【2025.03.31 メディア掲載】
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【暁星幼稚園】受かる子の特徴は?合格する共通点と対策を徹底解説!

【暁星幼稚園】受かる子の特徴は?合格する共通点と対策を徹底解説!
塾長
塾長

 

東京都千代田区にある暁星幼稚園は、昭和44年に創立された歴史ある名門幼稚園です。

キリスト教に基づく「愛」の教育を通して、子どもの豊かな感性や主体性を育むことを教育理念としています。

 

幼稚園から高校までの一貫教育体制をとっており、暁星幼稚園の男の子は、暁星小学校への内部進学優遇制度があるのも人気の理由です。

 

その人気ゆえ、受験は狭き門。暁星幼稚園への合格を勝ち取るお子さまには、どのような共通点があるのでしょうか?

 

今回は、暁星幼稚園に受かる子の特徴や、合格に近づくための具体的な対策、ご家庭でできる準備について幼稚園受験のプロが徹底解説します!

暁星幼稚園に受かる子の特徴は? 

 

暁星幼稚園の保育では、キリストの教えに基づく「愛の教育」を通して、子ども一人ひとりの良さを伸ばし、豊かな人間性を育むことを目指しています。

 

この教育方針から、暁星幼稚園の受験では知識よりも、思いやりの心や自主性が養われているかなど、人間性が重視されています。

 

ここでは、園の理念と過去の入試傾向から見た、暁星幼稚園に受かる子の特徴を見ていきましょう。

●指示を正確に理解し、自主的に行動できるお子さま  

 

暁星幼稚園に受かる子の特徴1つ目は、指示を正確に理解し、自主的に行動できるお子さまです。暁星幼稚園の入試では、個別テストや行動観察が行われ、先生の指示をどれだけ正確に聞き取り、理解し、行動に移せるかが求められます。

 

例えば過去の入試では、「先生のお手本通りに折り紙を折る」「複数の物の中から指示されたものを持ってくる」「先生のところまでケンパーで行き、帰りはケンケンで戻る」といった課題が出されています。

 

これには、「最後まで話を聞く力」や「言葉の意味を理解して、動く判断力」などが必要です。また、一度に理解しようとする「真剣な姿勢」なども重要視されます。

 

誰かの力を借りなくても、自分で指示を理解し、行動できる子は、園が求めるお子さま像に近いといえるでしょう。

 

●集中力と粘り強さがあるお子さま  

 

暁星幼稚園に受かる子の特徴2つ目は、集中力と粘り強さがあるお子さまです。

入試では「積み木・粘土・折り紙・ぬり絵・絵を描く」など、一人で集中して行う課題があります。

 

ひとつの作業を丁寧に取り組めるかどうか、また最後まであきらめずにやり遂げられる粘り強さが求められます。集中力が途切れて違うことを始めてしまったり、途中で投げ出したりする子は難しいかもしれません。

 

作品の上手い下手は関係なく、集中して取り組めているかどうか、最後までやり遂げられるかどうかが重要です。

 

また、暁星幼稚園では、遊ぶときには思い切り体を動かし、お祈りの時間は静かに集中して取り組むという「静と動の調和」も大事にしています。

 

集中力と粘り強さがあるお子さまは、活動による気持ちの切り替えも、柔軟に対応できるでしょう。

●好奇心旺盛で、遊びや学びへの意欲が高いお子さま 

 

暁星幼稚園に受かる子の特徴3つ目は、好奇心旺盛で遊びや学びへの意欲が高いお子さまです。ここまで触れてきた入試の内容に関しても「意欲的に取り組んでいるかどうか」が重視されます。「言われたからやる」のではなく、自ら取り組む姿勢が大切です。

 

暁星幼稚園の保育では、遊びを通して想像力や思考力、主体的に行動する力を育てることを理念としています。一つの遊びに意欲的に取り組むことは、これらの力を伸ばすのに大切な要素です。

 

また、面接では「好きな遊びはなんですか?」「好きな絵本を教えてください」などの質問が出される傾向があります。このときにも、好きなものや興味を持っているものに対して、生き生きと答えられるかが重要です。

 

