転勤の可能性があり、四天王寺小学校への編入も考えています。
途中から入ることはできるのでしょうか。
四天王寺小学校は、公式のよくあるご質問で転入学試験について答えています。転入学児童の募集は新2年生から新3年生に限って行われ、在校生の人数によっては募集を行わない年もあると明記されています。まずはこの前提を押さえたうえで、学校に直接問い合わせるのがいちばん確実です。
大切なのは、以下の3点です。
・転入学の募集は新2〜3年生(試験時は1〜2年生)に限って行われること
・在校生の人数によっては募集が行われない年もあること
・実施の有無や時期は学校に直接問い合わせて確かめること
四天王寺小学校の個別相談、家庭学習サポート、願書作成、面接対策を行う筆者が詳しく解説していきます。
四天王寺小学校を受験される方は、ぜひ参考にしてくださいね!
【四天王寺小学校】転入学の募集は学年が限られています
関連動画:大阪府の小学校選びの参考に。この記事の学校を紹介しているとは限りません。
四天王寺小学校(大阪府藤井寺市)は、公式サイトの「よくあるご質問」のなかで、転入学試験について明確に答えています。
そこには、転入学児童の募集を新2年生から新3年生(試験時は1年生から2年生)に限って行っていること、ただし在校生児童の人数によっては募集を行わない場合もあることが記載されています。そして、詳しい内容については学校へ問い合わせるよう案内されています。
ここから読み取れることは二つあります。
ひとつは、編入のチャンスがある学年が絞られているということです。高学年からの編入を考えているご家庭にとっては、この一文が判断の分かれ目になります。もうひとつは、毎年必ず募集があるとは限らないということです。在籍数に余裕がある年に募集が出る形ですので、「来年もあるはず」という前提で計画を立てるのは危険です。
小学校受験の世界では、編入の枠は年によって大きく動きます。四天王寺小学校のように、対象学年と実施条件を公式サイトに書いている学校は、むしろ親切なほうだといえます。書かれている条件を正確に読み取り、そのうえで学校に確かめるという順番を守ってください。
【四天王寺小学校】編入を考えたら最初にすること
編入を検討し始めたら、まず学校に問い合わせます。四天王寺小学校のよくあるご質問には、問い合わせ先として電話番号(072-937-4811)と、公式サイトの「お問い合わせ・資料請求」からのメールが案内されています。
問い合わせのときに確認したいのは、次のような点です。
- その年度に転入学の募集が行われる予定があるかどうか
- 対象となる学年と、試験や手続きのおおよその時期
- 出願に必要な書類と、在籍校から用意してもらう書類の種類
- 費用として、いつ、どのくらいの納入が必要になるか
転入学試験の出題内容について、公式サイトには公表がありません。ですから、この記事でも「こういう問題が出ます」と書くことはしません。学校に問い合わせて案内された範囲で準備を進めるのが、いちばん確実で、いちばん誠実な進め方です。
転居の時期が決まっている場合は、その時期も早めに伝えておきましょう。学校側も在籍数の見通しを立てながら判断していますので、早い相談は双方にとって助けになります。
【四天王寺小学校】編入後の学校生活を具体的に想像する
編入で大切なのは、合否そのものよりも「入ったあとに、お子さまが無理なく過ごせるか」です。四天王寺小学校は学校生活の様子を公式サイトで公開していますので、事前にかなり具体的に想像できます。
1日は8時15分の登校から始まります。8時20分から礼拝と朝の会、8時25分から8時40分はイングリッシュモジュールです。10時25分から10時40分のパワーアップタイムでは、天然芝のグラウンドで全校児童が体を動かします。12時25分から給食、13時15分から清掃、13時30分からはブックタイムという読書の時間があり、15時40分から下校とアフタースクールが始まります。
給食は校内の給食室で作る自校調理です。入学時に栄養士と相談して除去食などのアレルギー対応を行うと記載されていますので、途中から入る場合も、事前に栄養士と話す機会をお願いしておくとよいでしょう。
放課後については、アフタースクールで最長19時までのお預かりが可能だと公式に案内されています。宿題や自主学習のサポートもあるとされていますので、転居直後で生活が落ち着かない時期には心強い存在です。
登下校では、近鉄南大阪線の大阪阿部野橋駅発と古市駅発の電車に教員が乗り、藤井寺駅からは通学路に教職員や有志の保護者が立って見守ります。1年生から3年生までは藤井寺駅まで学級ごとに教員と集団下校します。編入の対象学年はこの範囲に重なりますので、通学に慣れるまでの支えがあると考えてよいでしょう。
