愛育幼稚園は、内部進学のない幼稚園で知られています。そのため、「卒園後の進学先はみんなどうしてるんだろう…」と疑問を浮かべる親御さんも多いのではないでしょうか。
また、「小学校受験はさせたいけれど、愛育幼稚園じゃない方がいいのかな…」といった不安もあるかもしれません。
一方で、在園者や卒園者の声によると「愛育幼稚園は小学校受験に強い」ともいわれています。そこで今回は、愛育幼稚園が小学校受験に強いといわれる理由や進学先を、幼稚園受験のプロがわかりやすく解説します!
【愛育幼稚園】小学校の進学先
愛育幼稚園は、小学校受験に特化した園ではないものの、毎年一定数のご家庭が小学校受験に挑戦しています。どれくらいの割合で私立や国立に進学しているのか、気になるところです。
まずは受験関連サイトや聞き取りをもとに、愛育幼稚園卒園後の進学先の割合を見ていきましょう。
- 私立・国立小学校へ進学:約55%
~私立・国立小学校進学の内訳~
・私立小学校:約30%
・国立小学校:約20%
・超難関小学校:若干名(約5%)
- 公立小学校へ進学:約45%
読み取れるのは、愛育幼稚園では進学先の選択肢が偏っていないという点です。私立・国立小学校への進学が一定数見られる一方で、公立小学校を選ぶご家庭も半数弱となっています。
※在園・卒園家庭への聞き取りや受験関連情報をもとにした、傾向イメージです。年度や学年により割合は異なります。
特定の進路に縛られない環境だからこそ、多様な進学先が並ぶ結果になっていると考えられるでしょう。
また、愛育幼稚園から私立や国立小学校への進学を選ぶ家庭が半数以上いる背景には、園の環境が小学校受験を意識する家庭と相性が良い点があると考えられます。
愛育幼稚園が小学校受験に強いといわれる理由
「愛育幼稚園が小学校に強い」と聞くと、受験対策が中心の幼稚園というイメージを持つかもしれません。しかし実際には、日々の園生活を大切にしている結果として小学校受験につながっている点が特徴です。
ここでは愛育幼稚園が受験に強いといわれる理由について、園の教育方針や環境の視点から整理して解説します。
生活力や自立を意識した教育方針であるため
愛育幼稚園が小学校受験に強いといわれる理由には、生活力と自立心を育む教育方針である点が挙げられます。小学校受験では、ペーパーテストに加えて「行動観察」や「面接」「口頭試問」などがあり、子どもの日頃の振る舞いや生活習慣が評価されます。
「自分で考えて行動する力」「他者と協調して遊べる力」「基本的な生活習慣が身についているか」は、試験で重視されるポイントです。
愛育幼稚園では、このような生活面の基礎力を日々の保育の中で育てているため、受験の場でも評価につながりやすいと考えられています。
例えば、朝の身支度や片づけ、昼食の準備と片づけ、遊びの切り替えなど、園での一つひとつの活動に、「自分で考えて行動する流れ」が組み込まれていることです。
先生が細かく指示を出すのではなく、子どもが「次は何をすればいいかな…」と考える時間を大切にしています。その積み重ねによって、年長になる頃には基本的な自立心が身につくといいます。
必要に応じた受験準備を進めながらも、園生活での積み重ねが受験の評価につながっているのです。
受験を考えるご家庭が一定数いるため
愛育幼稚園が小学校受験に強いとされる理由には、「受験を考えるご家庭が一定数いること」があります。園全体が受験一色になるわけではないため、過度に競争的な雰囲気や緊張感はなく、子どもや親にとって落ち着いた環境が保たれています。
また、受験を視野に入れているご家庭同士がつながりやすく、幼児教室の選び方や受験準備の進め方など、情報交換しやすい環境である点も魅力です。
落ち着いた雰囲気がありながら、必要な情報を得られる環境が整っている点は、愛育幼稚園が小学校受験に強いといわれる理由のひとつと言えるでしょう。
幼児教室と併用しやすい環境であるため
愛育幼稚園が小学校受験に取り組みやすい理由のひとつに、幼児教室と併用しやすい環境であることが挙げられます。愛育幼稚園は保育時間が比較的短いため、降園後の時間を受験準備や幼児教室に充てやすく、無理のないスケジュールを組みやすい特徴があります。
また、受験前は園の行事や活動が過度な負担にならないよう配慮してくれるとの声もあり、受験準備とのバランスがとりやすいのもポイントです。
さらに、園側が普段から各家庭の事情に配慮しているため、受験期においても協力的だと感じるといった声もあります。
このように、時間面のゆとりや園側の柔軟な対応によって、園生活と幼児教室が両立しやすいため、愛育幼稚園は小学校受験に向いているといわれています。
園が小学校受験を過度に推奨していないため
愛育幼稚園が小学校受験に強いといわれる理由のひとつに、園が小学校受験を過度に推奨していない点が挙げられます。
受験を過度に推奨していないからこそ、親子のペースで受験に向き合えるのです。
愛育幼稚園では「母と子の時間を大切にすることを」を重視しており、受験を園の方針として打ち出していません。
子ども自身の成長や、家庭の教育観を尊重する姿勢であるため、子どもと家庭のペースに合わせて受験準備ができる点はメリットであり、受験に向き合いやすい環境ともいえるでしょう。
進学先が一部の学校に偏っていないため
愛育幼稚園が小学校受験に強いといわれる理由には、卒園後の進学先が一部の学校に偏っていないことが挙げられます。園が特定の進学先や受験を前提とした方針でないため、家庭ごとの教育方針や子どもの特性に応じて、幅広い進路選択がしやすいのです。
進学先が固定されないことで、受験に対する過度なプレッシャーが生じにくいのもポイント。実際、国立小学校や私立小学校を受験するご家庭がいる一方で、公立小学校を選択するご家庭もあります。
難関校にこだわらず、教育方針や通学環境を重視した学校選びがされており、「この学校に進学するのが当たり前」という雰囲気がないことが伺えます。
このように進学先が一部の学校に偏らないことで、家庭と子どもに合った進路を落ち着いて検討できる点が、愛育幼稚園が小学校受験に強いといわれる理由になっています。
愛育幼稚園は小学校受験に強い?進学先をプロが解説まとめ
愛育幼稚園は、小学校受験に特化した園ではありませんが、生活力や自立心を育てる教育方針、受験を考えるご家庭が一定数いる環境、幼児教室と併用しやすいといった理由から、小学校受験に強い園だといえます。
また、園が受験を過度に推奨せず、進学先も一部の学校に偏らないため、家庭や子どものペースを大切にしながら進路を考えられるのも特徴です。愛育幼稚園は受験を選択肢のひとつとして検討したいご家庭にとって、安心して通わせやすい幼稚園といえるでしょう。
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