「玉川学園幼稚部の試験って何をするの?」「どんな問題が出るの?」「子どもに何を準備させればいい?」と気になっているご家庭も多いのではないでしょうか。
結論から言います。この園の試験で見られているのは「練習した技術」ではなく、”自学自律の姿勢が日常から育っているか”です。
この記事では、幼稚園受験の元面接官で、毎年玉川学園幼稚部に合格者を輩出する私が、試験内容・過去問・合格するための準備を完全解説します。
玉川学園幼稚部の試験の全体像
| 項目 | 内容 |
| 考査日 | 11月1日・2日のうち指定の1日 |
| 考査形式 | 行動観察(自由遊び)+個別テスト+運動+保護者面接 |
| 考査料 | 30,000円 |
| 月齢考慮 | あり |
| 合格発表 | 11月3日 Web |
個別に時間が指定される形式のため、11月1日・2日のどちらか1日の指定された時間に来園します。
玉川学園幼稚部の行動観察(自由遊び)
複数のコーナーが用意された広い部屋で、子どもが自由に遊ぶ場面を先生が観察します。
設置コーナー例:
| コーナー | 遊び方 |
| 電車・レール | 線路を自分で組んで電車を走らせる |
| おままごと・台所 | 食材・食器・調理道具を使った役割遊び |
| 積み木・ブロック | 自由に組み立てて構造物を作る |
| 机上玩具 | パズル・操作系おもちゃで集中して遊ぶ |
先生は複数名で観察しており、「特定の課題をこなす」のではなく「普段通りに遊ぶ姿」を見ています。
評価されるポイント
玉川学園幼稚部の核心「自学自律」——自分で選んで・集中して・責任を持って片づける。この3つが自由遊びの中で自然に出るかどうかが評価のすべてです。
| 評価軸 | 具体的な姿 |
| 自分で選べるか | 迷わず(または自分のペースで)コーナーを選ぶ |
| 集中できるか | 遊びに入り込み、一定時間同じ遊びを続ける |
| 他の子と関われるか | 声かけ・譲り合い・一緒に遊ぶ姿 |
| 片づけができるか | 遊んだ後に自分で元の場所に片づける |
玉川学園幼稚部の個別テスト
先生と1対1で関わる場面があります。
・ 玩具・道具を使った簡単な課題
・ 先生の指示を聞いて動けるか
・ 自分の言葉で答えられるか(名前・好きなもの・簡単な質問)
「正しい答えを言う」より「自分の言葉で話せるか」が評価されます。 大人が教えた答えをそのまま言う子どもより、多少つたなくても自分の言葉で話せる子どもの方が評価されます。
玉川学園幼稚部の運動
先生と一緒に体を動かす場面があります。
・ 体操的な動き(ジャンプ・バランス・身体の使い方)
・ 先生の動きに合わせて動く模倣運動
・ 用具を使った運動(ボール・平均台など)
運動能力の高さは評価の軸ではありません。 「指示を聞いてから動く」「最後までやり遂げる」「楽しんで参加できる」——この姿勢が見られています。
玉川学園幼稚部の保護者面接
| 項目 | 内容 |
| 実施タイミング | 子どもの考査中 or 考査前後 |
| 所要時間 | 5〜10分 |
| 面接配置 | 先生(正面)・母・父(手前) |
父への質問例:
| 質問 | 準備のポイント |
| 志望理由をお聞かせください | 全人教育・自然体験・IBへの具体的な共感を |
| 全人教育についてどのようにお考えですか | 知・徳・体・霊を自分の言葉で語れるよう |
| 子育てで心掛けていることは | 日常の具体的なエピソードで語る |
| どんなお子さんに育てほしいですか | 3年後の具体的なイメージを持つ |
| 父親の役割は何だと思いますか | 家庭における父親の位置づけを明確に |
母への質問例:
| 質問 | 準備のポイント |
| 受験を決めたのはいつごろですか | 動機のストーリーを整理 |
| 説明会・見学には参加しましたか | 具体的な印象・感想を語れるよう |
| 本園に期待することは | 自学自律・自然体験への期待を具体的に |
共通質問例:
・ 幼稚部の3年間で何を学んでほしいですか
・ 普段どんな遊びをしていますか
・ 子育てで気をつけていることは
・ トラブルが起きたらどう対処しますか
玉川学園幼稚部の試験で合格する家庭・落ちる家庭
| 落ちる家庭のパターン | 合格する家庭のパターン |
| 教え込んだ動作をする | 普段通りに遊べる |
| 自由遊びで固まる | 自分でコーナーを選んでのびのびと遊ぶ |
| 夫婦の答えがズレる | 夫婦で同じ方向を向いて語れる |
| 「IBが有名だから」だけ | 「探究する力を育てたい」日常の理由がある |
| 片づけができない | 遊んだ後に自ら片づける習慣がある |
玉川学園幼稚部の試験対策として本当にやるべきこと
① 毎日「自分で選ぶ→集中→片づける」を習慣化する——特別な訓練より日常の遊び習慣が評価の土台。
② 自分の言葉で話す練習——名前・好きなもの・今日の出来事を毎日自分の言葉で話す。
③ 集団遊び・外遊びの経験を積む——公園・習い事などで「他の子との関わり」を日常から体験する。
④ 夫婦で全人教育を日常の言葉にする——面接は夫婦同席で教育観が問われる。対話の積み重ねが答えの深みになる。
玉川学園幼稚部のよくある質問(FAQ)
Q考査は何時間かかりますか?
詳細時間は非公開ですが、行動観察・個別・運動・面接の一連で半日程度の目安です。
Q子どもが緊張して固まってしまったら?
先生は温かく見守りながら観察します。固まること自体より「先生の声かけに応じられるか」「少しずつ自分のペースで動き出せるか」が評価されます。日常の安定が土台です。
玉川学園幼稚部のまとめ
・ 試験は行動観察(自由遊び)・個別テスト・運動・保護者面接の4構成
・ 行動観察の評価軸は「自学自律」——自分で選ぶ・集中する・片づける
・ 個別テストは「正しい答え」ではなく「自分の言葉で話せるか」
・ 運動は能力より「指示を聞く・やり遂げる姿勢」が評価される
・ 保護者面接は5〜10分・全人教育への理解と夫婦の一致感が核心
・ 最高の試験対策は「日常の習慣の質を上げること」
受験では、園の情報を知ることと同じくらい、ご家庭の状況に合わせて準備を整えることが大切です。通園方法や日常の関わり方、願書での伝え方、面接での答え方まで含めて不安がある方は、早めに整理しておくことで、受験本番の安心感が大きく変わります。
プロによる個別対策サポート、オーダーメイド願書作成、回答集作成付き面接レッスンも行っていますので、ぜひ相談LINEからお気軽にお問い合わせくださいね。
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