雙葉小学校附属幼稚園は、幼稚園から小学校・中学・高校まで一貫した教育を行う「雙葉学園」の附属幼稚園です。
都内の私立幼稚園の中でも志願者が多く、例年高い倍率となっています。そのため、「うちの子でも合格できるかしら…」「やめた方がいいかな」と不安を抱える保護者の方も少なくありません。
そこで本記事では、2026年度の最新データをもとに、雙葉小学校附属幼稚園の入試倍率と難易度を幼稚園受験のプロがわかりやすく解説します。
雙葉小学校附属幼稚園の入試倍率の推移(最新の入試倍率)
| 年度
(試験実施年度) |
倍率 | 志願者数 | 合格者数 |
| 2025年 | 約6.2倍 | 約310名 | 男女 約50名 |
| 2024年 | 約6.5倍 | 約325名 | 男女 約50名 |
| 2023年 | 約6.4倍 | 約320名 | 男女 約50名 |
| 2022年 | 約7.5倍 | 約375名 | 男女 約50名 |
| 2021年 | 約10倍 | 約500名 | 男女 約50名 |
| 2020年 | 約6.8倍 | 約340名 | 男女 約50名 |
雙葉小学校附属幼稚園の入試倍率は、例年6~10倍前後と安定して高い水準を維持しています。直近の入試においても、その傾向は大きく変わっていません。
募集人数は2年保育で約50名、内訳の目安は女児40名、男児10名です。
特に女児は人気が非常に高く、40名の募集枠に対して200~300名程度の志願者が集まるとみられ、倍率は6~10倍に達する年もあります。
一方、男児は受験者数が20~30名程度と推測され、女児に比べると倍率はやや低めですが、それでも2~3倍の競争率となっています。
なお、志願者や合格者数、倍率については公式な発表が行われていないため、本記事の数値は、複数の受験情報や関係者の声をもとにした推定値である点をご理解ください。
【2026年】他の幼稚園との倍率比較
雙葉小学校附属幼稚園の倍率を、同じカトリック系の名門幼稚園や他の有名私立幼稚園と比較してみましょう。
| 園名 | 2年保育 定員 | 3年保育 定員 | 倍率の目安 |
|---|---|---|---|
| 白百合学園幼稚園 | 女児 約14名 | 女児 約40名 | 約10倍 |
| 東洋英和幼稚園 | 男児 若干名 | 男女 約30名 | 約11.9倍 |
| 学習院幼稚園 | 男女 約52名 | ー | 約10倍 |
| 若葉会幼稚園 | ー | 男女 約54名 | 約12倍 |
| 愛育幼稚園 | 男女 約10名 | 男女 約30名 | 約10倍 |
| 青山学院幼稚園 | 男女 若干名 | 男女 約40名 | 約10倍 |
| 枝光会附属幼稚園 | 男女 約50名 | ー | 約7倍 |
| 雙葉小学校附属幼稚園 | 男女 約50名 | ー | 約6~10倍 |
表からわかる通り、雙葉小学校附属幼稚園の倍率は6~10倍で、都内有名私立幼稚園の中でも中位からやや上位に位置しています。
最高倍率の若葉会幼稚園(約12倍)や東洋英和幼稚園(約11.9倍)には及びませんが、白百合学園や学習院、青山学院、愛育とほぼ同じレベルの競争率です。これは雙葉が「誰でも受かる幼稚園」ではなく、最難関グループに属していることを示しています。
また、雙葉小学校附属幼稚園は2年保育で、年中の秋にしか受験できません。この「一度きりの受験チャンス」が倍率の高さに影響していると考えられます。
さらに、約6~10倍という倍率は男女合計の数字です。女児だけで考えると約8~10倍、またはそれ以上の難易度といえるでしょう。
【雙葉小学校附属幼稚園】倍率以上に難しいといわれる理由
雙葉小学校附属幼稚園の入試は、倍率以上に難しいといわれています。その理由を詳しく見ていきましょう。
試験内容の難易度が高い
雙葉小学校附属幼稚園の入試が「倍率以上に難しい」といわれる理由のひとつが、多面的な評価が行われる点です。試験問題の難しさというより、評価される範囲が広いことが入試全体の難易度を高めています。
