椙山女学園小学校 にAO入試で受験するから、願書と自己推薦書の書き方が知りたい!
椙山女学園小学校では、願書を提出後に面接を行うAO入試を実施しています。
一般の入試とは違い、ペーパーテストや集団でのテストは行いません。
願書には、自己推薦書を添付する必要があります。
一般入試のような個別の技能を測るテストがない分、願書の重要性が非常に高くなっています。
今回は、AO入試で失敗しないための願書や自己推薦書の書き方を椙山女学園小学校のオーダーメイド願書作成で、毎年多くの合格者を輩出している筆者が具体的にご説明していきます。お伝えします。
【椙山女学園小学校】願書を出すなら知っておくこと
椙山女学園小学校は、愛知県名古屋市にある私立小学校です。学校法人椙山女学園が運営しており、幼稚園から中学・高等学校、大学が併設されています。
椙山女学園小学校は、母体である椙山女学園の教育理念「人間になろう」にのっとり、「知・徳・体の調和の取れた共創、共生の心を育む」ことを教育目標にしています。礼節を重んじ、思いやりと品位をもつ生徒が多く、愛知県では唯一の女子小学校です。幼稚園から大学までの一貫教育を行っており、推薦で進学できることもあり非常に人気のある学校です。
【椙山女学園小学校】AO入試に必要な願書(自己推薦書願書)の項目
AO入試に必要な書類は以下のとおりです。
- 入学願書
- 自己推薦書
- 推薦書(親族以外で、受験者本人をよくわかっている人物による推薦書)
- 面接用写真
- 健康診断書
5日間の出願期間中に、すべての書類を揃えて中学校・高等学校内にある山添キャンパス事務課に持参の上提出する必要があります。持参の際はフォーマルな服装を心がけましょう。
【椙山女学園小学校のAO入試】保護者が書く自己推薦書願書(願書)の書き方
八つの欄は、家庭の関わり方、学校理解、女子教育への考え、社会とのつながり、子育てで大切にしていること、お子さまの得意不得意、小学生の時期に必要だと思うことといった、幅の広いテーマにまたがって設けられています。どれもご家庭の考えを具体的に書くよう求められるため、抽象的な言葉を並べるだけでは埋まらないつくりになっています。
椙山女学園小学校のAO入試には、保護者が書く自己推薦書があります。
学校側が求める生徒としてふさわしいのかを知るために8項目の質問が設けられています。それぞれ300字前後で答えるため、簡潔な文章の中にどれだけ椙山女学園のことを理解し、熱意を持って志望しているかをアピールする必要があります。
また、願書での内容は面接時にも参考にされます。
ご家族できちんと話し合い、何を書くか共有しておくことが大切です。
面接について詳しく知りたい方はこちら
ご家庭の関わりの中で育ったお子さまの良い点を書く欄
この欄では、ご家庭でどのように関わってきた結果として、お子さまのどんな良さが育ったのかを説明するよう求められます。長所そのものよりも、その長所が育つ過程で家庭が果たした役割を見られる欄だと考えてください。
家庭での教育方針と、志願者であるお子さんの成長の中で特に印象深い内容を具体的なエピソードを踏まえて記入してください。
無理に誇張する必要はありません。例えば、「人に優しくできる」点が長所だとしたら、ご家庭ではどのようにして人と関わることを大切にしているのか、お友達や親族などとの交流の中でお子さんの優しさがわかるエピソードを書きましょう。
また、志願者の現在持っている長所が椙山女学園小学校での生活を通してより伸びてくれることを願う内容も一言添えておくと良いでしょう。
学校の教育方針・教育活動への理解を書く欄
ここでは、学校の教育方針や日ごろ行われている教育活動について、保護者がどこまで理解しているかを尋ねられます。パンフレットに載っている言葉を並べるだけでは足りず、どう受け止めたのかまで書くことが求められる欄です。
事前にに学校説明会やホームページなどで情報を収集し、志願者の家庭での教育方針と特に強く結びつく点を記入しましょう。
