立教女学院小学校は、キリスト教の理念を軸に、自由と規律のバランスを大切にする人気の女子小学校です。温かな校風に共感し、多くのご家庭が志望しています。
入試では、ペーパーテストや行動観察に加えて「願書の内容」も非常に重視され、面接で深掘りされることも多くあります。
本記事では、立教女学院小学校の願書に精通したプロが、お嬢さま・ご家庭それぞれの魅力が伝わる願書の書き方を、ポイント別にわかりやすく解説しています。これから願書に取り組むご家庭が、安心して準備を進められるヒントとなれば幸いです。
【立教女学院小学校】願書の基本3項目とは
立教女学院小学校の願書は、以下の3つの項目に大きく分かれています。
志願者情報
保護者情報
志望理由
志願者情報
お嬢さまのお名前・生年月日・通園先・住所など、基本的な個人情報を記載します。特別な記述力は必要ありませんが、誤字や記載漏れのないよう正確に書くことが大切です。
保護者情報
保護者の職業や続柄、家族構成などを問う項目です。志望理由欄との整合性を意識しながら、形式に沿って記入しましょう。連絡先は特に丁寧に書くよう心がけてください。
志望理由(最重要項目)
願書の中でもっとも重視されるのが、この「志望理由」欄です。大きな空欄が用意されており、罫線や行数の指定はありません。その自由度の高さゆえに、ご家庭の価値観・教育姿勢・お嬢さまの個性をどのように表現するかが問われます。
フォーマットと記入時の注意点
罫線のない自由記述欄なので、まずは鉛筆で薄く下書きをするのが基本です。記入後に丁寧に消しゴムで消しましょう。
行数の制限がないため、文章構成や段落分けもご家庭の裁量に委ねられています。読みやすさと見た目の整いが印象を左右します。
手書きが基本です。丸文字やクセ字ではなく、楷書で読みやすい字を書くことを意識してください。文頭の字下げや句読点の使い方にも気を配り、文章としての体裁を整えることが重要です。
このように、願書は「何を書くか」だけでなく「どう書くか」も含めて評価される書類です。特に志望理由は、ご家庭と立教女学院小学校の“親和性”をアピールする重要な場面。次の章では、その立教女学院小学校がどのような学校であるかを整理していきましょう。
【立教女学院小学校】志望理由を書くうえで知っておきたいこと
立教女学院小学校の願書において、もっとも重要なのは「なぜこの学校を志望するのか」というご家庭の想いを、立教らしい視点で伝えることです。単に「人気があるから」「キリスト教主義だから」ではなく、この学校ならではの教育理念や校風を深く理解し、共感していることが求められます。
教育目標に込められた“人としての土台”を重視
立教女学院小学校の教育目標は、「健康で明るい子」「進んで行動する子」「周りの人を大切にする子」の3つです。これは形式的な言葉ではなく、学校生活のあらゆる場面で体現されています。
たとえば「健康で明るい子」は、面接前のアンケートで就寝・起床時間や欠席日数を問われることからも(年度による)、生活リズムを重視している姿勢がわかります。
「進んで行動する子」は、初見の課題への取り組み方などから、自発性や柔軟性が見られます。また「周りの人を大切にする子」は、集団観察の中での協調性や配慮が評価されます。
これらの教育目標と、ご家庭の子育て方針やお嬢さまの性格がどのように重なるかを、志望理由で具体的に伝えることが大切です。
自由の中に育つ「責任」と「他者との関わり」
立教女学院小学校は、「制服なし・成績表なし」の自由な校風で知られています。画一的な評価ではなく、一人ひとりの成長に寄り添う教育が特徴です。
一方で、行事は多く、縦割り活動や「なかよし時間」、動物介在教育などを通じて、思いやりや社会性を育てる場面も豊富です。自由な環境だからこそ、自己管理力や責任感も問われるのです。
ご家庭でも、そうした価値観を大切にしているなら、その日常の工夫や声かけの具体例を願書に盛り込むと、より説得力が生まれます。
少人数・家庭的な温かさと信頼関係
1学年2クラス・全校児童約300名という少人数体制は、立教女学院小学校ならではの魅力です。食堂での全校昼食や、お友達・先生方との距離の近さなど、家庭的なあたたかさを重んじる環境の中で、子どもたちはのびのびと成長していきます。
学校見学や説明会に参加された際には、こうした雰囲気をどう感じたか、どんな場面が心に残ったかをメモしておくと、後の願書作成で非常に役立ちます。
【立教女学院小学校】志望理由に盛り込むべき5つの視点
立教女学院小学校の願書において、最も重要なのは「なぜこの学校を選ぶのか」を、ご家庭の価値観と結びつけて説得力ある言葉で表現することです。
特別な文章力や語彙力は必要ありませんが、「立教女学院らしさ」と「わが家らしさ」が交差する部分を丁寧に描くことが鍵になります。
以下の5つの視点を意識すると、内容に深みと一貫性が生まれます。
