捜真小学校ってどんな学校ですか?
捜真小学校は、横浜市神奈川区にある歴史あるキリスト教主義の男女共学校です。ここでは学校の校風と歴史について、はじめての方にもわかりやすく整理します。
捜真小学校の歩み
捜真学院の歴史は、1886年、横浜の外国人居留地でアメリカ人宣教師シャーロット・ブラウンが少女たちの教育を始めたことにさかのぼります。翌年「英和女学校」の看板を掲げました。
その後、校名を捜真女学校と定め、神奈川区中丸へと校舎を移しました。1945年の横浜大空襲では、わずか30分ですべての校舎を失うという苦難も経験しています。
小学校は1957年、男女共学の学校として再開されました。長い歴史の中で受け継がれてきた教育の精神が、現在の捜真小学校の土台となっています。
愛の心の教育という校風
捜真小学校の校風を一言で表すなら、「愛の心の教育」です。一人ひとりの名前を呼び、人格を尊重し、ありのままの自分を大切にできる子どもを育てています。
「捜真のお子さんたちはのびのびしている」とよく言われるように、温かく落ち着いた雰囲気の中で、子どもたちが安心して過ごせる学校です。
スクールモットー「神を信頼し、最善の自己に忠実であれ」のもと、自分を大切にしながら他者を思いやる心が育まれていきます。
キリスト教に根ざした毎日
捜真小学校では、毎朝の礼拝で一日が始まります。心を落ち着け、賛美と祈りの時を持つことで、子どもたちは自分自身と向き合う習慣を身につけます。
イースターやクリスマスなど、季節ごとの宗教行事も大切にされています。1年生によるページェント(降誕劇)など、心に残る行事が数多くあります。
日曜日は教会礼拝への参加を勧めているため、土・日を休みとする週5日制がとられています。信仰に根ざした生活のリズムが特徴です。
豊かな自然と体験
捜真小学校は横浜中心部にありながら、豊かな自然と広いグラウンドに恵まれています。ビオトープやベタニヤガーデンなど、自然にふれる環境が整っています。
毎年、静岡県御殿場の自然教室で数日間を過ごします。上級生になると班に先生がつかず、子どもたち自身がプログラムを進め、責任感と自信を育てます。
こうした体験を通して、子どもたちは互いに助け合い、協力し合う力を身につけます。共に生きる力を育む学びが、学校生活の随所にあります。
こんな家庭におすすめ
捜真小学校は、キリスト教に基づく人格教育に共感し、一人ひとりを大切にする少人数教育を望む家庭に向いています。学校の理念への共感が、志望の軸になります。
のびのびとした環境の中で、子どもの感性や思いやりの心を育てたいと考える家庭にとって、魅力ある選択肢となるでしょう。
学校の雰囲気は、実際に足を運ぶことでよく分かります。説明会や見学会に参加し、家庭に合うかどうかをじっくり確かめてみてください。
捜真小学校の受験情報は「捜真小学校まとめ」でまとめて確認できます。
【2027年度】捜真小学校の特色を公式サイトで確認する
捜真小学校は、学校法人捜真学院が運営する男女共学の小学校です。ここでは学校公式サイト(soshin.ac.jp)で確認できる内容を、年度を明記しながら整理します。数字や日程は変わることがありますので、最新の内容は必ず学校の募集要項でご確認ください。
1886年に始まり、1957年に男女共学の小学校として再開しました
公式サイトによると、捜真学院の始まりは1886年(明治19年)、宣教師シャーロット・ブラウンが横浜山手67番に開いた学校です。小学校はその後、1957年(昭和32年)に男女共学として再開されました。同じ学院に捜真女学校(中学部・高等学部)がありますが、小学校は男女がともに学ぶ点が大きな違いです。
スクールモットーは「Trust in God. Be true to your best self.」で、第2代校長クララ・カンヴァースの言葉として公式サイトに紹介されています。教育の基本は「キリスト教教育に基づき、真理の探究をなしつつ、人間形成の教育をする」ことと示されています。
1学級30名・1学年2学級の少人数編成です
