静岡大附属静岡小学校ってどんな学校ですか?
静岡大学教育学部附属静岡小学校は、静岡市葵区にある歴史ある国立小学校です。ここでは学校の校風と歴史について、はじめての方にもわかりやすく整理します。
静岡大附属静岡小学校の歩み
静岡大附属静岡小学校は、1876年に創立された非常に歴史ある学校です。長い年月をかけて、教育大学の附属校として歩みを重ねてきました。
その歴史は明治初期の師範学校にさかのぼり、後に静岡大学の附属校となりました。伝統に支えられた学校です。
教育の研究や教員養成と結びついた質の高い教育を続けてきました。長い歴史が学校の魅力を支えています。
自らをきりひらく校風
静岡大附属静岡小学校の校風は、「自らをきりひらく」ことにあります。自らの道や将来を自分の力で切りひらく子どもを育てています。
制服のない私服の学校で、子どもたちは自由でのびやかな雰囲気の中で過ごしています。自分で考え、行動する力が育まれます。
静岡の落ち着いた環境の中で、子どもたちはのびのびと自分らしく学んでいます。伝統と研究の学びが調和しています。
大学附属校としての環境
静岡大附属静岡小学校は、静岡大学教育学部の附属校です。研究的な教育実践や教育実習の場として、質の高い学びの環境が整っています。
大学とのつながりの中で、新しい教育のあり方を探究する環境があります。子どもたちは工夫された学びの中で力を伸ばしていきます。
約610名の子どもたちが学ぶ規模の学校で、多くの仲間とともに成長できます。豊かな人間関係も学びの一つです。
国立小学校としての特徴
静岡大附属静岡小学校は、授業料が実質無償である国立小学校です。経済的な負担が軽いことは、家庭にとって大きな魅力です。
一方で、通学区域の指定や抽選など、私立小学校にはない仕組みがあります。応募には通学区域の確認が前提になります。
国立ならではの質の高い教育と、経済的な魅力を兼ね備えた学校です。仕組みを理解して検討することが大切です。
明治9年創立、2026年に150周年を迎える学校です
創立から150年の歩み
静岡大学教育学部附属静岡小学校は明治9年に創立され、2026年に創立150周年を迎えます。公式サイトには150周年記念事業のページが設けられ、寄附の目標額を5,000万円、1口1,000円から、受付は2026年11月までとして募金が呼びかけられています。県内でも屈指の歴史をもつ小学校であり、長く受け継がれてきた行事があることは、記念事業の使途に「伝統的な行事で使う用具の一新」が挙げられていることからも分かります。
記念事業が示す、これからの学校像
寄附の使いみちとして公式に示されているのは大きく二つです。一つは教育環境の整備で、ICTを使った授業に対応した児童用の机と椅子の更新、老朽化した遊具の更新、伝統行事の用具の一新が挙げられています。もう一つは、老朽化した施設の改修や備品の整備による、附属学校としての研究機能の支援です。歴史を守りながらICT前提の学習環境へ切り替えていくという方向が、事業の中身から読み取れます。なお20万円以上を寄附した先着20名には、2026年4月以降に予定される「給食付き学校見学」への招待が用意されています。
所在地と規模
学校は静岡県静岡市葵区駿府町1-94にあり、電話は054-254-4666、ファクスは054-254-4668です。令和8年度の児童募集要項では、1学年の募集人員が105名、男女同数程度と示されています。同じ静岡大学教育学部の附属校である附属静岡中学校が駿府町1番86号にあり、附属学校園が近い場所にまとまって置かれています。
附属学校としての役割と、日々の学び
学校が担う五つの役割
公式サイトの学校紹介では、この学校の役割として、義務教育としての初等教育を行うこと、教育に関する研究と実証を進めること、大学生の教育実習を受け入れること、附属学校園や大学との連携を深めること、そして研究の成果を県内の公立学校に発信することの五つが挙げられています。授業が研究と結びついている学校であり、合格後には教育理念と教育方針に賛同し協力を約束する誓約書を提出することになると要項にも記されています。
研究主題と年度の重点目標
研究主題は「その子らしく学ぶ」で、令和8年度は5年次にあたります。子どもの育ちという観点から人間性を育む経験と本物の学びを検討し、一人ひとりに応じた学びの価値を明らかにすることをねらいとしています。あわせて年度の重点目標として「繋~自分よし あなたよし みんなよし~」が掲げられています。研究の成果は公開研究会と研究紀要『共生』で外に開かれており、第53号は2026年6月5日に発行されました。
行事と学年のつくり方
学校生活のページでは、4年生から6年生が2泊3日で出かける「本キャンプ」が紹介されています。令和8年度は7月21日から23日の日程で、事前に係別会議やキャンプファイヤーの練習、駿府城でのオリエンテーリングを重ねてから当日を迎えました。学年便りには【さわやか】【つながり】【きぼう】【はばたき】【しあわせ】【ひびき】といった学年の名前がつけられており、集団づくりを大切にする学校の姿勢がうかがえます。
この学校を選ぶときに確かめておきたいこと
通学の条件が入学の前提です
出願資格には「生活の本拠から60分以内で通学が可能で、保護者と同居している者」という条件があります。通学時間は時速3キロメートル換算で算出し、バス停での4分以上の待ち時間も計上します。新幹線や東名を利用するバス、ホームライナーでの通学は認められず、自家用車による送迎は登下校途上の一部についても認められていません。登校は午前7時30分から8時10分までとされ、生活の本拠が区域外に移れば入学および在学は認められません。校風より先に、この条件を満たせるかどうかが判断の分かれ目になります。
中学校への進学は別の手続きです
附属静岡中学校は入学案内で、募集要項を10月1日に公示し、10月に入試説明会を開催すると案内しています。出願書類は説明会で配付されるため、出願予定者の参加が必須とされています。令和9年度入学生に向けた学校公開日の対象には、公私立小学校の5・6年生と保護者に加えて附属静岡小学校6年生の保護者が含まれていました。附属小学校から自動的に進学できるという案内は公式に見当たりませんので、進学には出願と選考が必要だと考えておくのが安全です。
情報はどこで追いかけるか
入学案内のページには、その年度の募集要項と願書受付日の予約についての案内が掲載されます。令和8年度は説明会が令和7年10月30日、出願が12月2日から4日、選考が令和8年1月15日、発表が1月16日という日程でした。学校生活や学年便りは随時更新されますので、受験を考え始めた段階から公式サイトを見る習慣をつけておくと、判断に必要な材料がそろっていきます。
公表されていないことも知っておきましょう
公式サイトには、制服や服装のきまり、給食の運用、日課表、入学後にかかる費用の一覧、卒業生の進学先といった項目を示すページがありません。志願者数や合格者数も公表されていないため、公式の情報だけから倍率を計算することもできません。学校の姿を知る手がかりは、募集要項と研究のページ、そして学校生活や学年便りの更新に集まっています。公表されていない事項は説明会の質疑や事務室への問い合わせで確かめるという前提で、情報収集の計画を立ててください。
こんな家庭におすすめ
静岡大附属静岡小学校は、大学附属校ならではの研究的で質の高い教育を望む家庭に向いています。経済的な負担が軽い点も魅力です。
自らをきりひらく主体性や考える力を育てたいと考える家庭にとって、ふさわしい学校といえるでしょう。
まずは自宅が通学区域内かを確認しましょう。学校の雰囲気は、説明会に参加して家庭に合うかどうかを確かめてみてください。
静岡大学教育学部附属静岡小学校の受験情報は「静岡大附属静岡小学校まとめ」でまとめて確認できます。
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