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【2025.03.31 メディア掲載】

ベネッセ教育総合研究所様のWEBメディア「ベネッセ教育情報」に取材いただいた「願書における家庭教育方針の書き方と記入例」が掲載されました。
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成城学園初等学校

【成城学園初等学校 】金持ちしかいない?一般家庭は無理?プロが解説!

【成城学園初等学校 】金持ちしかいない?一般家庭は無理?プロが解説!

うみ塾長
うみ塾長

「成城学園ってやっぱり“お金持ちの子が行く学校”なんじゃないの?」

私立小学校を考えるとき、成城という響きから、どうしてもそんなイメージを抱く方が多いと思います。
確かに成城学園初等学校には、学費や周囲の雰囲気など、一般家庭からすると少しハードルが高く感じる部分があるのも事実です。

でも、実際には成城学園にはさまざまなご家庭のお子さまが通っており、「お金持ちしか行けない学校」というわけではないのが本当のところです。


この記事では、学費事情や一般家庭が通う現実、入学後のリアルな話まで、通われている親御様からお聞きしたお話をお伝えしていきますね。

【成城学園初等学校 】お金持ちだけ?一般家庭は学費の関係で合格できない?

「成城」と聞くと、高級住宅街や芸能人の街というイメージを持つ方は多いでしょう。
そのため、成城学園初等学校=お金持ちの子どもばかり、という印象を持たれがちです。

けれど、実際の入試で「家庭の収入」が合否に影響することはありません。
面接で重視されるのは、むしろご家庭の教育方針やお子さんの性格、家庭の雰囲気だと言われています。

「経済的に不安だから、うちには無理かも…」と諦める方もいますが、一般的な収入のご家庭でも合格し、通われている方は少なくありません。
とはいえ、入学後にお金のことで壁を感じる場面があるのも確かです。

 

【成城学園初等学校 】金持ちしか払えない?一般家庭では無理な学費?

やはり一番気になるのは学費です。

成城学園初等学校の初年度納入金は、おおむね140万円前後で、授業料や施設費、教材費などが含まれています。

さらに任意の寄付金があり、金額は1口50万円以上とされています。ただし、寄付をしなくても不利益を被ることはありません。

また、安心材料として学費の分割納入制度も用意されています。

まとまった金額を一度に用意するのが不安なご家庭にとっては、とても心強い仕組みです。

 

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【成城学園初等学校 】金持ちでなくても合格・入学できます!けれど…

成城学園初等学校は「お金持ちの学校」というイメージがありますが、実際には一般的な収入のご家庭のお子さまもたくさん通っています。
試験で問われるのは、家庭の経済力よりむしろ教育方針やお子さまの人柄です。
「金持ちでないと無理」と諦める必要はまったくありません。

ただし、入学後にはやはり周囲との生活感の違いから「お金の壁」を感じる瞬間があるのも事実です。
ここでは、入学後に多くの保護者が経験するリアルなお金事情をご紹介します。

行事やランチ会での出費

成城学園初等学校は、保護者が学校に足を運ぶ機会が多い学校です。
行事の後には「せっかくだからお茶でも」という流れが自然に生まれることも少なくありません。

普段は近所のカフェで軽くお茶をする程度ですが、時には話題のレストランや高級ホテルのランチコースになることもあります。

例えば、行事後のランチ会が一人5,000円ほどのコース料理だったりして、月に数回参加すると1〜2万円ほどの出費になるケースもあります。

こうした機会が続くと、「学費以外にもお金がかかるんだな」と感じる保護者は多いようです。

 

お友達同士のお付き合いでの出費

成城学園に通うご家庭では、お子さま同士のお付き合いも華やかなことがあります。
例えば、誕生日会ひとつをとっても、ホテルのパーティールームを貸し切って盛大に行ったり、
おしゃれなレストランでコース料理を振る舞うことも珍しくありません。高価なプレゼントを用意するご家庭もあります。

また、週末や長期休みに、お友達同士でテーマパークや遊園地に行く計画や、一緒に旅行に行く話が持ち上がったりすることもあります。
これらの参加には交通費や入場料、食事代などの出費がかさむ場面も少なくありません。

こうした行事やお出かけは、無理にすべて参加する必要はありませんが、 出費が積み重なると思わぬ負担になることもあるでしょう。

 

