名門御三家幼稚園のひとつとして高い人気を誇る若葉会幼稚園。子どもの個性を尊重し、自立を促す教育方針に、魅力を感じる保護者の方も多いのではないでしょうか。
一方で「倍率が高そうだな…」「行かせたいけれど、うちの子には難しいのかな…」と、不安や葛藤を抱えてる人もいるかもしれません。倍率や難易度は、幼稚園受験を考えるうえで重要なポイントですよね。
そこで本記事では、若葉会幼稚園の入試倍率の推移と難易度、難しいといわれる理由を幼稚園受験のプロがわかりやすく解説します。
若葉会幼稚園の入試倍率の推移(最新の入試倍率)
| 年度
(試験実施年度) |
倍率 | 志願者数 | 合格者数 |
| 2025年 | 約12倍 | 約648名 | 約54名 |
| 2024年 | 約12倍 | 約648名 | 約54名 |
| 2023年 | 約11~12倍 | 約594~648名 | 約54名 |
| 2022年 | 約10倍 | 約540名 | 約54名 |
| 2021年 | 約10倍 | 約540名 | 約54名 |
| 2020年 | 約10~12倍 | 約540~648名 | 約54名 |
若葉会幼稚園は、もともと三井グループの関係者子弟のために設立された由緒ある幼稚園です。現在は一般家庭の子どもも受け入れており、長い歴史と高い教育水準から、毎年多くのご家庭が受験を希望しています。そのため、入試倍率も非常に高く推移しているのが特徴です。
2020年から2025年までの情報を見てみると、2023年あたりから志願者は年々増加しており、ここ近年では12倍前後の年も見られます。
最近では口コミや受験情報サイトで、教育の質が高いことや安心して通わせられるなどの認知が広がっていることから、一般枠の競争がさらに激しくなっている傾向です。
ただし、若葉会幼稚園では志願者や合格者数、正式な倍率などは公表しておらず、上記の数値は複数の受験情報をもとにした推定値となります。
倍率10〜12倍前後という数字は、難易度の高さを知るための目安として捉えておくと良いでしょう。
【2026年】他の幼稚園との倍率比較
| 園名 | 2年保育 定員 | 3年保育 定員 | 倍率の目安 |
| 雙葉小学校附属幼稚園 | 女児 約40名
男児 約10名 |
ー | 女児 6倍以上
男児 2~3倍 |
| 愛育幼稚園 | - | 男女 約54名 | 約6倍 |
| 暁星幼稚園 | 男女 約50名 | ー | 約7倍 |
| 東洋英和幼稚園 | 男児 若干名 | 男女 約30名 | 約11.9倍 |
| 学習院幼稚園 | 男女 約52名 | ー | 約10倍 |
| 白百合学園幼稚園 | 女児 約14名 | 女児 約40名 | 約10倍 |
| 川村幼稚園 | 男女 約10名 | 男女 約30名 | 約10倍 |
| 麻布山幼稚園 | 男女 若干名 | 男女 約40名 | 約10倍 |
都内には、雙葉小学校附属幼稚園、東洋英和幼稚園、白百合学園幼稚園など、「名門幼稚園」と呼ばれる園が複数あります。これらの園は教育方針や進学実績、伝統の面で高い評価を受けており、毎年高い倍率になる傾向があります。
一方、若葉会幼稚園は倍率12倍前後になる年もあり、これらの園と同等、もしくはそれ以上に難易度が高いといえるでしょう。その背景には、進学実績やブランド力を重視する家庭が増えていることが挙げられます。
若葉会幼稚園は、慶応義塾幼稚舎をはじめとする有名私立小学校への進学率が高いことで知られており、将来を見据えて幼児期からしっかり教育環境を整えたいというご家庭が集まりやすい園です。
こうした期待と信頼が重なり、志願者が集中することで、高い倍率につながっていると考えられます。
【若葉会幼稚園】倍率以上に難しいといわれる理由
若葉会幼稚園は倍率の高さだけでなく、数字以上に難しいともいわれています。その理由にあるのが、兄弟枠や縁故枠が多い点、家庭全体の姿勢が見られる選考、園の教育方針との相性などです。それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。
兄弟枠・縁故枠が多い場合もある
若葉会幼稚園では、一般募集枠のほかに兄弟枠や縁故枠が設けられる年もあり、実質的な一般受験の枠がさらに少なくなる場合があります。
私立幼稚園では、在園児・卒園児の兄弟姉妹や、学校関係者・卒園家庭とのつながりを重視する傾向があります。
なぜなら、園の教育方針をよく理解している家庭を優先的に受け入れることで、園の文化や運営の安定を維持したいという考えがあるためです。若葉会幼稚園も伝統を重んじる園であることから、兄弟枠や縁故枠を優先していると考えられます。
その結果、一般家庭が競う枠は表に出ている定員数よりも少なくなり、「狭き門」に感じられる要因になっています。
実際に「何度受けても難しい」「周囲に縁故の家庭が多い」という声も見られ、こうした理由が、倍率以上に難しいといわれる理由のひとつになっているのです。
選考では子どもだけでなく家庭全体が見られる
若葉会幼稚園の入試では、子どもの発達状況や面接での受け答えだけでなく、家庭全体の姿勢や教育観も重視されます。その背景にあるのが、家庭と園が一体となって子どもを育てるという考え方を大切にしている点です。
例えば、入試当日の保護者の立ち振る舞いや子どもへの声かけの様子、面接での受け答えの態度、家庭でのしつけの方針や生活習慣に対する考え方など、細かな点まで総合的に見られる傾向があります。
子ども一人の能力ではなく、家庭全体が園の教育方針にふさわしいかどうかを判断されるため、「倍率以上に難しい」と感じられる理由のひとつとなっています。
自立重視・厳しい教育方針に合うかどうかが問われる
若葉会幼稚園は、自立を重んじる厳しい教育方針で知られており、その方針に家庭の考え方や子どもの性格が合っているかどうかが問われます。
園では幼児期から「自分のことは自分で行う」「集団の中でのルールやけじめを守る」といった生活態度を重視にしており、先回りして指導するよりも、子ども自身が考え行動する力を育てる方針を大切にしています。
そのため、過度な手助けや過保護な関わりを前提とした家庭環境では、園の教育観との間にズレが生じやすいといえるでしょう。
このことから、若葉会幼稚園では倍率の高さだけでなく、園との相性が合否を左右する大きな要素になっているとも考えられます。
【若葉会幼稚園】最新の入試倍率と難易度をプロが解説まとめ
若葉会幼稚園は名門幼稚園のひとつとして、長い歴史と高い教育水準を誇り、近年は倍率10〜12倍前後で推移しています。
兄弟枠や縁故枠の存在、家庭全体の姿勢が見られる選考、自立を重んじる教育方針との相性などが重なり、これらが「倍率以上に難しい園」と感じさせる要因となっています。
「わが子に合う保育環境で育てたい」「安心できる園に通わせたい」と願う一方で、「本当に受かるのだろうか…」「家庭全体の雰囲気を見られるのが不安」と感じている親御さんも多いのではないでしょうか。
もし、若葉会幼稚園の願書作成や面接対策でお悩みの方は、ひとりで抱え込まず、ぜひ一度ご相談くださいね。
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