名門御三家幼稚園としても知られる愛育幼稚園。人気が高いことから「倍率高そう…実際どれくらいなんだろう…?」と不安に感じる親御さんも多いのではないでしょうか。
わが子が入園できる可能性はどれくらいあるのか、気になりますよね。幼稚園選びに失敗しないためにも、倍率や難易度の高さは知っておきたいところです。
そこで本記事では、愛育幼稚園の入試倍率の推移と難易度を、受験のプロがわかりやすく解説します
愛育幼稚園の入試倍率の推移(最新の入試倍率)
| 年度
(試験実施年度) |
倍率 | 志願者数 | 合格者数 |
| 2025年 | 約6倍 | 約324名 | 約54名 |
| 2024年 | 約6.5~7倍 | 約351~378名 | 約54名 |
| 2023年 | 約6.1倍 | 約329名 | 約54名 |
| 2021年 | 約6.3倍 | 約340名 | 約54名 |
| 2020年 | 約6.2倍 | 約334名 | 約54名 |
愛育幼稚園は港区でも人気の高い私立幼稚園のひとつです。入園を希望するご家庭が多く、倍率は高めに推移しています。例えば、2020年~2025年までの情報を見てみると、定員数54名に対して応募人数は多く、倍率はおよそ6倍前後といわれています。
また、一部の受験情報や合格実績を見る限り、2024年~2025年にかけてはやや応募数が増加しており、倍率が7倍近くになった可能性も高いです。
とはいえ、愛育幼稚園では実際の志願者数や倍率は公表していません。こちらの推移データは、受験対策を考えるうえで参考になりますが、あくまで複数の受験情報をもとにした推定値です。そのため、愛育幼稚園の入試倍率「6倍前後」という数値は、目安として覚えておきましょう。
【2026年】他の幼稚園との倍率比較
ここでは都内を代表する、名門私立幼稚園との倍率比較を見ていきましょう。
以下は、各幼稚園の募集要項や受験情報サイト、保護者の体験談などをもとに定員数や倍率の「目安」を整理したものです。公式に倍率を公表していない園も多いため、あくまで参考情報としてご覧ください。
| 園名 | 2年保育 定員 | 3年保育 定員 | 倍率の目安 |
| 雙葉小学校附属幼稚園 | 女児 約40名
男児 約10名 |
ー | 女児 6倍以上
男児 2~3倍 |
| 若葉会幼稚園 | ー | 男女 約54名 | 約12倍 |
| 東洋英和幼稚園 | 男児 若干名 | 男女 約30名 | 約11.9倍 |
| 学習院幼稚園 | 男女 約52名 | ー | 約10倍 |
| 白百合学園幼稚園 | 女児 約14名 | 女児 約40名 | 約10倍 |
| 川村幼稚園 | 男女 約10名 | 男女 約30名 | 約10倍 |
| 麻布山幼稚園 | 男女 若干名 | 男女 約40名 | 約10倍 |
| 暁星幼稚園 | 男女 約50名 | ー | 約7倍 |
上の表からもわかるように、都内の人気私立幼稚園は全体的に倍率が高く、園によっては10倍前後となるケースもめずらしくありません。
特に、附属小学校への内部進学や伝統校としてのブランド力を持つ園は、毎年安定した人気があり、募集人数に対して多くの志願者が集まる傾向があります。
一方で、同じように「倍率が高い園」であっても、その背景はさまざまです。男女別募集や2年保育・3年保育の有無、募集人数の違いによって、倍率の出方には差があります。
そのため、倍率の高さだけで難易度を比較するのは難しく、園の募集形態や受験層の特徴もあわせてみることが大切です。
愛育幼稚園は、こうした最難関園とは少し異なる立ち位置にあるといえます。倍率は高めではあるものの、特定の附属小学校への内部進学を前提とした園ではなく、家庭ごとの教育方針に応じた進路選択がしやすい点が特徴といえるでしょう。
倍率だけ見ると他の幼稚園より低く感じるかもしれませんが、これは難易度が低いという意味ではなく、受験一色ではない中で、多くの家庭に選ばれている園であることがうかがえます。
【愛育幼稚園】倍率以上に難しいといわれる理由
愛育幼稚園は、倍率だけで見ると難易度が高いという印象はないかもしれません。
しかし、実際には受験経験者や幼児教室の中で、「倍率以上に難しい」といわれることがあります。その理由は、学力やペーパーテストではなく、家庭の在り方や教育への考え方が重視されるからです。
ここでは、愛育幼稚園が倍率以上に難しいといわれる理由について、詳しく見ていきましょう。
家庭方針・教育観との相性が見られる
愛育幼稚園では、「子どもが子どもらしくいられる場所」であることを大切にしています。そのため入試では、子どもの出来栄えよりも家庭の教育方針や価値観が、園の理念と合っているかどうかが重視される傾向があります。
例えば、「子どもをどのように育てていきたいか」「日常生活で大切にしていることは何か」「幼稚園に何を求めているか」といった点が、願書や面接を通して判断されます。
受験対策をしっかり行っていても、園の方針と家庭の考え方にズレがあると、評価につながりにくい場合もあるでしょう。
受験する際には、「どう見せるか」よりも自分たちの考えを整理することが大切です。子育てをするうえで大切にしていることや、子どもとの関わり方を改めて言葉にし、園の教育方針と照らし合わせてみましょう。
また、面接では母親への質問が多いといわれているため、受け答えができるよう準備しておくと安心です。
親子のコミュニケーションが重視される
愛育幼稚園の入試では、子どもの受け答えや行動だけでなく、親子のコミュニケーションも重視されるといわれています。
面接や行動観察の場では、親が子どもの気持ちをどう受け止め、どのように声をかけているか、子どもが安心してやり取りできているかなどが、チェックされます。
親子の日常でのやり取りや空気感が自然に表れる場面でもあるため、その場で取り繕うとして無理があるでしょう。こうした理由が、倍率以上に難しいと感じられています。
一般枠が少ない年もある
愛育幼稚園の入試では、ここ数年定員数は安定しているものの、年度によって募集枠の内訳が変わる場合もあると考えられます。
縁故のない一般家庭が対象となる「一般枠」が少ない年もあるといわれています。兄弟姉妹が在園・卒園している家庭や、園と関わりのある家庭が多い年は、結果として一般枠が少なくなる可能性があるためです。
倍率は大きく変わらなくても、競う人数に対する枠が少なくなるため、難易度が高くなることがあります。募集枠の内訳や、年ごとの状況も難易度に影響するため、倍率だけで判断できないところです。
【愛育幼稚園】最新の入試倍率と難易度をプロが解説まとめ
愛育幼稚園の入試倍率は、およそ6倍前後といわれており、都内最難関の幼稚園と比べると極端に高い倍率ではありません。
しかし、実際の入試では家庭の教育方針や価値観、親子のコミュニケーションなど、数値では測れない部分が重視されるため、倍率以上に難しいと感じるご家庭も少なくありません。
また、年度によっては一般枠が限られる場合もあり、難易度が上がることもあります。倍率だけにとらわれず、園の教育方針と家庭の考え方が合っているかを見極めることが、納得のいく園選びにつながるといえるでしょう。
-2.png)








