ママ
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聖学院幼稚園の考査では、どんなことをするのでしょうか。過去にはどんな問題が出ているのか知りたいです。
うみ塾長
うみ塾長
聖学院幼稚園の考査は、個別テスト、集団テスト、保護者面接の組み合わせです。内容は難しい課題ではなく、日常の育ちと家庭の方針を見るものです。出題例と見られているポイントを、順番にお伝えしますね。

聖学院幼稚園(東京都北区・プロテスタント)の受験を考え始めると、「何を練習しておけばいいのだろう」「ペーパーのような問題はあるの?」と、考査の内容が気になってくるものです。

結論から言うと、聖学院幼稚園の考査は、特別な知識や技術を試すものではありません。お子さんが落ち着いて先生の話を聞き、指示どおりに動き、友達と楽しく過ごせるか。そして保護者がどんな教育観を持って家庭を育てているか。この両方を、複数の場面で確かめる形式です。

この記事では、これまでに報告されている出題例を、個別テスト、集団テスト、保護者面接に分けて整理し、家庭でできる対策までまとめました。考査の日程や出願方法は年度によって変わりますので、最新の情報は必ず募集要項でご確認ください。

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聖学院幼稚園の考査の全体像

聖学院幼稚園の選考は、個別テスト、集団テスト、保護者面接という複数の場面で進みます。お子さんが考査を受けている間に保護者面接が行われ、考査にかかる時間は子どもの側で約30分とされています。

ここで大切なのは、この3つを「別々の試験」と考えないことです。個別テストでの受け答え、集団テストでの動き方、面接での親の言葉。バラバラに見えても、見ている先は「このご家庭は、園の方針と合っていて、一貫しているか」という1点に集まります。

場面 内容 主に見られるもの
個別テスト 言語・数・構成などの簡単な課題 落ち着いた受け答え、指示を聞いてから動く力
集団テスト 読み聞かせ、指示行動、常識、自由遊び、歌・リズム、運動 集団での過ごし方、楽しんで参加する姿勢
保護者面接(約10分) 志望理由、教育方針、子育てについて 家庭の一貫性、園の方針への共感

出願書類には、お子さんの写真と家族写真を貼る入園願書があります。願書には志望動機と家庭での様子を書く欄があり、面接ではその内容について父母それぞれが質問されます。願書は面接の下書きでもあると考えてください。

個別テストの内容と出題例

個別テストは、先生とお子さんが一対一でやり取りする形です。報告されている出題例は次のとおりです。

分野 出題例
言語 「お名前は何といいますか」「何歳ですか」「好きな遊びは何ですか」「朝ごはんは何を食べましたか」といった質問に答える
数 用意された積み木から、先生に言われた数だけ取り、指示に従って置く
構成 車のパズルを完成させる

「できるか」より「どう取り組むか」

課題そのものは、年齢相応のやさしいものです。評価のポイントは、正解できたかどうかよりも、落ち着いて答えられるか、先生の指示を最後まで聞いてから動けるかにあります。

たとえば積み木の課題では、数を数える力以上に、「先生が言い終わる前に手が出てしまわないか」が見られます。家庭では、「お名前は?」「朝ごはんは何を食べた?」といった日常会話を、相手の目を見て答える練習として取り入れるとよいでしょう。特別な問題集は必要ありません。

集団テストの内容と出題例

集団テストは、複数のお子さんが一緒に参加する形で、さまざまな活動が組み合わされています。出題例を一覧にします。

活動 出題例
読み聞かせ 絵本の読み聞かせのあと、先生の質問に答える
指示行動 テーブルの花をかごに入れて届ける、指定された色のボールを持ってくる
常識 ぬいぐるみ(キリン・ゾウ・シマウマ・ライオン)と同じ動物のカードを選び、名前を答える
行動観察(自由遊び) おままごと、ブロック、積み木、電車、折り紙、お茶会ごっこなどで自由に遊ぶ
歌・リズム 「とんとんとんとんアンパンマン」「まつぼっくり」「大きな栗の木の下で」などで手遊びをする
運動 玉入れ、平均台、クマ歩き、ライン歩き、トンネルくぐり

自由遊びで見られていること

おままごとやブロックなどの自由遊びは、お子さんの素の姿が出る場面です。お友達のおもちゃを取ってしまわないか、順番を待てるか、片づけの声かけに気持ちを切り替えられるか。先生は遊びの上手さではなく、集団の中での過ごし方を見ています。

読み聞かせの場面では、お話に集中して聞き、問いかけに自分の言葉で答えられるかが大切です。普段から絵本を読んだあとに「どんなお話だった?」「どのお話が好きだった?」と聞いてあげると、聞く力と話す力の両方が育ちます。

指示行動と運動のポイント

指示行動で多いつまずきは、指示が終わる前に動き出してしまうことです。聖学院幼稚園の不合格の理由として挙げられる例にも、「お子様が指示前に動く」ことがあります。「最後までよく聞いてから動く」という習慣を、お手伝いの場面(「お皿を2枚、テーブルに運んでね」など)で身につけておくと安心です。