子どもの主体性を育むことを理念に掲げている園の方針にも合っているお子さまといえます。

●感謝と思いやりの心を持ち、穏やかに他者と関われるお子さま

 

暁星幼稚園に受かる子の特徴4つ目は、感謝と思いやりの心を持ち、穏やかに他者と関われるお子さまです。

 

暁星幼稚園の教育の根底には、キリストの精神があり、「感謝と思いやりの心を育む」ことを大切にしています。

 

入試での集団行動観察でのお友だちとの関わり方を通して、お子さまが他者を尊重し、共感できるかも見られるポイントです。

 

例えば、おもちゃの貸し借りをする場面での自然な「ありがとう」や「どうぞ」といった言葉や、困っているお友だちへの優しい声かけなどは、家庭での教育が垣間見えます。

 

また、先生への丁寧なあいさつなどもチェックされる部分です。自己中心的な行動ではなく、周囲に配慮し、穏やかな態度が見られるお子さまは、暁星幼稚園が求める「豊かな心の持ち主」と評価されるでしょう。

●保護者と信頼関係が築けているお子さま 

 

面接でのお子さまの態度や、親子のやり取りからは、ご家庭での親子関係が透けて見えます。暁星幼稚園が「ご家庭のとの連携を大切にし、子どもの成長は園の保育だけでは成り立たない」と考えていることからも、親子の信頼関係の深さは重要なポイントです。

 

保護者の方がお子さまの話をきちんと聞き、お子さまが安心して自己表現できる環境があることが、入試という場面での落ち着いた振る舞いにつながります。

 

お子さまが保護者の存在に安心感を覚え、自然体でいられること。そして、保護者の方もお子さまのありのままの姿を受け入れ、尊重している姿勢が伝わることが大切です。

暁星幼稚園に受かる子になるためのポイント・対策

 

暁星幼稚園に受かる子の特徴を見てきましたが、「うちの子、大丈夫かな…」と不安な親御さんもいるかもしれません。実は今からでも、日常の親子の関わりで伸ばせる力や、受験に向けて準備できることはあります。ここでは、暁星幼稚園に受かる子になるための、ポイントと対策をお伝えします。

●日常で「指示を聞き、行動する」練習を親子で実践する 

 

入試で問われる指示の理解力や、自主的に行動する力は、日常生活の中で育めます。

例えば、以下のような方法がおすすめです。

 

<絵本の読み聞かせと内容確認>  

 

読み聞かせの際に、「お話の主人公は誰だった?」「このあとどうなると思う?」といった質問を投げかけ、お子さまが内容を理解しているか確認するのも効果的です。

 

集中して聞く練習に加え、アウトプットする練習もできます。毎晩、絵本の読み聞かせと内容確認を習慣化することで、理解力や記憶力、言語化能力も鍛えられていくでしょう。

 

過去の入試で出題された「イラストを見て、何の仕事をしているか説明する」という場面にも、役立つ力です。

 

<家庭でのお手伝い> 

 

「リビングにある赤いクレヨン持ってきて」「ご飯の前におもちゃを箱にしまって片づけよう」など、具体的な指示を出し、お子さまに実行してもらいましょう。このとき、指示を最後まで聞き、理解してから行動する習慣をつけさせることが重要です。

 

最初は簡単な指示から始め、徐々に複雑な指示にチャレンジさせていくのもおすすめです。

 

<簡単なルールのある遊び> 

 

じゃんけんやかくれんぼ、すごろくなど、ルールのある遊びを通して、指示に従うことの意味や、順番を守ることの大切さを学ばせると良いでしょう。これらの遊びは、指示を理解して行動する力を伸ばせるだけでなく、集中力が高まります。

 

また、すごろくは最後まであきらめずにゴールを目指すことで、粘り強さも鍛えられます。

●好奇心を刺激する体験と会話の機会をつくる  

 

お子さまの好奇心を掻き立てるには、興味・関心を広げるきっかけづくりと、それに対する親子の会話がポイントです。

 

<お子さまの興味・関心を広げるきっかけづくり>

 

公園で土や砂に触れる、虫や植物を観察する、動物園や水族館で生き物に触れる、美術館でアートに親しむなど、お子さまの興味・関心を広げるきっかけづくりをしましょう。手軽に見つけるなら、図書館に行ってみるのもおすすめです。