教育方針や在校生の活動の中で、特に共感した点を具体的に書くことが大切です。学校説明会は年に一度、6月頃に行われているため、志願者は必ず参加しましょう。
椙山女学園小学校は、「知・徳・体の調和の取れた共創、共生の心を育む」を教育方針として掲げています。
グローバル化を予見し、一年生から英語の授業が行われており帰国子女の生徒も多く在籍しています。また、英語と国語は一年生から少人数授業を行ったり、英語・図工・音楽・パソコン教育は専任教師を置くなど学習面での独自の教育活動に力を入れています。
人間らしい豊かな心と知性を育むための体験学習にも力を入れており、芸術鑑賞や様々な場所への訪問見学、イングリッシュキャンプや高原での生活体験を行っています。
英語教育では、様々な環境教育を基盤とした地域学習を通して海外とも交流を行い、2012年にはユネスコスクールに認定されました。
こういった学習面での手厚いサポートや英語教育に魅力を感じ、椙山を選ばれる志願者は少なくありません。
淡々と情報を羅列するよりは、実際に見たものや聞いたものを混ぜて書くことが好まれます。在校生や卒業生に知り合いがいたり、親族や親御さんが卒業生の場合はその旨を記載し、実際の活動や教育面での具体例を書いてもいいですね。
学校の教育活動に期待することを書く欄
この欄は二段構えになっていて、学校の教育活動のうち特に期待しているものと、さらに力を入れてほしいと感じていることの両方を、理由を添えて具体的に書くよう求められます。後半は要望を書く欄ですが、批判ではなく前向きな期待として書くことが大切です。
椙山女学園では、全項目で示したような独自の学習カリキュラムや体験学習、希望者向けの海外ホームステイなど様々な教育活動を行っています。
その中でも特に魅力に感じたものや、志願者の強みをより伸ばすために親御さんが必要だと感じた活動内容を記入してください。
その際、軽く志願者の長所や特技に触れても良いですね。海外での生活経験がある、力を入れているスポーツや習い事があるなど、椙山の教育活動に合っていると感じた内容は適宜触れながら記入していきましょう。
また、椙山女学園小学校の生徒は品位を重んじ、あいさつや礼儀を大切にできる子が多いです。身近に椙山の在校生や卒業生がいる場合、感心した経験がある方もいるのではないでしょうか。学校での指導を通して、人として成長してほしいと感じる方はそちらの内容も記入してください。
期待や要望を書く部分では、きつい言葉遣いやクレームのような内容を書くことは避けてください。特に在校生や卒業生に姉妹がいる志願者は注意が必要です。あくまでも、「今のままでも十分ですが、こうなっていくとさらに嬉しく思います」といったような前向きな意見として記入しましょう。特になければ、触れなくても大丈夫です。
女子だけの教育について感じる点を書く欄
県内で唯一の私立女子小学校であることを踏まえたうえで、小学校の段階から女子だけで学ぶことの良い点と、不安に感じる点の両方を書くよう求められる欄です。良い面だけを並べる答えは想定されておらず、危惧する点にも触れたうえで、それでも本校を選んだ理由を示す構成が向いています。
女子のみの教育環境のメリットは、社会的に見た性役割認識の枠や固定概念にとらわれず、異性の目を気にすることなくのびのびと活動できる点です。
その中で、志願者の特性を伸ばすことが出来るという良さを簡潔に記入してください。危惧する点は、異性の目を気にしないことや交流が少ない点など挙げられますが、あまり深刻に感じるような分は控えて淡々と事実を列挙しておけば大丈夫です。
地域や社会とのかかわり方を書く欄
お子さまの社会性を高めるために、ご家族として地域や社会とどのように関わっているかを、具体例を挙げて説明するよう求められます。行事や当番、近所づきあい、ボランティアなど、実際にご家庭で続けていることを一つ選んで書くと形になります。
