うみ塾長

カトリックの愛の精神を土台に、品格と優しさを育む横浜雙葉小学校。誰もが憧れる素敵な学校ですが、いざ進学を真剣に考えたとき、「やっぱり気になるのは、お金のこと」というのが正直なところですよね。

 

特に、私立校ならではの寄付金の相場は、受験者家庭の間でも話題になりやすいポイントではないでしょうか？

 

この記事では、横浜雙葉小学校でかかる入学時の初期費用や年間の授業料について、「お受験のプロ」が分かりやすく丁寧にご紹介します。

 

大切な教育投資を後悔なく、計画的に進めるための第一歩として、ぜひ最後まで一緒にチェックしていきましょう！

【横浜雙葉小学校】最新の学費事情とは？

まずは、横浜雙葉小学校が公表している学費についてご紹介します。

学費

※横浜雙葉小学校「公式ホームページ」内の募集要項より抜粋

※2026年度実施・2027年度入学児童の学費・納入金については、一部変更になる可能性があります。

賢く受験を乗り切るためにも、費用についてはやはり最新かつ正確な情報を手に入れることが最優先です。初年度納入金はもちろん、施設設備資金など全ての納入金の詳細をしっかり把握するためにも、必ず学校が発表している正式な募集要項をチェックしてください。

全体の費用感をしっかり掴んでおくことが、迷いなく受験準備を進めるための、最も大切な土台となりますよ！

【横浜雙葉小学校】寄付金はないの？高額の噂！？

横浜雙葉小学校をはじめとする私立小学校への入学を検討する際、最も気になるのが「入学時に必須とされる高額な寄付金」の有無でしょう。

横浜雙葉小学校では、募集要項や学校ホームページに入学時の義務的な寄付金に関する明確な記載はありません。

しかし、学校運営や施設整備のための協力金として、ご家庭の意思に基づく任意の寄付が、学校法人を通じて募られています。

横浜雙葉学園の理念に深く共感し、お嬢さまの学園生活を支援したいと考えるご家庭のために、現在募集されている寄付の種類と目的を詳しくご紹介します。

１. 記念事業のためのご寄付（建設・改築費用）

これは、学園の長期的な基盤整備を目的とした寄付です。

２. 学園運営のためのご寄附（教育環境の充実）

これは、日々の教育活動の質的向上と維持を目的とした寄付です。

費用に関する最新情報や詳細については、必ず学校法人横浜雙葉学園の寄付のページ（http://yokohamafutaba.org/gaiyo）をご確認ください。

※任意のご協力金とはいえ、横浜雙葉学園の教育に賛同する意志を示す機会の一つとして、多くのご家庭が協力されています。

【横浜雙葉小学校】学費は平均より高額

「私立小学校の学費は高額なのではないか？」という不安は、誰もが抱くものです。特に、歴史と格式のある横浜雙葉小学校のような伝統的な女子校では、「教育費がものすごくかさむのでは？」と心配になるのも当然ですよね。

首都圏の私立小学校の年間教育費は、概ね100万円から200万円程度が一般的とされています。その中で、横浜雙葉小学校の初年度納入金は、約156万円前後となり、一般的な私立小学校の平均的な水準と比べると、高額な金額であると言えます。

また、この納入金とは別に、横浜雙葉小学校は給食ではなくお弁当となるため、毎日のお昼ご飯代が加わります。この他にも、制服一式や指定の学用品代が別途必要となるため、初年度は特に余裕を持った予算組みをしておくことが大切です。

【横浜雙葉小学校】学費以外にかかるその他費用

カトリックの愛の精神に基づいた質の高い学校生活をお嬢さまが送るためには、年間の授業料や施設維持費とは別に、いくつか準備しておきたい費用があります。これらは、お嬢さまの情操と自立を育むための大切な「教育投資」です。

