【聖心女子学院初等科】セカンドステージ(初等科5年生)募集とは
聖心女子学院初等科では、毎年必ず新5年生の編入募集を行います。これは一般的な随時編入試験ではなく、特定の学年進級時に合わせて組織的に実施される、同校ならではの制度です。
同校は初等科から高等科、大学までを擁する一貫教育の女子校で、2008年より「4-4-4制」を導入しました。
ファーストステージ:初等科1〜4年
セカンドステージ:初等科5年〜中等科2年
サードステージ:高等科3年間
この制度により従来の中学受験は廃止され、セカンドステージの始まりにあたる新5年生からの編入試験が行われるようになりました。
【聖心女子学院初等科】セカンドステージ入試日程と応募資格
ここからは、聖心女子学院初等科のセカンドステージ入試日程と応募資格について詳しくご紹介します。
| 入試日程 | |
| 出願登録 | 2025年11月5日(水)~12月18日(木) |
| 願書受付 | 2025年12月16日(火)~12月18日(木)当日消印有効 |
| 入学試験・面接 | 2026年1月17日(土) |
| 合格発表 | 2026年1月18日(日) |
| 入学手続き | 2026年1月19日(月) |
| 応募資格 | 原則として、国立ないし公立の小学校の4学年に在籍していて、2026年4月から本学院初等科5学年に転入学が可能な児童。 |
| 海外の学校に在学していて、2026年4月から、本学院初等科5学年に編入学が可能な帰国子女児童。 | |
| 保護者のもとから通学することを原則とし、通学時間は90分以内。 |
| 説明会・公開行事 | ||
| 説明会 | 2025年5月18日(日) | Discover私立一貫教育東京私立中学合同相談会 |
| 2025年6月21日(土) | 第1回 学校説明会 | |
| 2025年7月31日(木) | 海外子女教育振興財団主催 帰国生のための学校説明会・相談会 2025 | |
| 2025年8月2日(土) | JOBA主催 学校フェア 2025 | |
| 2025年11月15日(土) | 第2回 学校説明会 | |
| 2026年3月 | キリスト教学校合同フェア | |
| 公開行事 | 2025年6月21日(土) | 交流会 |
| 2025年7月8日(火) | 第1回 授業公開(3時間目) | |
| 2025年10月10日(金)・11日(土) | みこころ祭 | |
| 2025年10月23日(木) | 第2回 授業公開(3時間目) | |
| 2025年11月15日(土) | 体験授業 | |
| 2026年2月6日(金) | 学習発表会特別観覧 | |
詳しくは、聖心女子学院初等科公式ホームページをご覧ください。
【聖心女子学院初等科】セカンドステージ入学者へのサポート
ここからは、聖心女子学院初等科が取り組むセカンドステージから入学する児童に対する入学前/入学後の手厚いサポートについてご紹介します。
| 入学前のサポート(月1回土曜日※のオリエンテーション) | |
| 1月 | 最初のオリエンテーションでは、まず同じ5年転入・編入生として入学するお友達との顔合わせを行います。そして、同級生となる4年生の案内で、校内を見学します。お互いに緊張しながらも、期待に胸を膨らませる時間です。保護者の方には、3回のオリエンテーションの中で、校長・副校長との面談を通して、ご家庭の様子を伺う時間も設けています。 |
| 2月 | 学習や生活について、担当の先生から話を聞きます。保護者の方にはアンケート調査をし、学校生活についての疑問にお答えします。 |
| 3月 | 5年転入・編入で入学した先輩に、年間行事の説明や、聖心での生活を送るうえでのアドバイスをもらいます。保護者の方にも在校生の保護者との交流の時間を設けます。また、初めて制服で来校していただき、4月の転入・編入学式に向けて挨拶の練習をします。 ※第3回目は平日になります。 |
| 入学後のサポート | |
| エンジェルさん | 入学後、1年から在学しているクラスの友達が1人ずつつき、わからないことがあれば、親切に教えてくれます。 |
| 面談 | 入学して2週間後には、担任と保護者との面談があります。早い段階でお子様の様子を把握できるように努めています。 |
| 養護教諭・カウンセラーとの交流 | 新入生一人ひとりとお話をして、安心して学校生活を送れるようサポートします。 |