椙山では、体験学習の中で商店街を訪問したり、地域の企業や警察署・消防署を見学します。地域社会とのつながりや環境活動に力を入れているため、志願者やその家族がそういった学校での活動に積極的に協力姿勢があるのかをこの項目で知りたいのです。
一番はじめに書いた、家庭での教育方針にもう一度触れつつ、幼稚園や習い事・家族での旅行などで地域社会とのつながりを感じられる内容を記入しましょう。もちろん、具体的なエピソードも必須です。例えば、近所の方とのあいさつや交流を大切にしている、地域のお祭やイベントに積極的に参加したりボランティアを行った、幼稚園で交流のある施設に自発的に手紙を書いた、など身近な地域の活動に意識を向けていることがわかれば大丈夫です。
成長のなかで変わらず大切にしたいことを書く欄
世の中の変化が激しいなかでも、お子さまが成長していくうえで変わることなく大切にすべきことは何かを、具体的に説明するよう求められる欄です。時代が変わっても揺らがない価値観をご家庭としてどう置いているかを見られています。
こちらも家庭での教育方針から大きく外れることのない内容で、お子さんに大切にして欲しいことを記入してください。椙山女学園小学校では、挨拶や言葉遣いなど品位と礼儀に対しての指導がしっかりとなされています。また、縦割りで他学年と共に清掃を行うなど、共生と思いやりの心を大切にしています。そういった学校の重要視する点にも触れながら書いていくと良いでしょう。
お子さまの得意なこと・苦手なことを書く欄
得意なことだけでなく、苦手なことも合わせて具体的に書くよう求められる欄です。苦手な面をどう受け止め、どう支えているかまで書けると、ご家庭の関わり方が伝わります。
お子様の長所と短所を書いてください。「得意なこと」とありますが、「ピアノコンクールで賞をもらった」「絵画コンクールで入選した」といった、特別な成果でなくても大丈夫です。お子様の良さを、具体的なエピソードと共に伝えられると良いですね。苦手なことは、「◯◯が苦手です」で終わらせず、克服するためにご家庭で何をしているのかにも言及する必要があります。
小学生の段階で必要だと考えることを書く欄
自立することと、人と協働することの両方ができる人を育てるために、小学生の段階で必要だと思われることは何かを、具体的に説明するよう求められます。学園の教育目標にある共創・共生の考え方と重なる欄なので、ご家庭の考えを学校の方向性に結びつけて書くと読みやすくなります。
椙山女学園は「人間になろう」を教育理念とし、「ひとを大切にできる人間」「ひとと支えあえる人間」「自らがんばれる人間」の3つを「人間になる」ことであると考え、一貫した人間教育を進めています。自らの力で考え、主体的に行動することや、周りの人と力を合わせて生活することを大切にしています。それらの内容を踏まえて、親御さんが小学校生活で必要だと思うことを記入しましょう。学校活動や具体的に指導してほしいこと、椙山全体で行っている指導に関連付けても良いですし、ご家族の信念として強い思いがあればそちらを書いても大丈夫です。
八つの欄を書き分けるときの組み立て方
自己推薦書は欄が多く、しかも「学校のこと」を問う欄と「家庭のこと」を問う欄が交互に並びます。書きはじめる前に、どの欄でどのエピソードを使うかを一覧にしておくと、同じ話の繰り返しを防げます。
学校について書く欄は、〈共感した考え方〉→〈説明会や公開行事でご自分の目で見た場面〉→〈だから椙山女学園小学校を志望した〉の三段でまとめます。要望を書く欄では、批判ではなく「今のままでも十分ですが、こうなるとさらにうれしい」という前向きな形にしてください。
お子さまについて書く欄は、〈今の姿〉→〈そこに至るまでのご家庭の関わり〉→〈これからどう育ってほしいか〉の三段です。苦手なことにふれる欄では、苦手だと書いて終わらせず、ご家庭で今取り組んでいることまで書くと、お子さまをよく見ていることが伝わります。