ペーパーテストの点数だけで判断されるわけではないため、表面的な受験対策では十分とはいえません。
具体的には、「集団テスト」「個別テスト」「面接」といった複数の要素で構成されています。
集団テストでは、5家族ほどのグループに分かれ、積み木や遊具が置かれた空間で自由遊びや親子遊びが行われます。
この場面では、指示への理解力だけでなく、周囲の状況を見て行動できるか、他者と関わろうとする姿勢が細かく観察されるところです。
特に親子遊びでは、親が先回りしすぎていないか、子どもの気持ちを尊重した関わりができているかなど、親子の関係性そのものが見られています。
また、個別テストでは先生とのやり取りを通して、記憶力や巧緻性(こうちせい)、集中力などが確認されます。具体的には、絵を見て内容を思い出す記憶課題や、ビーズ通し・紐結びなどです。
このように、雙葉小学校附属幼稚園の入試では、知識やスキルだけでなく、子どもの人柄や日常の育ち、親子関係を含めた総合的な評価が行われます。
そのため、直前の詰め込み型の対策だけで合格を目指すことは難しく、日頃からの家庭での関わり方や、子ども自身の健やかな成長の積み重ねがなにより重要になるのです。
家庭教育と園の方針が一致しているかが問われる
雙葉小学校附属幼稚園は、カトリックの精神と価値観を守りながら、一人ひとりが豊かな感性を育む教育を大切にしています。そのため、入試では家庭の教育方針が園の理念と合っているかが重視されます。
面接では、出願時に提出した志願理由や教育方針などを記載した資料をもとに、質問が行われます。第一面接では教員2名と保護者の間で実施され、第二面接では園長・教頭と親子の間で行われることが多いです。
面接時間は短いものの、家庭の教育方針や人生観を問う深い内容の質問がなされるため、付け焼き刃の対策では難しいといえるでしょう。
雙葉学園の建学の精神である「キリストの愛の教えに基づく全人教育」に共感し、その価値観を家庭でも実践できているかどうかが、合否を分ける重要なポイントになります。
縁故や園とのつながりが影響する場合がある
雙葉小学校附属幼稚園では、保護者が雙葉学園の卒業生である場合やきょうだいが在園・卒園している場合など、園とのつながりが考慮されることがあります。
これは、雙葉学園の伝統や価値観を深く理解している家庭を重視する姿勢の表れともいえます。
ただし、縁故があれば必ず合格するというわけではありません。あくまでも重視されるのは、子どもの適性と家庭の教育方針であり、縁故は一つの判断材料に過ぎないでしょう。
実際、縁故のないご家庭からも毎年多くの合格者が出ています。
重要なのは、雙葉学園の教育理念を深く理解し、それに心から共感できているかどうかです。縁故の有無に関わらず、園が大切にしている子ども像や家庭の在り方と、自然に重なっていることが、合格への近道といえるでしょう。
【雙葉小学校附属幼稚園】最新の入試倍率と難易度をプロが解説まとめ
雙葉小学校附属幼稚園は、例年6~10倍前後と高い倍率となっており、数字だけを見ると「やはり難しそう…」と不安に感じる方も多いかもしれません。
ただ、入試で重視されているのはペーパーテストの点数だけではありません。自由遊びや面接を通して、子どもの普段の様子や育ち、親子の関わり方、そしてご家庭で大切にしている教育への考え方まで、総合的に見られています。
縁故が考慮される場合もありますが、それだけで合否が決まるわけではありません。大切なのは、雙葉学園の教育理念に共感し、日々の家庭生活がその考え方と自然に重なっているかどうかです。
倍率の高さに必要以上に身構えるよりも、わが子の性格やわが家の教育方針に合っている園かどうか、という視点で向き合ってみてください。
園選びや受験対策で迷われたときは、どうぞお気軽に弊社へご相談くださいね。
私の行っている家庭学習サポートでは園選びから合格まで徹底サポートさせていただきます。
-2.png)