私服通学ならではの負担

成城学園初等学校には制服がなく、ランドセルも必須ではありません。
そのため、入学準備にかかる初期費用を抑えられる反面、私服通学ならではの悩みも出てきます。

「毎日同じ服は着せられないかも」と考え、季節ごとに洋服を新調するプレッシャーを感じる方もいます。
また、学園祭や発表会での衣装代や差し入れなど、暗黙の相場が存在することもあり、結果的に制服代がかからなくてもトータルではお金がかかるという声もあります。

金銭面で戸惑うことはあっても、すべてに参加しなくても大丈夫だと話す保護者は多いです。
「今日は予定があって」とやんわり断ることも、長く学校生活を続けるための大事な工夫です。
周囲に合わせすぎず、家庭のペースを守ることが、何よりも大切だといわれています。

 

【成城学園初等学校】金持ちではない一般家庭でもやっていく方法

「成城学園って、やっぱりお金がないと無理なんじゃ…」と思う方も多いかもしれません。
ですが、実際にはさまざまな工夫をしながら通っているご家庭はたくさんあります。
先輩ママたちの声をもとに、負担を減らすための方法をまとめてみました。

ランチやお茶は「無理しない」が鉄則

保護者同士の付き合いで誘われるランチやお茶も、無理のない範囲で参加する方がほとんどです。
「今日は予定があって」とやんわり断る方も多く、それで関係が悪くなることはほとんどありません。

自分たちのペースを守ることが、長く楽しく学校生活を続けるコツのひとつです。

 

入学準備は自由度が高い分、工夫が必要

成城学園初等学校では制服や指定のランドセルがないため、入学準備の自由度が高いことが特徴です。
これは費用を抑えやすいメリットでもありますが、一方で「何をどこまで用意すればよいのか分からない」と戸惑う保護者もいるようです。

例えば、リュックはどのようなタイプを選ぶべきか、靴や上履きはどこまで自由でよいのかなど、判断に迷うこともあります。
また、私服通学である分、入学式や行事の服装選びにはそれなりに気を使う場面もあります。

ただ、実際には先輩ママたちの情報を参考にしたり、説明会での案内をもとに選ぶことで、過剰な準備を防ぐことができます。
「必要なものを必要なだけ用意する」姿勢が、入学前後の負担を軽くしてくれるポイントです。

 

休日の過ごし方は「わが家流」で大丈夫

成城学園に通うご家庭の中には、休日になると有名テーマパークや高級ホテルでの食事、人気スポットへのお出かけが当たり前、というご家庭もあります。
「この間は家族でディズニー、その翌週は軽井沢」など、耳にするエピソードに驚くことも少なくありません。
気軽に外食や買い物を楽しむ感覚も、自分たちとは少し違うと感じる場面があるかもしれません。ただ、周りと同じように過ごさなければと気負う必要はありません。
身近な場所で過ごす休日や、家でのんびりする時間も、家族にとって大切な思い出になります。
「我が家にとって心地よい過ごし方」を見つけることが、無理なく学校生活を続ける秘訣と言えるでしょう。

 

【成城学園初等学校 】金持ちしかいない?一般家庭は学費が無理?プロが解説!まとめ

成城学園初等学校は、確かに「お金持ちの学校」というイメージを持たれがちですが、実際にはさまざまなご家庭のお子さまが通っています。

経済的な不安はもちろんありますが、情報を集めたり学校に相談したりすることで、一般家庭でも十分に道を開くことは可能です。

無理をしすぎず、自分たちのペースを大切にすることで、きっと楽しい学校生活を送れるはずです。

成城学園を目指す方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

 

藤川海美 (ふじかわ うみ)
うみ塾長
お受験教室代表。
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など驚異の合格実績を誇る。

株式会社Bright Future Family 代表取締役。 元お受験幼稚園の面接官として、数多くの願書を審査し、親御様やお子様の面接を担当。長年の経験を活かし、小学校受験指導に従事。
自らも我が子の小学校受験を経験し、親の立場から見た受験の厳しさを理解。親子が第一志望校に合格するためのサポートを使命とし、命をかけて指導に取り組む。
教育者としての経験と親としての視点を融合させた指導が特徴。
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