 

さまざまな図鑑や絵本を見せて、お子さまの興味や関心がありそうなものを探ってみるのも良いでしょう。

 

<お子さまの「なんで?」「どうして?」を大切にする会話> 

 

「なんで鳥は空を飛べるの?」「どうしておひさまはまぶしいの?」とお子さまが疑問を持ったときには知的好奇心を深めるチャンスです。答えを教えるのではなく、お子さまと図鑑で調べたり、インターネットで検索したりして、一緒に考える過程を大切にしましょう。

 

<「おもしろいね!」「よくできたね!」で共感する> 

 

お子さまが何かを発見したり、新しいことに挑戦したりしたときに、「おもしろいものを見つけたね!」「よくできたね!」といった肯定的な言葉をかけましょう。

 

お子さまの興味や関心を認め、共感することで情緒が安定し、遊びや学びへの意欲も高まります。

 

●家族で「感謝」と「思いやり」の心を育むコミュニケーションを意識する

 

暁星幼稚園が重視する、感謝と思いやりの心は、家族でのコミュニケーションが基盤となります。お子さまが何かしてくれたとき、たとえ小さなことでも「~してくれてありがとう」

と、具体的に感謝の言葉を伝えましょう。

 

親御さんが感謝の言葉を習慣にすることで、お子さんも自然に感謝を言葉で伝えられるようになります。

 

また、家族の中で困っている人がいたら「どうしたの?手伝おうか?」と、親御さんが相手を思いやる声かけを見せましょう。子どもは親を真似して育ちます。親御さんを見て、他者を思いやる声かけができるようになっていくでしょう。

 

さらに、絵本やテレビの登場人物の気持ちについて話し合うことも、共感力を育む良い機会です。

 

加えて奉仕の心を育むには、自分のことだけでなく、他者のために何かをすることの喜びをお子さまに伝えましょう。

 

例えば、家族のために食卓を拭く、本棚を整理整頓する、使ったおもちゃを片付けるなど、家庭内でできる簡単な奉仕活動を促すことで、貢献感につながり、奉仕の心が育まれていきます。

【暁星幼稚園】受かる子の特徴は?合格する共通点と対策を徹底解説!まとめ  

 

暁星幼稚園に受かる子の特徴は、

 

・指示を正確に理解し、行動できるお子さま

・集中力と粘り強さがあるお子さま

・好奇心旺盛で遊びや学びへの意欲があるお子さま

・感謝と思いやりの心を持ち、穏やかに他者と関われるお子さま

・保護者と信頼関係が築けているお子さま

 

です。

 

暁星幼稚園に受かる子になるための、ポイント・対策は、

 

・日常で「指示を聞き、行動する」練習を親子で実践する

・好奇心を刺激する体験と会話の機会をつくる 

・家族で「感謝」と「思いやり」の心を育むコミュニケーションを意識する

 

です。

 

親御さん自身が暁星幼稚園の理念を深く理解し、共感を示すことも合格を目指す上で重要です。受験は親子にとって大きな挑戦ですが、その過程そのものがお子さまの成長を促す貴重な機会になります。

 

過度なプレッシャーを与えることなく、お子さまの個性を尊重しながら、暁星幼稚園の挑戦を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

弊社では、暁星幼稚園の受験対策に特化したプロの指導者が、多数在籍しています。完全オーダーメイドの願書作成やお子さまの魅力を100%伝える幼稚園受験面接特訓、不安を解消する幼稚園受験個別相談や、幼稚園受験家庭対策サポートなど幅広く対応中です。

 

受験対策に不安を感じられている方は、ぜひ一度私にご相談くださいね。

 

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藤川海美 (ふじかわ うみ)
うみ塾長
お受験教室代表。
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株式会社Bright Future Family 代表取締役。 元お受験幼稚園の面接官として、数多くの願書を審査し、親御様やお子様の面接を担当。長年の経験を活かし、小学校受験指導に従事。
自らも我が子の小学校受験を経験し、親の立場から見た受験の厳しさを理解。親子が第一志望校に合格するためのサポートを使命とし、命をかけて指導に取り組む。
教育者としての経験と親としての視点を融合させた指導が特徴。
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