学校生活の全体像は四天王寺小学校はどんな学校かの記事に、通学経路は四天王寺小学校のアクセスの記事にまとめています。
【四天王寺小学校】家庭で準備しておきたいこと
編入は、一般入試とは違う難しさがあります。すでに1年から2年をともに過ごしてきた集団に、途中から入っていくことになるからです。準備の軸は、学力よりもむしろ生活のほうにあります。
まず、学習面では、在籍校で習ってきた範囲と四天王寺小学校の進度がそろっているとは限りません。とくに英語は、朝のイングリッシュモジュールが日課に組み込まれている学校です。英語に触れる量が違う可能性がありますので、家庭で無理のない範囲で慣らしておくと、お子さまの気持ちが楽になります。
次に、生活面です。時間で区切られた1日を過ごすこと、掃除を自分たちで行うこと、読書の時間に静かに本を読むこと。こうした習慣は、家庭でも今日から練習できます。転校は、お子さまにとって大きな出来事です。「新しい学校でうまくやれるだろうか」という不安を、大人が先に言葉にして受け止めてあげてください。
そして、お父様・お母様の側でも、志望の理由を整理しておきましょう。なぜこの学校を選ぶのか、これまでの学校でお子さまがどう育ってきたのか。これは編入の手続きの場面だけでなく、担任の先生と関係をつくるうえでも役に立ちます。四天王寺小学校の願書の書き方の記事では、家庭の考えを言葉にする手順を解説していますので、参考にしてください。
【四天王寺小学校】編入後の進路と費用の見通し
四天王寺小学校を選ぶうえで見落とせないのが、中学進学までの設計です。公式のよくあるご質問には、4年生の2月から受験対策授業を約2年間、週に3回、国語・算数・理科の合計9コマ行うと記載されています。この授業は課内のカリキュラムに組み込まれており、児童の負担を軽減できると説明されています。放課後も17時まで補習を行うとされています。
また、四天王寺中学校(女子校)や四天王寺東中学校(共学)への特別選抜制度があり、令和8年度からは清風中学校(男子校)と大谷中学校(女子校)への特別選抜制度も加わったと記載されています。規定の基準を満たせば進学できるとされていますので、編入の時点で6年生までの道筋を見ておくと安心です。詳しくは四天王寺小学校の内部進学の記事をご覧ください。
費用については、編入の場合にどの費目がどのタイミングで必要になるかを、必ず学校に確認してください。なお公式サイトには、令和8年度入試から導入された「学園卒業生子女等入学奨学金制度」の案内があり、対象入試は全入試、学校法人四天王寺学園各校の卒業生または在校生が志願者の3親等以内にいる方を対象に、入学後に入学金の50パーセント相当額を支給すると書かれています。申請は出願期間内に行う必要があります。該当しそうなご家庭は、問い合わせのときにあわせて確かめておきましょう。在学中の費用の目安は四天王寺小学校の学費の記事にまとめています。
【四天王寺小学校】編入についてよくある疑問
高学年からの編入はできますか
公式のよくあるご質問には、転入学児童の募集は新2年生から新3年生に限って行っていると記載されています。それ以外の学年についての記載はありませんので、ご事情がある場合は学校に直接ご相談ください。
毎年募集はありますか
在校生児童の人数によっては募集を行わない場合もあると明記されています。年度によって状況が変わりますので、その年の予定を問い合わせて確認するのが確実です。
試験ではどのようなことをするのですか
転入学試験の内容について、公式サイトに公表はありません。推測で準備を進めるより、問い合わせのときに案内される範囲を正確に受け取り、そこから準備を組み立ててください。
制服や持ち物はどうなりますか
制服は夏服が6月から9月、冬服が10月から5月(5月と10月は移行期間)と公式サイトに案内されています。そのほか体操服、制帽、サブバックなどの制定品があります。詳しくは四天王寺小学校の制服の記事をご覧ください。
編入前に学校を見ることはできますか
四天王寺小学校は、オープンスクールや学校見学会など、校内を見られる公開行事を年度ごとに設けています。日程と申し込みの方法は四天王寺小学校の説明会・公開行事の記事にまとめていますので、実施時期にあわせてご検討ください。なお、日程は変更されることがありますので、最新は公式サイトでご確認ください。
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