1. 教育理念と家庭の方針の一致
まず押さえておきたいのは、立教女学院小学校の掲げる教育目標と、ご家庭の子育ての軸がどのように重なるかという点です。
「健康で明るい子」を育てるために日々どんな生活習慣を心がけているのか。「進んで行動する子」を意識して、失敗しても挑戦を後押ししているか。「周囲を大切にする子」に育つよう、家族や友人との関係でどんな声かけをしているか。こうした日常の工夫や考え方が、教育理念との共鳴として伝わると非常に好印象です。
2. お嬢さまの性格・行動と理念のつながり
立教女学院小学校の願書は、単に「〇〇を心がけています」と書くだけでは説得力に欠けます。お嬢さまが日頃どのような行動を取っているのか、どんな性格的特徴があるのかを、具体的なエピソードと共に示しましょう。
たとえば、「お友達が困っていると自分から声をかける」「動物にやさしく接することが自然にできる」など、小さな出来事の中にその子の人柄があらわれます。ここで大切なのは、評価や結果よりも“姿勢”や“成長の過程”に焦点を当てることです。
3. 自由と集団のバランスをどう育んでいるか
立教女学院小学校は、「自由と個性」を重んじつつ、「集団生活」の中で責任感や協調性を育てることを大切にしています。
この方針に対して、ご家庭ではどのようなバランスを意識しているかを伝えましょう。
たとえば、「やりたいことを尊重しながら、ルールや約束も大切にするように伝えている」「自分の意見を持つことと、他者の考えを尊重することの両立を意識している」など、日々の子育ての工夫や声かけが反映されると、読み手の心に響きやすくなります。
4. 説明会・見学会での具体的な印象
立教女学院小学校の願書には、実際に学校を訪れた際の印象を取り入れることが非常に有効です。教職員の対応、生徒の表情、校内の雰囲気、掲示物や展示物から感じた教育の質など、「その場でしか得られない気づき」は、他校との違いを浮き彫りにする材料になります。
「児童が自然体で挨拶を交わしていた」「先生方のまなざしに安心感を覚えた」など、ご家庭ごとの視点で感じ取ったことを文章にすると、説得力が格段に増します。
5. なぜ立教女学院でなければならないのか
最後に意識すべきは、「数ある私立女子小学校の中で、なぜ立教女学院小学校なのか?」という問いへの答えです。人気校であるがゆえに、他校と併願されやすく、どの学校にも通じるような“抽象的で無難な内容”では意図が伝わりにくくなります。
「お嬢さまの個性や将来像と、学校が育もうとしている人間像が重なっている」
「家庭が大切にしてきた価値観が、教育方針と一致している」
こうした“独自性”をしっかりと示すことで、**願書に「わが家らしいリアリティ」と「立教への本気度」**が込められるのです。
【立教女学院小学校】願書作成に不安がある方へ
立教女学院小学校の願書は、「ただの書類」ではありません。ご家庭の教育観や、お嬢さまの人となりがにじみ出るような、“家庭からのラブレター”とも言える存在です。
その分、「何を書けばいいかわからない」「想いはあるのに文章にできない」といったお悩みを抱える保護者の方は少なくありません。
また、願書の内容はその後実施される面接で掘り下げられる可能性が非常に高いため、表面上整っているように見せるだけでなく、ご家庭の“軸”としてブレのない一貫性が求められます。これは、第三者の視点で確認することで初めて気づける点でもあります。
そんなときに活用していただきたいのが、プロによる願書作成サポートです。
長年にわたり私立小学校受験を支援してきた私の経験をもとに、ご家庭ごとの価値観や方針を丁寧にヒアリングした上で、願書の構成から表現、文章のブラッシュアップまでを総合的にサポートしています。
「お子さまの良さをどう表現すればよいか」「家庭の方針をどう願書に反映させるか」といった不安を感じたときは、どうぞLINEからお気軽にご相談くださいね。
まとめ:願書は、親子で重ねてきた日々を届けるもの
立教女学院小学校の願書は、単に志望動機を書くための書類ではありません。そこには、ご家庭がこれまでどのようにお嬢さまと向き合い、何を大切に育んできたか。生まれてから本日までの「成長と共に歩んだ日々」の軌跡と想いが込められています。
願書の内容と学校の理念がしっかりと重なり合ったとき、面接官の心に自然と響きます。そのためには、家庭の言葉で、具体的に、誠実に綴ることが大切です。
しかし一方で、文章構成や表現、情報の取捨選択に迷ってしまう方も少なくありません。そんなときこそ、経験豊富なプロの視点を取り入れることで、願書はより伝わる形に磨き上げられます。
お嬢さまの個性と、ご家庭の想いを、願書という小さな紙面にしっかりと宿らせ、合格への第一歩を、万全のかたちで踏み出しましょう。
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