埼玉大附属小学校ってどんな学校ですか?
埼玉大学教育学部附属小学校は、さいたま市浦和区にある歴史ある国立小学校です。ここでは学校の校風と歴史について、はじめての方にもわかりやすく整理します。
埼玉大附属小学校の歩み
埼玉大附属小学校は、1874年に創立された非常に歴史ある学校です。長い年月をかけて、教育大学の附属校として歩みを重ねてきました。
その歴史は明治初期の師範学校にさかのぼり、後に埼玉大学教育学部の附属校となりました。伝統に支えられた学校です。
教育の研究や教員養成と結びついた質の高い教育を続けてきました。長い歴史が学校の魅力を支えています。
自主性を育てる校風
埼玉大附属小学校の校風は、「自主的精神の旺盛な、人間性豊かな人」を育てることにあります。自ら進んで取り組む力を大切にしています。
制服のない私服の学校で、子どもたちは自由でのびやかな雰囲気の中で過ごしています。自分で考え、行動する力が育まれます。
浦和の文教エリアの落ち着いた環境の中で、子どもたちはのびのびと自分らしく学んでいます。
大学附属校としての環境
埼玉大附属小学校は、埼玉大学教育学部の附属校です。研究的な教育実践や教育実習の場として、質の高い学びの環境が整っています。
大学とのつながりの中で、新しい教育のあり方を探究する環境があります。子どもたちは工夫された学びの中で力を伸ばしていきます。
約628名の子どもたちが学ぶ規模の学校で、多くの仲間とともに成長できます。豊かな人間関係も学びの一つです。
国立小学校としての特徴
埼玉大附属小学校は、授業料が実質無償である国立小学校です。経済的な負担が軽いことは、家庭にとって大きな魅力です。
一方で、通学区域の指定や抽選、面接など、私立小学校とは異なる仕組みがあります。応募には通学区域の確認が前提になります。
国立ならではの質の高い教育と、経済的な魅力を兼ね備えた学校です。仕組みを理解して検討することが大切です。
年表でたどる、創立から現在まで
歴史の長い学校ですので、資料の沿革を年号つきで並べておきます。
始まりは1874年(明治7年)、埼玉県師範学校の中に附属小学校が開設されたことでした。1877年(明治10年)には浦和小学校を附属小学校とし、児童を同校へ移して教育実習が始まっています。教員を育てるための実習の場として出発した学校だということが、ここに表れています。
1903年(明治36年)には埼玉県女子師範学校附属小学校が開設されました。これが現在の高砂小学校にあたります。1935年(昭和10年)、埼玉県師範学校附属小学校が現在地に新築されました。
戦後の1949年(昭和24年)、埼玉師範・青年師範学校・浦和高等学校を併合して埼玉大学が設置されたことに伴い、埼玉大学附属小学校となります。そして1951年(昭和26年)に、現在の埼玉大学教育学部附属小学校という名称に改称されました。
創立から数えると150年を超える歩みです。名称は変わっても、教員養成と教育研究に結びついた学校であるという性格は一貫しています。
なお教育目標については、資料に「勤労をいとわない自主的精神の旺盛な、人間性豊かなよき社会人を育成する」と記されています。「勤労をいとわない」という言葉が最初に置かれ、「よき社会人」という遠い地点を見ている点が、この学校の姿勢をよく表しています。
資料で確認できる学校の基本データ
どんな学校かを知るうえで、数字で押さえられる部分を整理しておきます。いずれも手もとの受験ガイド資料に基づくもので、最新は学校の募集要項でご確認ください。
所在地は埼玉県さいたま市浦和区常盤6-9-44、電話番号は048-833-6291です。児童数は628名で、1クラスは35名。教員数は非常勤9名を含めて37名とされています。1学年およそ100名という規模です。
学校生活の条件としては、制服は「なし」、土曜授業も「なし」で、かわりに登校日が設けられています。昼食は給食で、アレルギー対応は要相談です。スクールバスはありません。
在籍にかかわる制度も押さえておきましょう。転入・編入は欠員が出たときに限られ、しかも附属校間のみとされています。復学の制度は「なし」、帰国子女の受け入れも「なし」です。私立小学校と比べて、外部との出入りが限られた仕組みになっています。
系列校としては、埼玉大学教育学部附属幼稚園、同附属中学校、同附属特別支援学校、そして埼玉大学と同大学院が挙げられています。系列に高等学校はありませんので、中学校を卒業したあとは高校受験になります。
なお、主な年間行事の一覧は資料に掲載がありませんでした。行事の内容については、学校公開や説明会でご確認ください。
安全対策から見える学校の姿勢
学校の性格は、安全への向き合い方にも表れます。資料には、この学校が実施している安全対策が具体的に並んでいました。
校舎への出入りについては、警備員を配置して入校をチェックし、警備員が不在の時間帯には門や昇降口を閉鎖するとされています。監視カメラは8台設置されており、警備員と事務室をつなぐ連絡用の電話機、警察への緊急通報システムも備えられています。
児童に対しては、名札の着用が求められ、携帯用の防犯ブザーと笛が支給されます。休み時間などの教職員配置表を作成して指導にあたること、児童本人への安全指導も挙げられています。
登下校や校外学習の場面では、保護者のボランティアによる協力が行われています。ご家庭が学校の運営に関わる場面がある、という点はこの学校の性格を知るうえで見逃せません。
このほか、携帯メールによる連絡体制、緊急地震速報機の設置、「児童の安全確保に対する緊急対応マニュアル・対応事例」の作成、校内安全管理研修会の実施、不審者の侵入を想定した避難訓練、安全点検の実施、施設・設備の一層の改善なども挙げられていました。項目の多さからは、具体的に積み上げていく姿勢が読み取れます。
どんな学校かについてよくある質問
創立はいつですか
資料によると1874年(明治7年)で、埼玉県師範学校内に附属小学校が開設されたのが始まりです。現在の校名になったのは1951年(昭和26年)です。
教育目標は何ですか
資料には「勤労をいとわない自主的精神の旺盛な、人間性豊かなよき社会人を育成する」と記されています。
共学ですか
資料の表示は共学です。募集人数も男子約35名・女子約35名と、男女それぞれに設定されています。
制服はありますか
資料によると制服はありません。土曜授業もなく、登校日が設けられています。
どの家庭でも受験できますか
通学区域の指定があります。資料によると、さいたま市と川口市の一部、蕨市の全域、戸田市の全域です。区域外にお住まいの場合は出願そのものができません。
入試はどのような流れですか
2026年度は、2025年11月25日に第一次検査、11月27日に第二次検査、11月28日に抽選が行われました。抽選が組み込まれている点が、私立小学校との大きな違いです。2027年度の日程は資料に記載がありませんので、最新は学校の募集要項でご確認ください。
費用はどのくらいかかりますか
資料によると、考査料は3,300円、入学時の教材費は32,000円です。毎月は教材費3,000円・給食費4,380円・積立金2,000円・PTA会費210円で合計9,590円になります。国立小学校ですので、入学金や授業料の記載はありません。
こんな家庭におすすめ
埼玉大附属小学校は、大学附属校ならではの研究的で質の高い教育を望む家庭に向いています。経済的な負担が軽い点も魅力です。
自主性や豊かな人間性を育てたいと考える家庭にとって、ふさわしい学校といえるでしょう。
まずは自宅が通学区域内かを確認しましょう。学校の雰囲気は、説明会に参加して家庭に合うかどうかを確かめてみてください。
埼玉大学教育学部附属小学校の受験情報は「埼玉大附属小学校まとめ」でまとめて確認できます。
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