横浜国大附属鎌倉小学校ってどんな学校ですか?
横浜国立大学教育学部附属鎌倉小学校は、鎌倉市にある歴史ある国立小学校です。ここでは学校の校風と歴史について、はじめての方にもわかりやすく整理します。
横浜国大附属鎌倉小学校の歩み
横浜国大附属鎌倉小学校は、1875年に創立された非常に歴史ある学校です。長い年月をかけて、教育大学の附属校として歩みを重ねてきました。
その歴史は横浜の師範学校にさかのぼり、後に鎌倉へと移り、横浜国立大学教育学部の附属校となりました。
伝統に支えられながら、教育の研究や教員養成と結びついた質の高い教育を続けてきました。長い歴史が学校の魅力を支えています。
自立を大切にする校風
横浜国大附属鎌倉小学校の校風は、「自立に向けてたくましく生きる」ことにあります。夢をふくらませ、心ゆたかに、力をあわせる子どもを育てています。
制服のない私服の学校で、子どもたちは自由でのびやかな雰囲気の中で過ごしています。自分で考え、行動する力が育まれます。
歴史ある鎌倉の落ち着いた環境の中で、子どもたちはのびのびと自分らしく学んでいます。
大学附属校としての環境
横浜国大附属鎌倉小学校は、横浜国立大学教育学部の附属校です。研究的な教育実践や教育実習の場として、質の高い学びの環境が整っています。
大学とのつながりの中で、新しい教育のあり方を探究する環境があります。子どもたちは工夫された学びの中で力を伸ばしていきます。
約620名の子どもたちが学ぶ規模の学校で、多くの仲間とともに成長できます。豊かな人間関係も学びの一つです。
国立小学校としての特徴
横浜国大附属鎌倉小学校は、授業料が実質無償である国立小学校です。経済的な負担が軽いことは、家庭にとって大きな魅力です。
一方で、通学区域の指定や抽選など、私立小学校にはない仕組みがあります。応募には通学区域の確認が前提になります。
国立ならではの質の高い教育と、経済的な魅力を兼ね備えた学校です。仕組みを理解して検討することが大切です。
資料で確認できる学校の基本データ
まず、この学校の輪郭を数字と条件から見ていきます。
- 所在地 神奈川県鎌倉市雪ノ下3-5-10(TEL 0467-22-0647)
- 創立 1875年
- 児童数 620名(1クラス35名)
- 教員数 約25名
- 制服 なし
- 土曜授業 なし(登校日あり)
- 昼食 給食、弁当(年10回程度)※アレルギー対応あり
- スクールバス なし
横浜国立大学の教育学部に属する国立の小学校です。児童数620名は私立小学校と比べても大きな規模で、1クラス35名という編成になっています。
制服がなく、スクールバスもありません。JR横須賀線「鎌倉」駅から徒歩15分の道のりを、自分の足で通う学校です。昼食は基本が給食で、年に10回程度の弁当の日があります。アレルギーへの対応は「あり」と記載されています。
正式名称は「横浜国立大学教育学部附属鎌倉小学校」です
この学校を調べていると、複数の校名が出てくることがあります。学部名称の変更にともなって、2回にわたって校名が変わっているためです。
資料の沿革によると、1997年に学部名称の変更にともない「横浜国立大学教育人間科学部附属鎌倉小学校」と改称し、2017年の学部名称の変更にともなって、同年4月から現在の「横浜国立大学教育学部附属鎌倉小学校」となりました。
古い書籍や記事では旧名称のまま記載されていることがあります。情報を集める際は、どの時期のものかを意識しておくと混乱を避けられます。なお、正しい表記は「附属」の字を用います。
学校の歴史はさらにさかのぼります。1875年に横浜の第一番小学壮行学舎、第二番小学如春学舎、第三番小学同文学舎の3つが合併して第一番小学横浜学校となり、その一部に横浜師範学校が設立され、のちの神奈川師範学校となりました。1892年には神奈川尋常師範学校が横浜から鎌倉に移転し、町立鎌倉小学校を附属小学校に代用したと記載されています。
教育目標として掲げられていること
資料によると、この学校の教育目標は「自立に向けてたくましく生きる」です。そこに「夢ふくらませ、心あたたかく、力あわせる」という言葉が添えられています。
中心に置かれているのは自立です。そして、そこへ向かう姿勢として「たくましく生きる」ことが掲げられています。
添えられた3つの言葉は、それぞれ将来への意欲、他者への思いやり、協力する姿勢を表しています。自立が孤立と取り違えられないよう、人との関わりが並べて示されているところに、この目標の丁寧さがあります。
制服がなく、スクールバスもないという学校生活の枠組みは、この教育目標と重ねて見ると意味がはっきりします。毎日の服装を自分で考え、自分の足で通う。その積み重ねが自立につながるという考え方が読み取れます。
