってくる場合は、年齢と誕生日をもとに学年が決まると説明されています。前の学校でその学年を終えないまま移ってきたときは、OISであらためてその学年を終えてから次の学年に進むとされています。
【オキナワインターナショナルスクール】初等部から中学部へ
公式サイトによると、PYP(初等教育のプログラム)は2011年7月、MYP(中等教育のプログラム)は2016年7月、DP(高校段階のプログラム)は2020年12月に認定を受けています。
学年配置の表では、MYPは Grade6 から始まります。中等部のページ(見出しは「中等部」、本文には「中学部」の語もあります)にも、本来は初等部の段階である Grade6 からMYPが始まると書かれています。小学6年生にあたる1年間は、中学部と同じプログラムの入口になる、ということです。PYPのまとめの発表会(エキシビション)は、PYPの最終学年である5年生が行います。
公式の初等部のページには、「進路相談デスク」があり、中学部への進学や公立小学校からの転入学などの相談に答えると書かれています。また、「国際バカロレアの一貫教育」を求めて、多くの在校生がOISの中学部へ進むと説明されています(割合や年度の表記はありません)。
初等部から中学部へ上がるときの条件や試験があるかどうかは、公式サイトでは確認できませんでした。中等部のページのよくある質問では、中学部の入学試験は英・数・国(日本語)の3教科と、英語と日本語の面接だと説明されています。
同じよくある質問では、Grade9 を終えて中等教育の課程を修了した生徒には、学校の卒業証書が渡されると書かれています。あわせて、公立中学校に籍を置いている生徒は、その中学校の卒業資格も取得できると説明されています。
【オキナワインターナショナルスクール】高等部と大学への道
公式の高等部のページでは、学校のことを「学校法人」として認可された高等専修学校と説明しています。ページの中では「沖縄国際学院 高等専修学校(OIS)」という名前も使われています。公式サイトの沿革には、2020年4月に「沖縄国際学院 高等専修学校」が開校し、同じ年の11月に高等部が開設されたと書かれています。
大学への道について、高等部のページには、文部科学省の大学入学資格付与校の認定を受けており、国内の大学の受験資格が得られると書かれています。
高等部には、次の2つのコースがあります。
- 国際バカロレア(IB)コース:学年配置の表では、DPは Grade11(高校2年生)から
- 国際リベラルアーツ(ILA)コース:人文科学・社会科学・自然科学・数学の4つの領域を、文系・理系の枠をこえて学ぶコース
高等部から入る場合の英語力として、IBコースはCEFRのB1(英検2級以上)、ILAコースはCEFRのA2(英検準2級程度)が必要とされています。日本国籍の生徒は、日本語の作文力も求められると書かれています。初等部・中学部から上がる生徒に同じ基準があてはまるのかは、公式サイトでは確認できませんでした。
進路の相談については、担当者がアカデミックカウンセラーの立場で支えると説明されています。
【オキナワインターナショナルスクール】大学の合格実績の見方
公式サイトには「合格実績」のページがあり、海外大学(アジア・オセアニア・北米・ヨーロッパ)と日本国内大学に分けてのせています。ただ、中身は画像で、何年度の卒業生の結果かという表記も確認できませんでした。このため、この記事では大学名をあげていません。最新の内容は、学校の公式サイトで直接ご覧ください。
見るときは、「合格」と「進学」はちがう、という点に気をつけましょう。合格した大学の一覧は、実際に入学した大学の一覧とは限りません。また、高等部のページには、IBの資格を入試に生かせる国内外の大学の例も紹介されています。これはIBの資格を使える大学の例であり、OISの卒業生の合格先の一覧ではありません。
【オキナワインターナショナルスクール】日本の中学・高校へ移るときに確かめたいこと
初等部のページには、文部科学省から一条校としての認可を受けている学校ではないと書かれています。あわせて、沖縄県内の公立の学校に籍を置いたまま通い、出欠席や成績などを学校から公立学校へ定期的に報告するという説明もあります。
文部科学省のページでは、一条校でないインターナショナルスクールの小学部を終えた人が、中学校から一条校への入学を希望しても認められないこととなる、と説明されています。中学部の途中で日本の中学校へ編入を希望する場合も同様とされています(文部科学省「学齢児童生徒をいわゆるインターナショナルスクールに通わせた場合の就学義務について」)。
OISの説明にある「公立の学校に籍を置いたまま通う形」で、日本の中学・高校へ移るときにどうなるのかは、OISの公式サイトでは確認できませんでした。途中で日本の学校へ移る可能性が少しでもあるご家庭は、入学の前に、学校の進路相談とお住まいの市町村の教育委員会の両方に聞いておきましょう。
聞いておきたいことの例を、まとめておきます。
- 入学のとき、公立の学校の籍はどのように置くのか
- 小学校の卒業のときに、どの学校の卒業の形になるのか
- 途中で日本の中学校へ移りたくなったとき、どんな手続きが必要か
- 引っ越しなどで沖縄県の外へ移るときは、どうなるのか
答えは、ご家庭の状況によって変わることがあります。聞いた内容はメモに残し、家族で共有しておくと安心です。
【オキナワインターナショナルスクール】よくある疑問
Q. 小学校受験と迷っています。進路の面では何を比べればよいですか?
小学校は6年間ですが、その先の道は学校によって大きくちがいます。日本の私立小学校なら、系列の中学校があるか、中学受験をするのかが大きな分かれ道です。OISなら、中学部・高等部まで同じ学校で学ぶのか、途中で日本の学校へ移るのかが分かれ道になります。12年後の姿を家族で話し合い、整理しきれないときは個別相談もご利用ください。
Q. 高等部の生徒は、全員がIBのディプロマ・プログラムを受けるのですか?
高等部には、IBコースとILAコースの2つがあります。どちらのコースへ進むか、その決め方は、学校の説明会などで確かめるとよいでしょう。
Q. 日本の大学を受けることはできますか?
高等部のページには、文部科学省の大学入学資格付与校の認定を受けていて、国内の大学の受験資格が得られると書かれています。受けたい大学の入試の条件は、大学ごとに確かめましょう。
あわせて読みたい
- オーダーメイド面接回答集+オンライン面接レッスン(合格率95%)
- 小学校受験 オーダーメイド願書作成サポート(合格率95%)
- 小学校受験 家庭学習サポート
- オンライン個別相談
- 小学校受験 オンラインショップ
- オキナワインターナショナルスクール 入学情報まとめ
- オキナワインターナショナルスクール 学費
- オキナワインターナショナルスクール 入学の条件と英語力
- 九州・沖縄の私立小・インターナショナルスクールまとめ
- 国際バカロレアのDP(ディプロマ・プログラム)とは
ニュースを見逃さないように登録する
Google ニュースでフォローする1.jpg)


