公式サイトは、学級編成について「1学級30名、1学年2学級の少人数編成としています」と明記しています。1学年はおよそ60名規模ということになりますので、教員が一人ひとりの様子を把握しやすい大きさです。学校選びで「大規模校か小規模校か」を気にされるご家庭は、この点を押さえておくと他校と比較しやすくなります。
1日は礼拝から始まります
公式サイトの「1日のすごし方」によると、学校の1日は礼拝から始まり、その後「Study10」と呼ばれる10分間の学習の時間を経て授業に入ります。礼拝では児童が司会やパイプオルガンの奏楽を担当することもあり、特別礼拝やクリスマス礼拝も行われます。
また、毎年5月29日の横浜大空襲を覚える平和学習が行われ、戦争を扱った文学作品を通して平和について考える時間が設けられています。地域の歴史と結びついた学びがある点は、他校ではあまり見られない特色です。
英語とICTの取り組み
英語は1年生からネイティブ講師による「Soshin English Time」が行われ、5・6年生では「読む」「書く」「話す」に重点が置かれると公式サイトに示されています。ICTについては、全校舎にWi-Fi環境が整えられ電子黒板が導入されており、3年生以上がiPadを使う学習が紹介されています。
御殿場の自然教室と、校内の施設
公式サイトの施設紹介では、チャペル、理科室、図書室(蔵書はおよそ12,000冊)、ビオトープ、ベタニヤガーデン、大型遊具「捜真スカイブルー」、グラウンド、テニスコート、バレーコート、室内温水プールが挙げられています。屋内の温水プールがあるため、季節を問わず水泳の学習ができます。
さらに静岡県御殿場に自然教室の施設があり、全学年が3日間の宿泊を行うと紹介されています。低学年のうちから宿泊行事があることは、ご家庭として心づもりをしておきたいところです。
4年生以上の活動とアフタースクール
4年生以上は「地の塩会委員会」として、学級・奉仕・保健・飼育・放送・図書の6つの委員会に分かれて活動します。クラブ活動は半年単位の「ジョイフルタイム」があり、ソフトボール、バスケットボール、パソコン、演劇など多くの種目が公式サイトに挙げられています。このほか聖歌隊、プライマリーバンド、美術クラブといった特別クラブもあります。
アフタースクールは学校の敷地内で最大18時30分までお子さまを預かる形で、週1回から5回までのコースを選べると案内されています。下校時にはスクールバスも運行しており、東横反町駅、反町、青木橋、横浜駅西口の各方面が公式サイトに示されています。
捜真小学校の学校生活についてよくあるご質問
男女共学ですか。中学からはどうなりますか。
小学校は男女共学です。公式サイトの進学・進路のページには「男子は関東学院中学校へ、女子は捜真女学校中学部へ推薦制度により進学することができます」と記載されています。中学からは進む先が分かれる形になりますので、6年後の姿もあわせて考えておくと安心です。
キリスト教の家庭でなくても大丈夫でしょうか。
公式サイトは、聖書の学びを通して「あなたの存在そのもの(to be)が尊く、大切である」という無条件の愛を伝える、という趣旨を示しています。信仰の有無を入学の条件とする記載は公式サイトにはありませんが、毎朝の礼拝が学校生活の中心にあることは確かです。ご家庭として学校のあり方に共感できるかどうかを、説明会で確かめておくとよいでしょう。
2027年度の募集人員はどれくらいですか。
2027年度児童募集要項では、A日程第1回が男女40名、A日程第2回が男女10名、B日程が男女10名、C日程が若干名と示されています。出願資格は2020年4月2日から2021年4月1日までに生まれたお子さまです。最新の内容は必ず学校の募集要項でご確認ください。
学校の様子を見られる機会はありますか。
2026年度は、学校説明会が6月11日(木)と9月10日(木)の9時55分から12時30分に予定され、授業と全校礼拝を参観できると案内されています。このほか学校見学会(7月25日)、入試体験会(8月29日)、参観できる行事として学習発表会(10月11日)とスポーツに親しむ会(11月7日)が公開されています。いずれも予約制ですので、申込開始日を早めに確認しておきましょう。
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