なお、この目標をどのような教育課程で実現しているのか、授業や行事の具体的な内容については、資料に記載がありません。
出願には通学区域という条件があります
国立小学校ですので、出願できるご家庭は指定された区域内にお住まいの方に限られます。資料に示されている範囲は次のとおりです。
- 鎌倉市全域
- 逗子市全域
- 横浜市栄区全域
- 横浜市戸塚区・横浜市金沢区・藤沢市・横須賀市・葉山町の一部
全域が対象なのは鎌倉市・逗子市・横浜市栄区の3つで、それ以外は「一部」と記載されています。同じ市区町のなかでも住所によって対象かどうかが分かれるということです。
私立小学校にはない条件ですので、この学校を検討する際はここから確認を始めることになります。「一部」に含まれる地域については町名の単位まで確認が必要です。学校が公表している通学区域の一覧を必ずご確認ください。
入試の輪郭と、公表されていないこと
2026年度入試について、資料から確認できる内容を整理します。
出願は2025年9月4日から17日までのWeb出願でした。第1次選考が11月11日・12日、その合格発表が11月20日、第2次選考と合格発表が11月29日です。募集人数は男子53名・女子52名、考査料は3,300円でした。
一方で、公表されていないことも少なくありません。志願者数は2022年度から2026年度までの5年分すべてが「非公表」です。合格者数についての記載もありませんので、応募倍率も実質倍率も算出できません。
受験番号の決め方と月齢の考慮についても、いずれも「非公表」と記載されています。考査内容について手元の資料には区分の記載がありますが「当社調べ」との注記があり、学校の公表情報ではありません。
さらに、入学手続きについては資料に欄そのものがなく、日程も方法も示されていません。募集要項でご確認ください。
費用と、環境が変わる場合の制度
国立小学校ですので、授業料は徴収されません。資料の費用の表にも授業料の行そのものがありません。示されている金額は次のとおりです。
- 考査料 3,300円
- 入学時 附属鎌倉小学校振興会入会金 60,000円
- 月額 PTA会費等(給食費・振興会費を含む) 11,100円
月額のPTA会費等には給食費と振興会費が含まれます。制服がありませんので、入学準備で制服一式をそろえる費用もかかりません。
途中で環境が変わる場合の制度については、転入学・編入学が「附属間のみ」、復学が「あり(海外への転居で、復学時に欠員がある場合)」、帰国子女の受け入れが「なし」と記載されています。転入の間口が限られている点は、押さえておきたい条件です。
系列校としては、附属横浜小学校、附属鎌倉中学校、附属横浜中学校、附属特別支援学校、そして横浜国立大学・同大学院が挙げられています。内部進学の条件や割合についての記載はありません。
どんな学校かについてよくある質問
国立ですか、私立ですか
横浜国立大学教育学部の附属校で、国立小学校です。
誰でも出願できますか
通学区域が定められています。鎌倉市・逗子市・横浜市栄区は全域、横浜市戸塚区・金沢区・藤沢市・横須賀市・葉山町は一部が対象です。
制服はありますか
「なし」と記載されています。
1クラスは何人ですか
1クラス35名で、児童数は620名です。
倍率は何倍ですか
志願者数・合格者数のいずれも公表されていないため、算出できません。
授業料はかかりますか
国立小学校のため徴収されません。月額のPTA会費等(給食費・振興会費を含む)が11,100円と記載されています。
安全対策はどうなっていますか
警備員を配置して定期的に校内を巡回、防犯カメラの設置、校内に入る場合は入校証を着用と記載されています。
こんな家庭におすすめ
横浜国大附属鎌倉小学校は、大学附属校ならではの研究的で質の高い教育を望む家庭に向いています。経済的な負担が軽い点も魅力です。
自立や主体性、豊かな心を育てたいと考える家庭にとって、ふさわしい学校といえるでしょう。
まずは自宅が通学区域内かを確認しましょう。学校の雰囲気は、説明会に参加して家庭に合うかどうかを確かめてみてください。
横浜国立大学教育学部附属鎌倉小学校の受験情報は「横浜国大附属鎌倉小学校まとめ」でまとめて確認できます。
学校の考え方は、説明会で直接感じ取るのがいちばんです。説明会は?参加のポイントをプロが解説もご確認ください。
入学準備でまず気になる持ち物については、制服は?服装のルールをプロが解説で詳しくご紹介しています。
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