なお、欄の数や字数のめやす、提出の方法は年度によって変わることがあります。最新の様式は募集要項・公式サイトで必ずご確認ください。
【椙山女学園小学校】AO入試の紹介者が書く自己推薦書願書(願書)の書き方
紹介者が書く推薦書は三つの欄で構成されており、お子さまの人がら、将来どのような人になってほしいか、そのほか伝えておきたいことという順で問われます。いずれも第三者の目から見たお子さま像を尋ねられる内容です。
紹介者は幼稚園や塾など様々です。親族以外の方にお願いして、自己推薦書を書いてもらいます。受験用のスクールや幼稚園が椙山女学園との繋がりがあり、推薦書を書いてくれるケースが多いです。
推薦するお子さまの人がらを書く欄
推薦するお子さまがどのようなお子さまなのかを説明するよう求められる欄です。保護者の願書と食い違わないよう、事前に長所の見立てをすり合わせておきましょう。
長所も短所も含めて、志願者の普段の様子やエピソードを具体的に記入します。学習面と生活面の両方で、興味のあることや努力していることを書いてあれば良いですね。短所については、克服するためにどのようなことを行っているのか、親御さんのサポートも含めて書いてあることが望ましいでしょう。
お子さまに将来どのような人になってほしいかを書く欄
そのお子さまに将来どのような人間になってほしいと考えているかを尋ねられる欄です。学園が掲げる「人間になろう」という理念とつながる内容を書くと、推薦の説得力が増します。
先に述べた椙山女学園の教育理念や方針に大きくハズれず、志願者の強みを踏まえて書かれた内容であれば何でも大丈夫です。具体的な職業ではなく、「品位と思いやりを持った強い女性になって、社会に貢献してほしい」など、人柄や社会生活について触れながら記入しましょう。
お子さまやご家族について特に記入することがある場合の欄
お子さまやご家族について、ほかの欄では書ききれなかったことがあれば自由に書ける欄です。空欄でも差し支えありませんが、姉妹の在籍や家族と学園とのつながりなど、補足したい事情があればここで伝えます。
ご家族の人柄や、一眼となって子育てに関わっている様子がわかるエピソードがあることが望ましいです。また、海外生活の経験があるなどプラスに作用する経歴にも触れてもらえると好印象です。推薦者には、当然ですがご家族全員で挨拶に伺い、きちんと家庭の教育方針や志願者について共有したいことを事前に伝えておいてください。お父様が推薦者とあまり交流のない場合もあると思いますが、お母様のほうが折に触れてご家庭での父子の関わりを伝えておくと書きやすいです。
【椙山女学園小学校】AO入試で合格を目指すなら自己推薦書願書(願書)の書き方が重要な理由
椙山女学園小学校のAO入試は、願書と面接だけで合否が決まります。一般受験の生徒さんよりも、願書の質問項目が多く、きちんと学園への理解と協力姿勢があるのかを見られます。募集人数も、全体(約80人)のうち約30人で、志願者は一般とは違い椙山女学園小学校を必ず第一志望としている家庭ばかりで狭き門です。
当然面接時にも、この願書の内容から質問されることもあるのでしっかりと家族で情報を共有し、丁寧に記入する必要があります。また、推薦者からも推薦書の内容を必ず教えてもらってください。ご家庭の把握しているエピソードと大きくずれていたりすると、面接時に対応に困りますよね。
筆者は、椙山女学園小学校のオーダーメイド願書作成や、
回答集を作成させていただく面接対策レッスンを行っていますので、面接を見据えた願書作成をさせていただいております。
愛知県屈指の女子校である椙山女学園小学校は、願書の内容から学園全体の教育方針に理解があり、今後の学校活動に積極的に協力してくれる家庭であることがわかれば、必ず好印象で合格に近づくことが出来ます。
合格を目指される方は、オーダーメイド願書作成と 面接対策レッスンをご利用ください。
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