運動は、玉入れや平均台など、園生活で自然にできる動きが中心です。上手に速くできることより、順番を守り、最後まで楽しんで取り組む姿が好印象につながります。

保護者面接で聞かれること

保護者面接は約10分で、お子さんの考査中に、受験番号順に行われます。願書に書いた内容をもとに、父親と母親それぞれに質問があります。

質問例
父親 志望理由/どのようにして聖学院を知ったか/キリスト教育に期待すること/ご家庭の教育方針/普段お子さんとどう過ごしているか/最近子育てで困ったこと/父親の役割とは何か
母親 本園を知ったきっかけ/どのようなお子さんか/お子さんの長所/どのように育ってほしいか/母親の役割とは何か

面接でとくに大切なのは、次の3つです。

  • 夫婦の答えが食い違ったり、同じ内容の繰り返しになったりしないよう、事前に擦り合わせておくこと
  • 「よく遊ぶ よく祈る」という園の教育方針の意味を、自分の言葉で話せるようにしておくこと
  • キリスト教育への共感を、家庭の実際の姿とつなげて語れること

キリスト教の信者でなくても受験はできます。ただし、園の教育方針への理解と共感は欠かせません。見学や行事への参加で実際に見聞きしたことを交えると、「なぜ聖学院幼稚園なのか」という問いへの説得力が増します。

合否を分ける3つのポイントと、よくある落ち方

考査全体を通して、見られているポイントは次の3つに整理できます。

ポイント 内容
一貫性 願書に書いたこと、面接で話したこと、お子さんの行動が全部つながっているか
再現性 当日だけ頑張るのではなく、いつもどおりにできるか
言語化 考えがあるだけでなく、言葉にして伝えられるか

よくある落ち方としては、志望理由が浅い、夫婦で答えがずれる、願書が抽象的、お子さんが指示の前に動いてしまう、といったものがあります。とくに「近くて通いやすいから」「系列の小学校に入れたいから」だけでは、面接で深みが出ません。これらはどれも、子どもの能力の問題ではなく、準備の設計の問題です。

不合格になる理由や、その後の進み方は【聖学院幼稚園】不合格になる理由と次のステップを解説で詳しくまとめています。

家庭でできる考査対策

  • 日常会話で、名前・年齢・好きな遊び・朝ごはんの内容を、相手を見て答える練習をする
  • お手伝いの場面で、指示を最後まで聞いてから動く習慣をつける
  • 絵本の読み聞かせのあと、内容について簡単な質問をして答えてもらう
  • 積み木やパズル、お絵かきなど、手先を使った遊びを普段から楽しむ
  • 公園などで、順番を待つ、貸し借りをする、片づけをするといった経験を重ねる
  • 「よく遊ぶ よく祈る」の意味について、夫婦で話し合い、家庭の実例を準備する
  • 見学や行事に参加し、実際に見て感じたことをメモしておく

この園は「お子様の能力」ではなく「ご家庭の一貫性」を見る園だといわれます。考査の直前に詰め込むのではなく、毎日の生活のなかで少しずつ整えていくことが、いちばんの近道です。

受験の全体像や選考の流れについては【聖学院幼稚園】受験の全体像・選考内容・準備を徹底解説、園についての情報全般は【聖学院幼稚園】受験ガイド総まとめ|倍率・学費・選考内容・内部進学を一挙解説もあわせてご覧ください。

考査前に済ませておきたい準備とよくある質問

考査そのものの対策と同じくらい大切なのが、考査前の見学や説明会への参加です。聖学院幼稚園の見学は園が指定した日にのみ行われるため、日程は早めに募集要項や園の案内で確認し、必ず参加しておきましょう。面接で「なぜ聖学院幼稚園なのですか」と聞かれたとき、実際に見学して感じたことが、もっとも説得力のある根拠になります。

見学は必ず行くべきですか

参加を強くおすすめします。園の雰囲気を知ることができるだけでなく、志望理由に具体性が生まれます。見学で印象に残った場面は、その日のうちにメモに残し、願書や面接の回答づくりに活かしてください。

キリスト教の信者でないと受験できませんか

信者でなくても受験できます。ただし、「よく遊ぶ よく祈る」という園の方針を理解し、共感していることは大切です。形だけの言葉ではなく、ご家庭が日々の暮らしのなかで大切にしていることと結びつけて、夫婦それぞれの言葉で話せるようにしておきましょう。

願書と面接の内容がずれないか心配です

願書にはスペースの制限があるため、まず伝えたいことを大まかに書き出し、何度も練り直して簡潔にまとめることが必要です。書き上げた願書は、父母が一緒に読み返して、面接で聞かれたらどう答えるかを確認しておくと、内容の食い違いを防げます。

まとめ

聖学院幼稚園の考査は、個別テスト、集団テスト、保護者面接の組み合わせです。出題は、言語・数・構成の簡単な課題、読み聞かせや指示行動、自由遊び、歌・リズム、運動と、園生活に近い内容が中心です。

見られているのは、できるかどうかではなく、落ち着いて話を聞き、指示どおりに動き、楽しく集団に参加できるか。そして面接では、家庭の教育方針が園の「よく遊ぶ よく祈る」という考えと合い、一貫して語られているかです。

考査の日程や出願方法は年度によって変わります。最新の情報は必ず募集要項でご確認ください。

「わが家に合った準備の進め方を知りたい」という方は、うみ塾長の個別相談や、家庭対策サポートをご活用ください。