ここでは、横浜雙葉小学校の教育理念を追求し、より充実した学校生活を送るために準備しておきたい、主な３つの費用をご紹介しますね。

宿泊を伴う学校行事の費用（林間学校・夏期学校）

横浜雙葉小学校では、豊かな情操教育と自立心を育むため、3年生の夏期学校や、4・5年生の林間学校など、学年ごとに宿泊を伴う行事が組み込まれています。

これらの行事は、自然の中で協調性や問題解決能力を養うことが目的であり、授業料には含まれない宿泊費や交通費、活動費が別途必要となります。学年が上がるごとに内容が充実するため、費用もそれに応じて変動します。

課外特別プログラム費（語学・習い事）

横浜雙葉小学校では、学校の教育水準をさらに高めるため、正規の授業とは別に、高度な学習機会が提供されています。

例えば、夏休み期間中に実施される英語特別プログラム「イングリッシュシャワー」のように、語学力を集中して高めるためのプログラムが提供されます。

これらの特別プログラムや講習会は任意参加ですが、横浜雙葉小学校が推奨する質の高い内容であるため、別途参加費用が必要となります。

PTA・後援会費および学校行事協力費

横浜雙葉小学校では、ご家庭が学校運営を支える協力体制が整っており、PTAにあたる「マーガレットの会」や、学校活動を支援する雙葉サポーターの運営費が発生します。

年間の会費のほか、クリスマスバザーなど大規模な行事への協賛金や協力費が別途必要です。これは、「奉仕の精神」を体現し、地域や学園全体を支えるための大切な費用の柱となります。

【横浜雙葉小学校】学費は高い？他校と比較した場合の位置づけ

横浜雙葉小学校が提供する質の高い教育は大変魅力的ですが、「本当にこの学費は妥当なのだろうか？」「他の名門校と比べて高いのか、それとも良心的な水準なのか？」と不安に感じる方も少なくありません。教育費はご家庭にとって大きな投資ですから、費用対効果を冷静に判断したいですよね。

ここでは、実際に併願先としてよく検討される他校の費用傾向と比べながら、横浜雙葉小学校の学費が、具体的にどのような位置づけにあるのかを一緒に確認していきましょう。賢い受験計画のために、客観的な費用感を掴んでおきましょう。

横浜雙葉小学校の学費は、併願校として検討される他の私立小学校と比較した場合、全体として中〜高額水準に位置付けられます。

特に、カトリックの伝統を共有する雙葉三校（四谷、田園調布、横浜）の中で見ると、最も高額であることが確認できます。

一般的に、多くのカトリックやプロテスタント系の伝統校は、質素と奉仕の精神に基づき、学校運営全体でコストを抑え、学費が比較的良心的な水準に設定されていることが多いのが実情です。

しかし、横浜雙葉小学校の学費水準は、この一般的な傾向とは異なる特別な背景を持ちます。それは、都心の名門校に匹敵する歴史的ブランド立地（山手の丘）の維持費用に加え、一貫教育の中で行われる品格を育むための特別な情操教育や、きめ細やかな個別指導への投資額が、他の宗教校の平均的な水準を上回るためです。

したがって、「最高水準の伝統教育と地域の名門ブランド立地」という特別な価値を持つため、女子校全体で比較すると高額に感じられます。この学費は、得られる教育の質と環境を総合的に評価すれば、私立小学校という枠組み全体で見れば、適正な水準にあると捉えることができるでしょう。

まとめ：お金に変えることのできない、横浜雙葉小学校での学びと経験

横浜雙葉小学校の学費は私立校の中でも高額な部類に入りますが、これは単なる教育費ではなく、お嬢さまの生涯にわたる品格と精神的資産を築くための投資です。

伝統ある山手の環境と、愛の教育が保証する揺るぎない基礎は、高い知性と、いかなる困難にも立ち向かう自立心を育みます。また、共に切磋琢磨する生涯の友となる仲間との出会いも、かけがえのない貴重な財産となるでしょう。その費用を十分に上回る価値があると言えます。

この大きな投資に向けた計画的な準備こそが、ご家族の絆を深め、お嬢さまの未来を力強く輝かせる最良のスタートラインとなるでしょう。

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