
幼稚園受験で求められているのは、ひらがなの読み書きや机に向かうお勉強ではありません。
幼稚園受験では、年齢に応じた発達や生活力、集団生活への適応力が重視されます。
この記事では、
・幼稚園受験で出題される試験の種類
・ご家庭でできる基本的なお勉強の取り組み方
・実際の受験問題に対応するための具体的な対策
を、できるだけわかりやすく整理していきます。
幼稚園受験で出題される試験の種類
幼稚園の入園テストは、大きく次の3つに分けられます。
集団テスト
数名から20名程度のお子さまが集まり、一斉に行われるテストです。
・自由遊び
・運動遊び
・リトミック
・絵本の読み聞かせ
・衣服の着脱
・おやつ
などを通して、集団生活に適応できるかを見られています。
個別テスト
お子さま一人で行うテストです。集団テストの中で個別に声をかけられる場合や、面接の一部として行われることもあります。
・絵カード
・パズル
・色・形・数
・記憶
・常識
などを通して、年齢相応の発達ができているかが評価されます。
面接テスト
先生とお子さまが一対一、または親子で行う面接です。
・お名前
・年齢
・朝ごはん
・登園方法
など、日常的な質問にきちんと答えられるかを通して、言語力・コミュニケーション力を見られています。
幼稚園受験には、小学校受験のようなペーパーテストはありません。
その代わり、先生の指示を理解して行動できることが非常に重要になります。
幼稚園受験に向けた家庭での勉強の取り組み方【5つの基本】
1.生活そのものがお勉強であると意識する
幼稚園受験では、次のような基本的生活習慣が重視されます。
・挨拶や返事
・衣服の着脱
・排泄
・お片付け
これらは特別な練習ではなく、日々の生活の中で身につけていくものです。
毎日の生活がそのまま受験対策につながっている、という意識を持つことが大切です。
2.多様な遊びを経験させる
幼稚園教育の基本は「遊びを通して学ぶ」です。
・体を動かす遊び
・手先を使う遊び
・音楽遊び
・ごっこ遊び
など、幅広い遊びを経験しているお子さまほど、試験で出される課題にも前向きに取り組めます。
3.受験でよく出る課題を遊びとして取り入れる
幼稚園受験でよく出題される課題には、
・パズル
・すごろく
・しりとり
・間違い探し
などがあります。
これらはすべて遊びの延長で取り組めるものですので、親子で楽しみながら行いましょう。
4.絵本の読み聞かせを習慣にする
絵本の読み聞かせには、
・集中力
・語彙力
・理解力
・想像力
を育てる効果があります。
また、先生のお話を静かに聞く力を養うためにも、非常に有効な取り組みです。
5.人と関わる機会を増やす
幼稚園受験では、初めて会う先生やお友だちと活動する力が求められます。
・児童館
・図書館のイベント
・公園
などを活用し、人と関わる経験を積み重ねていきましょう。
受験問題に対応するための具体的な対策【8項目】
1.運動遊び
多くの幼稚園で運動課題が出題されます。
・片足立ち
・ボール投げ
・ケンケン
・鬼ごっこ
など、日常の遊びの中で体をたくさん動かすことが大切です。
2.巧緻性を高める遊び
手先を使う課題への対策として、
・折り紙
・粘土
・積み木
・お絵かき
などを取り入れましょう。
3.図形の認識力を高める遊び
・積み木
・パズル
・間違い探し
を通して、図形感覚を育てていきます。
4.語彙や知識を増やす遊び
・絵カード
・図鑑
・日常会話
を通して、生き物や物の名前、使い方を自然に覚えていきましょう。
5.数量感覚を鍛える遊び
・数を数える
・分ける
・取り分ける
といった経験を、生活の中で積み重ねます。
6.記憶力を高める遊び
・神経衰弱
・色板並べ
・お話の記憶
などで、視覚記憶・聴覚記憶の両方を鍛えます。
7.生活力を鍛える活動
・衣服の着脱
・お箸
・手洗い
・お買い物ごっこ
など、「自分でやる」経験を大切にしましょう。
8.表現力を鍛える遊び
・手遊び歌
・ダンス
・お絵かき
などを通して、自己表現への抵抗感を減らしていきます。
まとめ
幼稚園受験に向けた勉強は、特別な教材や難しい課題ではありません。
生活そのものがお勉強であることを意識し、遊びや日常の中で力を育てていくことが何より大切です。
今回ご紹介した、
・家庭での5つの取り組み方
・8つの具体的な対策
を参考に、無理のない形で幼稚園受験対策を進めてみてください。
お子さま一人ひとりの特性に合わせた取り組みを行うことが、合格への近道となります。
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