| 宗教 | 「教え」の授業の他に、放課後「ソフィ会」を設けて、キリスト教についての疑問や質問にお答えします。 |
| 英語 | 一人ひとりの学びの様子に合わせて、少人数で授業を行います。2月には、クラス全員で力を合わせて英語発表に取り組みます。 |
【聖心女子学院初等科】セカンドステージ募集の難易度とは
聖心女子学院初等科のセカンドステージ募集は、編入試験としては珍しく24名という大きな募集枠を設けています。通常、編入試験は受験機会自体が限られますが、この制度は女児を持つ編入希望家庭にとってまさに朗報といえる存在です。
この募集には、例えば次のようなご家庭が多く挑戦します。
・小学校受験で聖心女子学院初等科を志望し、惜しくも合格を逃したご家庭
・中学受験の厳しさを見据え、早期に進路を確定したいと考えるご家庭
・一度公立小学校に進学したが、私立での学びを希望するようになったご家庭
・海外駐在などを経て、途中帰国したご家庭
さらに、毎年確実に編入試験を実施する学校はほとんどないため、編入専門の塾でも「聖心女子学院初等科セカンドステージ専用クラス」が設けられるほどです。それだけに、合格には高度な準備と徹底した対策が欠かせません。
【聖心女子学院初等科】セカンドステージ募集に合格するために
聖心女子学院初等科のセカンドステージ募集に合格するには、どのような対策が必要なのでしょうか。
願書対策
聖心女子学院初等科のセカンドステージ入試では、新1年生入試と同等レベルの完成度が求められます。「志望動機」や「ご家庭で大切にしているエピソード」などを、長文で丁寧かつ具体的に記載する必要があります。専門家の指導を受けず、練習や準備を十分に行わないままでは、合格につながる願書を作成することは極めて困難だと言えるでしょう。
面接対策
聖心女子学院初等科のセカンドステージ試験には、志願者と保護者が同席する家族面接と、志願者のみが他の受験生とともに参加するグループ面接があります。小学校受験を経験していないご家庭では、保護者が面接に臨むのは初めてというケースがほとんどです。お嬢さまにとっても、人生で初めての入学面接となる場合が多いでしょう。事前に十分な対策を行わないと、緊張や不安から本来の力を発揮できない恐れがあります。さらに、聖心女子学院初等科では、家族全体としての「学校への理解と共感、貢献する姿勢」も重要な評価項目とされています。
試験対策
聖心女子学院初等科セカンドステージ試験のペーパーテストとしては、以下の科目が課されます。
・国語:45分/100点
・算数:45分/100点
・作文(活用力を測るもの):45分/5段階評価
評価の基準は「初等科4年生相当の学力を有しているかどうか」です。ただし、聖心女子学院初等科は学力水準が非常に高く、進度も速いため、一般的な公立小学校の学習内容だけでは対応が難しい可能性があります。トップレベルの私立小学校に匹敵する学力を身につけておくことが望まれます。
在校先の学校での成績を高く維持する
受験にあたっては、在籍している小学校の「3年次 成績通知表のコピー」および「4年次 第1学期の成績通知表のコピー(二期制の場合は前期成績通知表のコピー)」の提出が必要です。これらも評価対象となるため、日頃から安定して高い成績を収めておくことが重要です。とはいえ、編入試験の対策をしながら日常生活、各種習い事をこなしながら、学校での成績を高く維持することは並大抵のことではありません。
まとめ:セカンドステージ入試を成功させるには外部サービスの活用を
聖心女子学院初等科のセカンドステージ入試は、願書・面接・学力試験・在校先での成績と、多角的に評価される難易度の高い試験です。限られた準備期間で効率的かつ効果的な準備を行うため、私が提供する各種受験サポートをぜひ活用してみませんか。
各ご家庭に合わせた完全オーダーメイドの願書作成を行います。志望理由や教育方針を丁寧に掘り下げ、高評価につながる文章に仕上げます。
面接対策では、過去の質問事例を基にご家庭専用のQ&Aを作成し、家族面接・グループ面接の両方に対応したレッスンを実施。自信を持って本番に臨める力を養います。
家庭学習サポートでは、学校の進度やレベルに合わせた学習計画を提案し、国語・算数・作文をバランスよく伸ばすカリキュラムで、成績維持と学力向上を支えます。
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