ママ
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プリスクールを比べていると、園ごとに料金表の書き方がばらばらで、どこが高いのか安いのかがわかりません。
うみ塾長
うみ塾長
金額を見比べる前に、「何にお金がかかるのか」をそろえることが大切です。項目の見方と、無償化の確かめ方、受験を考えるご家庭の計画の立て方をお話しします。

プリスクールの費用は、園によって書き方が違います。月の保育料に多くを含める園もあれば、細かく分けている園もあります。そのため、料金表の一番大きな数字だけを比べると、あとで思っていたより多くかかった、ということになりがちです。

この記事では、金額は書きません。そのかわり、確かめておきたい項目と比べ方、無償化の見方をまとめます。制度の内容は2026年10月にこども家庭庁のページで確かめたものです。

園選びや受験準備に不安がある方へ

元幼稚園受験面接官のうみ塾長が、ご家庭の状況をうかがいながら、園選びと準備の進め方を一緒に整理します。

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何にお金がかかるのか

説明会で料金表をもらったら、次の項目がそれぞれ書かれているか、月の保育料に含まれているかを確かめてください。

入園のときにかかるもの

  • 入園金・登録料
  • 願書の手数料や、入園前の面談・体験の費用
  • 施設費や設備費(入園時だけか、毎年かかるか)

毎月かかるもの

  • 保育料(週何日・1日何時間の料金か)
  • 給食費・おやつ代、またはお弁当の日の有無
  • 教材費・活動費(毎月か、年にまとめてか)
  • 送迎バスの費用

年に数回かかるもの

  • 制服・体操服・カバンなどの指定品
  • 行事や遠足、写真の費用
  • 年度ごとの更新料や教材の入れ替え

使い方で変わるもの

  • 延長保育・早朝保育(月決めか、1回ごとか)
  • 夏休みや冬休みのプログラム(在園生も別料金か)
  • 習いごとや受験対策のクラスなど、保育の外の課外

比べるときの注意

月額だけで比べない

月の保育料が同じでも、給食や教材、行事が別になっている園と、含まれている園では、1年で払う額が変わります。入園の年と、2年目以降に分けて、1年分を書き出して比べてください。

保育の時間をそろえる

1日3時間の園と、夕方まで預かる園では、同じ「月額」でも中身が違います。1時間あたりではなく、わが家が使いたい時間を預けたらいくらになるか、で比べてください。長期休みの間に園が閉まる場合は、その間の預け先も含めて考えます。

きょうだいのこと

下のお子さんが同じ園に通う予定があるか、きょうだいでの扱いがあるかも尋ねておくとよいでしょう。年の近いきょうだいがいると、数年にわたって重なる期間ができます。上の子が受験をする年に、下の子の入園が重なることもあります。その年だけ費用と送迎の負担が大きくなりますので、数年先まで並べて書いておくと安心です。

途中でやめるときのこと

受験のために途中で別の園へ移ることを考えているご家庭は、退園の連絡はいつまでに必要か、納めた費用の扱いはどうなるかも、入園前に尋ねておいてください。

1年分の書き出し方

私がご相談の場でおすすめしているのは、紙を1枚用意して、縦に項目、横に候補の園を並べる表を作る方法です。項目は、この記事で挙げた入園時、毎月、年に数回、使い方で変わるもの、の4つのまとまりで書きます。

次に、それぞれのマスに「含まれている」「別にかかる」「まだわからない」のどれかを書き入れます。わからないマスは、説明会や電話で尋ねるリストになります。金額を書くのは、そのあとで十分です。

延長保育や長期休みのプログラムのように、使い方で変わる項目は、わが家が実際に使う日数を先に決めてから計算してください。「たぶん使わない」と思っていても、仕事の都合で使う日が増えることはよくあります。少し多めに見積もっておくと、あとで慌てずにすみます。

無償化はどう確かめるか

こども家庭庁のページによると、幼児教育・保育の無償化では、幼稚園・保育所・認定こども園などを使う3〜5歳クラスの子は利用料が無料になります。一方、認可外保育施設は、住んでいる市町村から「保育の必要性の認定」を受けることが前提で、無料になる額には月ごとの上限があります。幼稚園の預かり保育にも、認定と上限があります。

プリスクールの多くは、施設の種類が認可外保育施設です。ただ、同じ「プリスクール」でも届け出の種類は園によって違い、手続きも自治体によって違います。「無償化の対象です」と書かれていても、わが家が対象になるか、いくら戻るのか、給食費などが対象に入るのかは別の話です。必ず、園と、お住まいの自治体の両方に確認してください。

受験を考えるご家庭の計画

ここからは私の考えです。幼稚園受験や小学校受験を考えるなら、園の費用とは別に、受験の準備にかかる費用があると考えて計画してください。幼児教室や模試、講習、面接の準備などです。園の課外に受験対策のクラスがある場合も、それだけで足りるかどうかは、ご家庭の志望校によって変わります。

私は、園の費用と受験準備の費用を、1年ごとに2列に分けて書き出すことをおすすめしています。年長の前の年は、受験準備の方が大きくなるご家庭も少なくありません。どちらかを無理に削ると、続けられなくなることがあります。プリスクールを選んで後悔しやすい点は、プリスクールで後悔しないためにでもお話ししています。

説明会で聞く質問

  • 月の保育料に含まれているものと、別にかかるものを教えてください。
  • 入園の年と2年目以降で、かかる項目は変わりますか。
  • 長期休みの間の保育は、通常の料金に含まれますか。
  • この園は、どの種類の施設として届け出ていますか。
  • 無償化の手続きは、どこで、いつ行いますか。

ご家庭でできること3つ

  1. 項目の一覧を作る。この記事の項目を表にして、園ごとに埋めていきます。
  2. 自治体の窓口に尋ねる。候補の園の名前を伝え、無償化の扱いを確かめます。
  3. 受験準備の費用を別に置く。園の費用と分けて、数年分を書き出します。

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まとめ

プリスクールの費用は、金額より先に「何が含まれているか」をそろえて比べることが大切です。月額だけでなく、入園時、年に数回、使い方で変わるものまで並べてください。無償化は施設の種類と自治体で扱いが違いますので、園と自治体の両方に確認しましょう。受験を考えるご家庭は、受験準備の費用を別に計画しておいてください。

「わが家に合った園選びと準備の進め方を知りたい」という方は、うみ塾長の個別相談や、家庭対策サポートをご活用ください。