白百合学園幼稚園に入園させたいんですけど、共働きだと難しいですか?とご質問をいただくことがあります。
私立幼稚園には、共働き家庭でも入園しやすいように保育が充実している幼稚園もありますし、そうではない園もあります。今回は、白百合幼稚園の受験事情や保育事情について解説していきたいと思います。
【白百合学園幼稚園】共働き家庭の受験事情は?
結論から言えば、共働き家庭でも合格することはできます。ただし、専業主婦のご家庭に比べて、乗り越えなければならない壁があるのも事実です。共働き家庭にはどのような壁があり、どのように対策すべきかを具体的に解説します。
ご家庭での育児・しつけの時間が不足しがち
共働き家庭では、親御様の仕事のスケジュールが優先されがちで、仕事のある日は慌ただしく過ぎてしまうことが多いです。そのため、お子さまとじっくり向き合う時間が取れず、基本的な生活習慣やしつけの積み重ねが十分にできていないケースがあります。
白百合学園幼稚園ではきちんとしつけが身についていることが非常に重要ですので、共働き家庭でもしつけを意識した子育てをすることが大切です。お仕事が忙しい中でも、限られた時間でしっかりと愛情を注ぎ、基本的な生活習慣を丁寧に積み重ねていってください。
受験対策の時間が取れない
幼稚園受験では、願書の作成、親子面接の練習、志望園の研究など、多くの準備が必要です。しかし、共働き家庭では、受験対策に時間を捻出するのが難しいのが現状でしょう。
特に、白百合学園幼稚園は試験内容が多岐に渡るため、多面的な受験対策が求められます。個別テスト、行動観察、親子活動、親子面接など、無理のないスケジュールで少しずつ準備を進めるようにしてください。
説明会・体験保育・面接への参加が難しい
白百合学園幼稚園では、モンテッソーリ教育や園の教育方針を知ってもらうために説明会や体験保育を開催しています。しかし平日に開催されるため、共働き家庭にとっては参加のハードルが高めです。
また、第一次考査・第二次考査、第二次考査の合格発表、入園手続きなども平日に行われますので、お仕事をお休みしなくてはいけません。
幼稚園受験塾に通うスケジュール調整が困難
受験対策のために幼稚園受験専門の塾や教室に通う家庭も増えていますが、共働き家庭では、塾の送迎やレッスンの付き添いに時間を割くことが難しい場合が多く見られます。
特に、白百合学園幼稚園は倍率が高く、合格を目指すなら幼稚園受験塾に通っておくべきです。もし、送り迎えやレッスンの付き添いができない場合、オンラインレッスンや家庭学習型の教材を活用するなど、自宅で対策することが必須です。
【白百合学園幼稚園】共働き家庭の保育事情は?
白百合学園幼稚園では、フルタイムの共働きだとなかなか難しいのが現状です。その理由は次の4つです。これらをクリアできるなら入園を検討してみましょう。
保育時間が短い
白百合学園幼稚園の保育時間は、平日午前9時(登園は午前8時40分〜午前9時)から午後1時半までです。水曜日は午前保育のため、午前11時までとなっています。延長保育(預かり保育)は行っていませんので、午後1時半(水曜日は午前11時)までにお迎えに行かなくてはいけません。また、4月初めに準備保育があり、お子さまの見守りが必要です。さらに、夏期休業、冬期休業、春期休業は休園となります。
もし祖父母などにお迎えや長期休業中の保育をお願いできるならよいですが、そうでなければフルタイムで働くのは難しいでしょう。
お弁当が必要
白百合学園幼稚園では、給食の提供がありません。そのため、午前保育の日以外は、毎日お弁当を作る必要があります。お弁当の時間が始まるのは5月からですので、4月はお弁当作りが必要ない分、お迎えが早い点にも注意しておきましょう。
通園バスがない
白百合学園幼稚園には通園バスがありません。最寄駅は次の3つで、いずれも幼稚園まで徒歩10分程度かかります。
- JR総武線「飯田橋駅」
- 地下鉄東西線・有楽町線・南北線・都営大江戸線「飯田橋駅」
- 地下鉄東西線・半蔵門線・都営新宿線「九段下駅」
保護者参加の行事がある
白百合学園幼稚園では、ご家庭との連携を大切にされています。そのため、親御様が参加する行事も比較的多めです。お子さまの成長の様子を間近で見られるのは嬉しいことですが、共働きの親御様だと負担に感じることがあるかもしれません。
【白百合学園幼稚園】共働き|まとめ
白百合学園幼稚園は、共働き家庭だと非常に難しい幼稚園です。そのため、受験においても園生活を送る上でも、様々な手段や工夫が必要になります。
受験では、願書作成や面接対策、家庭学習など、プロの手を借りるのが確実でしょう。弊社でも願書作成や面接レッスン、家庭学習サポートなど、白百合学園幼稚園に合格するための様々なサービスをご用意しておりますので、ぜひご利用ください。
保育でも、保育時間が短かったり、お弁当の用意が必要だったり、園行事への参加が必要だったりと、多くのハードルがあります。周りの協力を得たり、時短勤務にしたりするなどの工夫をして、落ち着いた幼稚園生活を送れるようにしましょう。
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